コーキングはヘラで均してもきれいに仕上げるには難しい
コーキング処理はヘラを使って均等になるように仕上げる事ですが、肝心なヘラをコントロールするスキルが必要なので初めての場合は相当難しいと感じます。自分も塗装作業には必要不可欠なので30年やっていても難しいと感じますね。ウレタン系と変成シリコン系の僅かな粘りの差でもコントロールする時にヘラの扱い方も変わりますし最後の均し終わりのがキレイにいくとプロの仕上がりとなりますね。
コメント0件エアコンのパイプカバーも塗装した方が良いの?
エアコンの室外機のパイプカバーも塗装した方が良いのかよく尋ねられますが、そのカバーも状態によって決めています。設置してから間がない状態では塗らない方が良いですし、外壁と同様に劣化していたら塗装した方が良いですね。外壁と同じ色で塗装すれば見た目もすっきりします。また、劣化してた方がプラスチックとの密着性が良いので塗装することをお勧めします。
コメント0件気温が高くなると作業に影響が出る事も
これからの時期は徐々に気温が高くなり塗装しても乾きが早くなると同時に溶剤系塗料は臭いが強く出るので狭いエリアの塗装工事は有機溶剤中毒になる事もあります。また、外部でのテープ養生ではテープから出る粘りも強くなりテープ跡が残る「ノリ残り」もでるので掃除するのも手間がかかる事もあります。気温が高くて作業しやすいだけではないのでその時の状況に合わせてその都度作業内容やテープの種類変更などしています。
コメント0件屋根にコケができるのは仕方ない⁇
住宅現場の塗装するタイプの屋根で塗り替えの時期が来ると緑色のコケや場所により黄色や赤色のような高圧洗浄をしても簡単には取れない程の強力に付着しているものもあります。コケは屋根の状態に左右され、屋根の勾配や水はけしやすい状態なのか、日当たりはどうか、周りの環境が森林が多いとかマンションやビルに囲まれているなどによっても大きく変わってきます。塗装するところがコケだらけならば塗装してもコケが邪魔して密着しない事もあるし、コケはできるだけ除去してから塗装する方が間違いなく良いと思います。コケが溜まるような状態では建物にとってもよくないのでできるだけ除去することが大事ですね。
コメント0件ブロックに塗装するには何の塗料が最適?
ブロックのようなモルタル系に塗装する塗料で一番最適だと思うのはやはり「水性系の塗料」です。塗料のノリがよく、塗っても乾きも早く、一度乾いたらしっかりと密着する最適な塗料だと思います。普通の水性塗料だけではなく水性の吹付塗装にも相性がよく良いですね。ただし、塗り替えのような下地がコケや水垢で汚れている場合は密着しにくいのでしっかりと洗って乾かしてから塗る事をお勧めします。
コメント0件鉄骨の塗装は刷毛の毛が切れたり抜けたりしやすい
鉄骨塗装は刷毛の毛がよく切れたり抜けたりしやすいとよく言われます。何故そうなのかというと鉄骨の角部分が意外と鋭利なため塗装する時に刷毛が擦り切れてしまう事が原因と言われています。大きな現場では何日も同じ刷毛で作業していると新品の刷毛でも毛先が擦れてRのような形となるので他の部分を塗るよりも刷毛の減りも早いですね。
コメント0件アルミの門扉を塗装するには目荒らし下地が大事
アルミの素材を塗装する時に確認したいことは「つるつるとしたブラウン系などのアルミ素材」もしくは「白などの色がついているアルミ素材」などたくさん種類はあると思いますが、問題はツルツル部材は塗装密着性が悪いので剝がれやすいという事です。少しでも剝がれにくい状態にするため目荒らしなどの素材をペーパーなどで細かい傷を付けて塗料の引っ掛かりを付ける必要があります。凄く手間のかかる作業ですが長い目で見たときに絶対に必要な作業です。
コメント0件トタンの継ぎ目は錆が出やすい場所です。
外壁トタンの継ぎ目はどうしても雨が降ると水分が浸み込みやすく、隙間がある部分から水を吸い上げるので錆が広がりやすいです。補修の塗装をする時にコーキングを打って補修しますが、隙間ができるような中途半端な打ち方ではまた水分が入り込んでしまうので確実にフラットになるように仕上げないと意味がないです。コーキング打ちもかなり難易度が高いので素人では難しく失敗しやすいです。
コメント0件無塗装の木の柱にハチがいたので観察してみると・・・
木の塗装してない柱にハチが止まっていたのでよく見てみるとガリガリと音がして木を削り取っていました。そうです、ハチは木を削って巣の材料にしていたのです。しかも新しい木には来ないで経年劣化してきた木材の部材を選んで少しずつ取っていたのです。活動時間は主に日中で手の触れるところにも普通に来ているので知らずに触って刺されるという事もあるかもしれません。対策方法は木を取り換えるのが簡単ですがコストがかかるので防虫剤の塗装をする方がお手軽のように感じます。
コメント0件鎧壁の杉板は日々乾いて隙間が開いてくる。
鎧壁の板張りは施工から数年で木がやせて乾燥などもあると思いますが木の隙間があいてきます。そしてその材質が杉板ならさらに瘦せてくるので塗装する時には隙間に塗料をしっかりと浸み込まさないとまた瘦せてきたときに塗れていない所もでてくるでしょう。杉板のような材質の板材を外部に使用する場合は施工の取り付け前に先に一回でも塗装しておきその後に施工して最終的に全体塗装した方が間違いないでしょう。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。