速乾錆止めも気温が高いと直ぐに濃くなってくる?
塗料の濃さは塗る前に薄めて塗り頃に調整しますが、気温が高いとサゲ缶の持ち運んでいる塗料も濃くなる時間も早くなります。また薄めた塗料を気温の高い場所に置いてあるだけでも溶剤系塗料は揮発するので自然と濃くなります。塗料の中でも速乾性塗料は思った以上に濃くなる傾向なのでこまめに調整が必要ですね。
コメント0件湿気が高い日の床塗装は乾きに影響する?
湿気の高い日の塗装工事は単純に「湿気が邪魔して乾きを遅くする」事が分かっています。特に水溶性の塗料の場合は晴れの日に比べて極端に遅くなることもあります。さらに溶剤系でも影響はあり水溶性まではないけど遅くなります。2液型の溶剤塗料も同様に遅くはなりますが反応硬化タイプなので時間が来れば確実に固まってくれます。湿気の多い日の塗装はあまり望ましくはありませんが、施工日に指定がある場合では仕方ないと思います。
コメント0件気温の違いで不具合が出る事が多いですね。
気温が30℃の時と35℃の時の温度差は小さくても乾き具合は大きな差があります。それは塗装してみると分かりますが、刷毛塗りで仕上げたくても塗っている最中なのに途中で塗料が少なく感じて塗り継に後から塗り重ねたと分かるような跡が残ります。この状況は気温に対して塗料の反応もものすごく速くなるので塗り継や塗りにくさも同時に感じると思います。
コメント0件屋根の塗装作業中に熱中症になってしまいました。
夏場の屋根塗装は塗料の心配よりも個人の体調管理が一番大事だと感じました。いつものようにカラーベスト屋根の塗装をしていましたが急に汗が滝に用に流れ出しぐったりとしたのです。なんだかいつもと違う感じで屋根から降りて水分補給をしましたが直ぐには体力が回復せず30分のロスタイムとなってしまいました。体力的にはもっとできるはずな感じでしたが屋根の上はいつもの気温プラス屋根の跳ね返しの光と熱気で体力を一瞬で奪われました。
コメント0件屋根のローラー塗りは高温の日中は避けるべき?
カラーベスト屋根の塗り替えで温度の高すぎる時は体力の消耗も早いのですが塗料が2液型の反応硬化タイプの遮熱塗装は昼休憩している間に塗料が硬化して使用できなくなることもあるので使いきれる程度の量を混ぜ合わせることが大事ですよね。日陰に置いていてもダマができる事もあるので注意が必要です。まだまだ暑い日が続きそうなのでこまめに休憩をとりながら作業したいと思います。
コメント0件内部プラスターボードの壁面強化はパネル貼りで決まり?
内部プラスターボードの塗り替え工事は多いですが、腰壁面だけはよく当って劣化しやすいので表面強化のためにキッチンパネルのような表面がツルツルの硬くて強いパネルを貼り補強する工事が増えています。プラスターボードの弱点は水や湿気に弱い事と柔らかいのでぶつけたときの表面劣化が早い事ですが、劣化しにくい仕様へすることで長期美観を保つ事ができます。キッチンパネル自体はなかなか高価なので戸惑いますが性能的には間違いないです。
コメント0件色を何度塗っても透けるのは隠ぺい力が原因?
塗料によっても違いますが、塗装した時にきれいに色がおさまるかどうかは塗料の「隠ぺい力」の違いでも差が出る事はあります。色の薄い色ほど隠ぺい力に優れた塗料でも下地の色が透けておさまりが悪かったり、何度も塗り重ねてやっと仕上げたという事もよくあります。塗料の色が透けて見えるのは単純にもともと塗りたい色が薄いのか、もしくは薄い色で仕上げたいと思っていた場合など塗装仕上げの状況はそれぞれ違います。
コメント0件下塗り材の塗膜はどんな役割をしているのか
外壁サイディングなどの場合でも下塗り塗装をしてから中塗りもしくは上塗り2回など少しづつ塗り重ねることに意味があるのですが、その中でも下塗り材は主に密着性を重視しているのだといつも感じます。下塗り材も錆止めやシーラーなどのプライマー系塗装など幅広いのですがどれも共通して言える事は「密着性能の向上」だと思います。
コメント0件シルバー色は薄めた方が色が揃うのか?
弱溶剤系のシルバー色塗料を塗るのにいつも原液をそのまま出して塗装する方法で施工していましたが気温が高いので銀色が表面に浮き上がらず乾き始めるのでムラが残ったままとなりますが、乾きを少しでも遅くすれば色が揃うのではないかと考えられるので薄め液で薄めて塗装すると意外ときれいに揃う可能性が高いと思います。但し、薄めた塗料はゼリー状に徐々に硬化しやすいので保存するには注意が必要です。
コメント0件シルバー色をきれいに見せたかったけど色ムラが消えなかった
鉄板の塗装でシルバー色塗装をしましたがいつもと比べて色ムラがあるように感じました。その原因は「塗装しようとしている素材の温かさ」です。秋・冬などと比べてもこの時期の塗装は塗装しようとしている物自体が高温となっている事が多く、暖かい所に塗料を付けた瞬間から塗料は乾こうとするので塗料の色ムラは発生しやすいと感じます。特にシルバー色は塗料を塗りつけてから表面に銀色が浮き出ようと作用するのでその時間や温度により均一に乾く事ができずに色ムラのような状態となってしまいます。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。