塗装している最中に風で落ち葉が飛ばされて塗装面に付着した
作業中に落ち葉などが風に流されて飛んで塗装したての部分に触れてくっつく事も意外と多くあります。作業中にくっつ場合は直ぐに取って塗り直すこともできますが、塗装完了後に風に飛ばされて付着することもあるので油断は禁物ですが仕方ないですよね。この場合、軽くふんわりとのるパターンと重たい枝などがのるパターンでは状態が違いますがほとんどの場合は塗装直後に表面は乾いてくるので翌日手で払う事もできると思いますが表面の傷み具合によってはもう一度上塗りを塗った方が良い場合もあるので状態確認が大事です。
コメント0件施工時間があまりない時に速乾仕上げは有効か?
速乾塗料はどの材料でも出ていると思いますが、錆止め材の速乾塗料は臭いの強い強溶剤系塗料(ラッカー系)と弱溶剤系塗料(塗料シンナー系)と分かれているので使い道に分けて施工してますが、塗り替え工事が多い場合は前に塗ってある塗料がどんな塗料で仕上げられているのか分からないのでどうしても弱溶剤系塗料で仕上げてしまいます。メーカーによっても塗料の性質上早く乾く材料なのかゆっくりと乾くものなのかは自分で確かめてから使用していますが、中には真冬でも弱溶剤系塗料の超速乾で乾くものもあるので冬の作業も安心して作業できますね。

塗り替え時に古い塗膜はできるだけとりたい
鉄骨などの場合、何度も塗り重ねしてある所では塗膜の劣化で何層も浮き上がってくることが多いのでスクレーパーなどで可能な限り取り除いて塗装しています。現場によっては電動工具を使用して塗膜の剝離をしたり、塗装条件によっては塗装面に剝離剤を塗って塗膜を剝がしたりと手間は相当かかりますが、ある程度取り除けば旧塗膜の段差を減らして仕上げれたら最高にいいと思いますがなかなか難しいですね。
コメント0件外壁の色を白色系から黒のつや消しへイメージチェンジ
せっかく塗装するのに色を思い切って変えてみたいと白色系から黒色へチェンジしたお客様に数年ぶりにお会いしてその後の周囲の反響はどうだったか聞いてみました。家の形状が比較的に四角い形で黒色に変わったとたんにシュッとした感じに見えたそうです。周りの方からはお店のようなどっしりとした落ち着いた感じになったねと言われたそうです。白色から黒色へ思い切った選択でしたが、大事なのは住む方のご意見やイメージもあるので予想以上の仕上がりでよかったと言われ嬉しかったです。
コメント0件今さら聞けない塗装の塗り方
塗装の塗り方のポイントは「薄く塗って、乾かして、また薄く塗るのを繰り返す」と意外ときれいに仕上がり塗料剥がれの心配もほとんどないですね。塗料って一度に大量に塗るとどうなるのか? それは「塗膜のひび割れ、剥がれ、塗膜の厚みのムラ」が起こり結果的にきれいに仕上がりません。とにかく薄くためないように色がかすれてもいいから薄塗りに仕上げるといいです。色の濃さは何度も塗り重ねれば揃ってきます。
コメント0件水性塗料は水性専用の刷毛じゃないとどうなるか?
水性塗料はどんな刷毛を使っても塗る事はできますが、水性専用の刷毛との違いは「刷毛の腰」です。油性専用の刷毛を水性塗料で使用すると刷毛が時間とともに柔らかくなって刷毛の形が塗ったまんまの状態になりとても塗りにくいです。それに比べて水性専用の刷毛は刷毛の腰があるというか弾力がありスイスイと塗る事ができます。これは本当に使ってみないと分かりませんが塗りやすさは段違いですね。
コメント0件夏に屋根の遮熱塗装したお客様に久しぶりにお会いして
夏ごろに屋根塗装した現場のお客様に久しぶりにお会いして遮熱塗装の効果に予想以上に遮熱効果を実感したとお礼の言葉をいただきました。とっても嬉しいですね。今では遮熱塗料の種類も無限にあり施工方法も様々な中で弊社で施工してよかったと言ってくれたことが本当に良かったですね。塗装工事を完璧に仕上げても最近では塗装の仕上がりの事を褒めてくれることも一切ないですし、出来て当たり前の世の中となってしまったことが若い子のやる気を削いでいるようにも感じていますので最高のモチベーションとなりますね。
コメント0件臭いが気になる方のほぼ無臭な水性仕上げ
住宅塗装でもほとんどの場所が水性系の仕上げが多いのですが、工場などでも場所により臭いの少ない水性仕上げを提案している場所もあります。それは室内の廊下や事務所の天井などで以外とお昼の食事をとる食堂など人の集まる場所の塗装工事にはやっぱり安心できますね。水性塗料の仕上げも以前に比べて飛躍的に丈夫な塗膜を作る事ができ外部塗装でも多く使用されています。「臭いの少ない塗料」以外にも「常にどこでも使用できる塗料」へと次第に変わっていくと思います。
コメント0件錆止め材と上塗り材では何が違うのか?
錆止め材と上塗り材の違いはそれぞれの特徴にあります。簡単に言えば、錆止め材は鉄骨などの下から錆を止める効果はあっても上からの表面を保護する効果は少ないですね。逆に上塗り材は表面を保護する力は強くても中から錆が出るのを防ぐ効果は弱いです。錆止め+上塗り塗装というのは両方のいいとこどりをしているという事なので理にかなっていると言えます。

濃い色を塗ったけど経年劣化で白っぽくなってきた。
塗装をした時の色から時間が経ち経年劣化で塗膜の力が弱くなると白っぽくなってきます。これはチョーキング現象と言ってチョークの粉が吹いた様な現象の事で塗膜の劣化が現れたときによく目にします。この現象は鮮やかな仕上がりの色ほど変化が大きく、真っ赤の色だったのがピンク色系に変化したとか紺色から水色に変化したなど変化の度合いも大きく感じます。この事を踏まえて長持ちさせたい色を選ぶときはなるべく濃い色は避けたいですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。