木の板にボンドがついているとオイルステインの色がつかない
よく失敗するのが木材に木工用ボンドがついていると浸透性塗料は木に浸みこまないので塗装することはできません。ボンドが木の表面をコーティングしてしまうので着色不可能となります。その場合はボンドのついている部分を削り取らないとダメですね。また、浸透性の塗料以外の通常の油性塗料なら木目は消えてしまいますが塗装可能です。但し、水性塗料は浸透型と同じく弾いてしまうので油性塗料でお願いします。
コメント0件上向きのオイルステイン塗装する時に気を付けること
上向きの塗装(天井塗装など)はとても難しく塗料の粘りの少ない塗料(オイルステインや防虫防腐剤など)ではとくに塗装道具の刷毛などから塗料が手元に伝って軍手をしてても手を汚したり周囲を汚してしまいます。意外と塗装している持ち手ではなく塗料が入っているサゲ缶の方が塗料がタプタプと揺れてこぼしてしまう事もしばしばありますね。塗料飛散を最小限にするためには、できるだけ少ない量を持ち運んで作業するようにした方がいいですね。
コメント0件外壁の色を選ぶポイントは少し濃い目で
外壁塗り替えの時に色決めをしますが、色見本のサイズが小さいので実際に塗ってみると大幅にイメージと違うという事が多々あります。見本のカタログは小さいので大きな面積となるとかなり薄い色と感じてしまいます。色決めをする時に悩む場合はアドバイスしていますので一言声をかけてください。色は少しの違いでも大きくイメージを変えてしまうのでとても難しいと思います。また、見本の色で決めるときは見本よりも少し濃い目の色を選ぶとイメージの色に近づくことが多いと思います。
コメント0件スプレーによる吹付塗装の奥深さを知りました。
今日もスプレーガンによる吹付塗装工事をしました。吹付塗装は昨日も同じようにしましたが今日は昨日よりもムラができたり吹きにくさを感じました。その理由の一つに昨日に比べて天気が悪く暗かったので吹きムラになりやすかったですね。あと湿度の変化です。晴れの時よりも曇りや雨では湿度が高く、湿度が高いと塗料の乾きも遅くなるのでいつもよりも余分に吹き過ぎると塗料垂れの恐れがあるので吹き過ぎもダメで少なすぎでもムラができてダメです。気温や湿度に左右されてもいつも丁度いいように仕上げができるように努めています。
コメント0件戸袋の吹付仕上げで気を付けているポイント
戸袋のみならず吹付を現場でする時は塗料飛散を考慮してシートやビニールでできるだけ囲ってから吹付塗装をしています。吹付塗装自体がほとんどなくなった理由として飛散防止の養生が大変で吹き付けした後の撤去する手間や養生の処分費など経費が掛かってしまいます。吹付と聞いただけで今では大変な工事だと認識しています。吹付するのはいいですが周囲にご迷惑をかけないようにできるだけ気を付けながら作業をしています。
コメント0件塗料の下塗りの大事な役割とは
今日はALC外壁の下塗りをしました。ALC外壁は分厚くて丈夫な外壁ですが力のかかる角のあたりはひび割れを起こしている所はよく見かけます。素材は気泡があり断熱性も素晴らしいので高価ですね。外壁塗装も ALC外壁に対応した下塗り材を使用して密着性を高めます。下塗り材も種類が豊富で選定も難しいのですが、昔から実績のあるものを使用して対応しています。弊社が下塗りを選ぶ理由として一番大事にしていることは「下地との密着性」と「上塗り材の性能を最大限に活かせる」事です。塗料性能は塗ってみるだけでも分かりますが、塗料が濃すぎても薄すぎてもだめですし下塗り材の上に塗る時に気持ちよく塗りこめる物など、塗っているうちに感覚的にわかります。また、気温によっても塗り心地が変わるので塗料の気持ちになって丁度いい状態で塗装できるようにしています。
コメント0件サイデイング外壁のコーキング打ち替え作業
今日は昨日からやっていたサイデイング外壁の目地処理という事で古くて傷んでいるコーキングを切り取り撤去して新たにテープを張り伸縮性のあるウレタン系のコーキングを打ちました。コーキングの乾燥時間は気温によって変わりますが今日のような暖かい日なら翌日には次の工程に進めるほどになっていますね。作業性もこのくらいの気温の方が動けて効率も上がるのでこの季節は塗装条件が良いと思います。
コメント0件玄関柱を電動工具で磨くと美しく仕上がります。
玄関柱の塗装をするのに下地処理で柱の表面を状態を見てから磨きます。塗り替えの場合は傷んでいることが多いのですが、そのほとんどが南側の半分から下の雨と日の当たる部分の劣化が激しいです。劣化の部分をよく見ると木の表面が瘦せて巣穴が開いているようにみえます。そしてその表面はとても柔らかくなっているので雨が降るたびに水を吸い込んで軟弱な表面となっていくのでこれ以上劣化が進まないように対策した方がいいです。対策の一つとして劣化している表面を目の細かい番手のペーパーで優しく当ててみてどこまで傷みが進んでいるかを確認します。柱の表面だけならペーパー処理でおさまりますが、真の方まで劣化が進んでいたら交換するという事をお勧めします。その柱が飾りであるのか、屋根の重量がかかっているのかの違いでも柱の役割が違うのでそのあたりをよく見た方がいいですね。
コメント0件低汚染セラミック塗膜とは
今では当たり前となりましたセラミック塗膜ですが、セラミックだと何が違うかというと簡単に言えば外壁に付いた汚れを雨が降った時に雨水と一緒に汚れも洗い流すという機能です。弊社は関西ペイントやトウペなどをよく使いますが、セラの塗膜は本当に汚れにくいと思います。汚れにくさに加えてフッ素樹脂なら色の変色もなく長い期間丈夫な塗膜を維持できるのでかなりお勧めです。ただ弱溶剤と言えども臭いがあるので、塗り替えの際には窓の隙間から臭いが流れ込むことがあるのでご了承ください。
コメント0件サイデイング外壁の目地コーキングは柔軟性があるものを
今日はサイデイング外壁の目地処理で打ち替えるために古く劣化したコーキングをカットして処分しました。劣化が進むと剝がしたときの柔軟性がなく少し引っ張るだけでちぎれてしまいます。コーキングにとって柔軟性はとても重要なことでサイデイング外壁の温度変化による収縮に耐えれるように動きに追随できるような柔らかさがないと長期間の保護はできません。最適なのはすぐ乾くアクリル系のものよりもウレタン系の乾きの遅い柔軟性と密着性に優れたものを選ばれるといいと思います。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。