ローラー塗りの利点とは
ローラーで塗るとどのような利点があるといいますと、刷毛塗りよりも早く塗れる・均等に塗る事ができる・吹付に比べて塗装が飛散しにくいなど現在の塗装工事の主力方法です。ローラーの種類もたくさんでていて毛丈の長さや毛の種類も豊富で普段から使っている方は分かると思いますが塗った時の感覚がすべて違います。最近では塗装した時の塗料飛散を抑えたものが増えたので塗料の含みも良くて作業性もかなりよくなりました。逆に言えば刷毛を使用する機会が減りましたね。
コメント0件塗料を塗った時の厚さで乾きも変わる
塗装をした時の塗膜の厚みによっても乾燥時間が変わります。例えばローラー塗りとスプレーガン吹付塗りとではかなり違います。一般に言えば吹付の方が塗料を薄めないときれいに吹きだせないので塗膜も薄くなります。塗膜が薄い分、乾きも早くなるので外部の工事では天候に左右されますが養生期間は短時間で済むので作業効率はいいですね。住宅塗装では雨戸や戸袋など鋼板の吹付塗装がありますが、きれいに仕上げるにはやっぱり吹付塗装ですね。
コメント0件鉄部の劣化を進める原因の一つは結露
倉庫の屋根などトタン屋根で冬場によく見られる結露ですが、油断してはいけません。家の倉庫の天井裏も少し錆びてきたかなって見ていたのですが、みるみるうちに錆の範囲が広がってきました。朝方は結露した水滴が至る所にポトポトと落ちるので嫌ですね。結露対策としては温度変化を減らすよう空間を設けたり結露防止剤の塗装・発泡ウレタン吹付など鉄部を劣化させないようにしたいです。
コメント0件塗装の密着性が劣る下地素材は
塗装した時に知らないうちに剝がれているという事ってありますが、それが早い段階で剝がれるのか数年後に剝がれるのかによっても違います。問題は早い段階で剝がれてしまうには理由があると思います。単純に下地がツルツルしているガラスやメラミン板などは塗料の引っ掛かりが少ないので剥離が早いです。また、温度変化によって素材や塗装した塗料の伸縮により浮いてきたり割れてきたりと剝がれ方も様々です。少しでも剥がれにくくする方法も多々あり、下地の目荒らし(ツルツル素材にペーパーを当てて傷をつける)事とか下塗り材を変えてみたり、木板の場合では通気性・透湿性に優れた塗膜を作らない浸透型の塗装など施工方法を変えるなどした方がいいと思います。
コメント0件吹付け塗料の吹き過ぎは危険
塗装工事にとって気を付けていることは気温です。気温によって塗料の濃さも乾燥時間も変化するのでそこが一番難しいのですが、冬の場合は塗装して少し乾いたので大丈夫という事はなくその後に塗料垂れしていることもよくあります。塗料垂れを起こしてしまうと波のような筋が出てしまうので予め削り取っておいた方がいいですよね。どちらにしても塗料垂れはの補修は手間がかかりますので垂れないようにギリギリを常に見極めて塗装しています。
コメント0件鮮やかな色を塗る時の注意点
鮮やかできれいな色を塗る時に注意することは塗装する物の下地の色がカギとなります。例えば真っ赤や真っ黄色などを塗る時に塗装する物の色が黒やグレー色の場合は下地の色に影響を受けるので思い描いたような鮮やかな色合いにはなりません。鮮やかな色を塗る場合は必ず下地の色が真っ白じゃないと鮮やかさを最大限に引き出せないのでとても重要なポイントです。下塗りを塗る際には白色のベース塗りをお忘れなく。
コメント0件仕事始めの準備
明日から始まる仕事に向けて車に積む道具をチェックしていました。いつも車に積んである道具は同じではなく、塗装する場所や工程によっても違う材料を載せ替えています。刷毛もこまめに洗い直したり使用済みの養生や塗料を片付けるなど意外とやる事が多いですね。きれいな荷台にしておかないと出したい材料がすぐ準備できるようにするためなので段取り時間短縮にするため重要な作業です。きれいな仕事は身近な所から清掃しています。
コメント0件2021 新年あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年の抱負はコロナに負けないように健康に十分配慮しながら仕事もコツコツと頑張っていこうと思います。今後も引き続きご連絡お待ちしております。
コメント0件今日で今年は終わります。
今年は何と言ってもコロナの影響が大きく仕事量も激減して大変な時期もありました。それに加えて7月の長雨で仕事がしたくてもできないという時期もひと月ほどありとても辛かったです。それでも応援してくださる方々によって何とか今日まで過ごす事ができました。とても感謝しています。来年度も予想することはできませんが、少しでも回復傾向となってほしいと願っています。皆様にとってよいお年をお迎えください。
コメント0件今年の仕事事情。
今年は年明けからコロナの影響が出始めて徐々に仕事量も減になってしまいましたが、仕事があってもできない状況もありました。それは7月の長雨です。毎日毎日雨が降り続き現場で待ちぼうけなど作業することもできませんでした。雨に加えて梅雨のような湿度も高くテープ養生などもノリ残りになるなどくっついてしまい養生はがしも大変でした。そして、晴れれば高温となり熱中症になりやすく作業は大変でした。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。