カラーベスト屋根など塗料が素材に吸い込むほど密着して剝がれにくい
以前に屋根のカラーベストを塗り替えした時に予想外の事がおきました。それは、「何度塗っても色が揃わない」という現象です。カラーベストの標準塗り替え施工手順では高圧洗浄水洗い・下塗りシーラー・中塗り1回・上塗り1回で完成となります。しかし、塗料の吸い込みが強い屋根の場合は、洗浄・下塗りシーラー・中塗り・上塗り1回目・上塗りの2回目と塗り回数が増える事と、それに伴い使用する材料が増えるという事です。塗り替えの年数や間隔の違いも屋根の劣化にかかわってきますので経年劣化の進む前に塗り替え工事をした方がいいと思います。
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鉄骨はこまめに塗るのが鉄則。
鉄部塗装はやはり錆が気になるので塗り替えをする事は多いですね。錆が広がってきてからでは錆止めだけでは抑えることはできません。下地処理の仕方や錆止め前の下処理材を先に塗るなど手間も費用も余分にかかってしまう事も。鉄部塗装の場合は錆る前に塗るという方が一番いいのですが、なるべく錆が大きくなる前に塗り替え塗装することをお勧めします。特に外部の鉄部は雨や湿気で錆の進行も早いので気をつけてください。
コメント0件ウッドデッキやバーコラなどの木部はこまめに塗って保護しましょう。
木部の塗装と言えばウッドデッキなどですが外部で雨さらしの所は木の傷みも早く劣化しやすいです。塗装は美観はもちろんですが保護がメインなので気の腐り止めや害虫などの食害などを食い止めたりする効果がありますのでこまめに塗装して保護しましょう。防虫剤は浸透性の塗料なので定期的に何度も塗る事により防虫性や撥水性などの効果が高まります。
デッキすのこ 塗装前 デッキすのこ 防虫塗装完成 コメント0件オイルステインを素早く塗って仕上げる
木材に塗るオイルステイン塗装は木の吸い込みがあるので1回塗りでは本来の色ではないです。2回塗りをするとようやく色がおさまってきます。本来であれば1回目を塗ってから数時間から1日程をおいて乾かし、2回目を塗るのが普通ですが、短時間で仕上げるには塗装したら数分後にウエスで拭き取ります。拭き取り後にもう一度塗ると意外と色がおさまるので塗り重ねのタイミングを計算しています。また、濃い色ほど色ムラが出やすいのでウエスで拭く力加減を調整してみると上手く仕上がります。
コメント0件これからの時期は風呂場のカビも繫殖しやすくなります。
風呂場のモルタルかけ落としのカビがどうしても繫殖してくるので防カビ材で塗装することはよくあります。カビが生えにくいように窓を開けたり換気扇を回したりしても意外と天井の角の部分は生えるのが早いと感じます。防カビ塗装は風呂場の壁面(腰壁)や床面(湯船)などをしっかりと養生して塗装していきます。風呂場という空間は狭いので防カビ材のような臭いの強い材料を使用するには空気を入れ替えて有機溶剤中毒にならないように作業しないと倒れてしまうので、換気設備(送風機)などを設置して作業するようにしています。
コメント0件コンクリートやアスファルト床の白線ライン塗装
白線ラインの塗装は工場などでよく塗装しています。エリア分けや横断歩道など色の消えかかった部分を塗り替え塗装で綺麗にしています。作業的には土や小石などを清掃して塗装面を乾かし、ラインとなる部分をテープを張って養生してローラー塗りをして養生を剝がすときれいに仕上がります。塗装するよりも養生する時間の方が長いと思いますが、手間をかけて塗装することにより真っ直ぐなラインを引く事ができます。
コメント0件シャッターの塗装時に気を付けている事は「チョーキング」
シャッター以外にも言える事ですが、塗装面が劣化するとチョーキングで白い粉が出ますが、その粉をきれいに拭き取る事で塗装密着性はよくなります。シャッター自体が動きますし、動いた時に振動が伝わってくるので下地処理をしっかりしないと剝がれやすくなってしまいます。下地処理の方法は高圧洗浄水洗いでもいいですが、より確実に処理するなら水道ホースで水を流しながらブラシ洗浄やウエスを濡らして雑巾拭きなどでもきれいにすることはできます。また、油が付着している場合も密着不良になるので塗装前に取り除いておきます。
コメント0件外壁でも塗りやすい壁と塗りにくい壁があります。
外壁の状況により塗装方法や塗装単価は大きく変わってきます。例えば、サイデイング外壁でも模様なしのツルツルした外壁とレンガ模様など凹凸が大きい外壁では作業スピードはかなり変わってきます。また、モルタル外壁では砂状のリシン吹付とツブツブのタイルベース吹付では塗料の使用量が変わるので単価に影響してきます。最後に最近流行りの板金トタンのガルバ仕上げの場合は折り目が深い場合があり塗りにくい事があり吹付で仕上げることがあるので養生費など高くなる傾向です。塗り替えの現場では塗りやすい外壁か塗りにくい外壁か見れば瞬時にわかるので簡単な場合はお値打ちに施工できる可能性がありますね。詳しくはご相談ください。
コメント0件鉄骨の塗装はこの時期いいですね。
今日は朝から鉄骨塗装をしました。今日は天気も良く空気も乾いて塗装する条件には最高に良い日でした。塗装しててもなんとなくわかりますが、塗り心地がいいのです。塗りやすくて密着性もバッチリで最高です。錆止めとの塗り重ね具合もいいですね。色ムラもなく予定通りに塗りおさまります。塗り替えをお考えならこれからの時期は特にお勧めです。
コメント0件白色系の樋塗装しました。
今日は樋の塗装をしました。樋も竪樋と軒樋の両方をしましたが色が白色系という事もあり色がおさまりにくい(色ムラが出やすい)ので今日は上塗りの2回目塗りでしっかりと塗る事ができました。樋の塗装も塗る色に大きく左右されます。白色毛やアイボリー系では色の透けるような感じで何度も同じ場所を塗ってしまうために塗り時間は茶色系に比べて倍以上に手間がかかってしまう事もあります。また、手間をかけないように色の透けにくい材料もあると思うので塗料メーカーに問い合わせる事もあります。何度もやっても気温や条件に左右されてしまいますが、30年程やっていても塗装の奥深さを感じますね。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。