倉庫の塗り替えでよく目にするチョーキング現象は拭き取りたい
物置倉庫などで劣化してくると表面がチョーキング現象でチョークの粉のようなものが出てきますがこれは塗料の塗膜の力が無くなってきたよというサインなので塗り替えのタイミングでもあります。塗装するにはそのまま塗ると粉が邪魔してせっかく塗装しても剥がれやすくなるので剥がれにくくするにはチョークの粉を洗い流すか雑巾などで拭き取ってから塗装するとしっかりと仕上がりますね。
コメント0件縞鋼板の下塗りはやっぱり白色でしょ。
上塗りの塗装する色によって下塗りの色を変える事はとても大事ですが、明るい色の上塗りを塗る時はほとんどが白色の下塗り材(錆止めの白色塗装)が多いですね。上塗りの明るい色とは原色の赤や黄色など、逆に青色や黒色、シルバー色などは赤錆色の錆止めを塗る事できれいにおさまりますね。全ての下塗りを白色がいいとは限らず赤錆い色の方が良い時もあるので最後の仕上がりの事まで考えて塗装しています。

縞鋼板の塗り替えをするのに清掃や下地処理は「手動?電動?」
縞鋼板は凹凸があるので歩いても足が滑りにくくなっていますが、塗装する場合は下地処理の清掃をする時や屋外では錆が発生したりと凹凸があることで作業がしにくいという事もあります。その縞鋼板も少量の面積なら手動でも大丈夫だと思いますが、大きな面積では工具や機械を使って清掃したり錆落としをしたりすることはできますが、ワイヤーブラシのサンダーケレンでも高速回転するので作業中にワイヤーが折れて周辺に飛散する事や場合によっては顔の辺りに飛んでくると危険なので、できるだけ手作業で清掃するようにしています。電動工具を使用する時は保護具の着用が大事ですね。

気温が下がってくるとコーキングも硬くなりますね。
塗装工事に欠かせないコーキング・シーリング工事では気温により施工時間も変わります。それは気温が高いとコーキングの素材も温められ柔らかくなるので施工しやすいのですが、寒くなるとコーキングの温度も低いので硬くなり出すときも握る力も余分にいるので施工は夏に比べて大変になります。ただ冬でもコーキング材を施工する直前まで温めてから使う事もできるので以前よりはやりやすくなったと思います。
コメント0件寒い時期の塗装作業は「電熱ベスト」がおすすめみたいです。
今日の塗装工事で仕事仲間の方が電熱ベストを着て作業していたのでどんな感じか聞いてみました。塗装作業の作業内容にもよりますが細かい作業をする時など体が冷える時には電源を入れて、常に体を動かして熱くなったら電源を切る事ができるので必要に応じて使用する事ができるので便利だと教えて頂きました。また、寒いと感じる場所へ部分的に温めることもできる機能もあるようなのでとても便利ですね。
コメント0件今流行なのか?紺色仕上げ。
最近、住宅外壁を見ていると青色系や紺色系の家をよく見ます。紺色は意外と濃いので黒色に次いで濃い色でも人気のある色だと感じています。紺色仕上げでも2パターンあり、いわゆる艶がある仕上げなのか艶の無い仕上げなのかということですが、サイディング外壁の場合は艶消し仕上げが思った以上に多く他のブラウン色やアイボリー系の色なども艶消し仕上げが多いですね。あと、少し前ではグリーン色の艶消し仕上げも多かったですよ。
コメント0件ALC外壁の艶消しの塗装仕上げが増えてます。
外壁の素材が分厚いALC外壁の塗装が多いのですが、色決めの時にあまり目立たないような今と同じ雰囲気で仕上げたいという方も多く「艶消し塗装仕上げ」を選ばれる方も多いです。素材によっても塗装工程や仕上がり感の違いで艶消し仕上げができない事もあるのですが、ALC外壁の場合は艶あり仕上げでも艶消し仕上げでも塗料は変わりますがどちらも同じ耐候性で仕上がるので家をしっかりと保護してくれます。ちなみにALC外壁の場合は艶消しでも艶有でも同じ金額で施工できます。

塗料が塗装してから乾くまでの間は塗料垂れを起こしやすい
塗りたては一番垂れやすいのですが少し時間が経つと塗装した表面が乾いて垂れそうな塗料も留まって乾いてきます。塗料垂れは塗るものによっても垂れる時間も変わります。その中でも一番垂れやすい素材はツルツルとしている鉄板とかプラスチックやメラミン板などです。壁のような垂直の場所では重力で下に垂れさがろうとするので仕方ないですが、このような場合でも垂れないようにするには「塗料のつける量を加減する」事や「乾きの速い塗料を使用する」など塗り方を工夫することにより軽減することはできます。
コメント0件木部のオイルステイン塗装の後にペーパー処理で劣化した雰囲気に仕上る
木部のオイルステイン塗装は何も塗ってない無垢の木の状態から色を着色することで希望の色にする事ができます。普通ではオイルステイン塗装で完成もしくはこの上にニスを塗って完成となりますが、今回は日常で使用していてちょっと古ぼけた感じに仕上げるにはオイルステイン塗装の後にわざとサンドペーパーを当てて角の部分を削り落とすと普段使いしているような感じに仕上がります。
コメント0件木製手作り棚の新規塗装オイルステイン仕上げ
木部家具の新規塗装で艶消しのオイルステイン塗装をしました。オイルステインの塗装の色はある程度何色でもできるので色調合しながら見本にない色でも作って塗装しています。今回はアンティーク調の敢えてちょっと古めな感じを出したかったので原色の色に加えて白色を加える事で強めのトーンから柔らかい雰囲気になるように調合してみました。塗装は塗りたてだと若干艶が出るので最初は分かりませんが、少し時間が経つと色も落ち着いてくるので思っていたイメージに近づけるようにしています。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。