モルタル壁に直接水性上塗りを塗ると
モルタル壁に直接上塗りを塗る事はできます。塗る前には高圧洗浄で洗っておくといいですね。上塗りを塗ると最初は分かりませんが塗料が乾いてくるとモルタル特有のクラックが良く見えるようになります。それを見えないように仕上げるには先に埋めておく必要があります。それは下塗り材です。大きいクラックはコーキングじゃないと埋めるのは難しいですが下塗り材で細かいヘアークラックなどはきれいに埋まるので直接上塗りを塗るよりも下塗りを入れてから塗装すると違いますね。
コメント0件鉄板の塗装した面が剝がれる理由は
以前行った現場で塗り替えは2回目という事で前回は他社で塗られて今回は弊社で施工する事になり現在の状態を確認したところ鉄板の一部がきれいに剝がれていました。その原因はいろいろあると思いますが、鉄部の油分が出てきて剥がれを生じたとか雨に打たれやすい場所のみきれいに剥がれているなど、実際に鉄板以外にもトタン面でも塗膜が劣化していない部分は硬い事が多く、その上に塗装しても密着不良などがおきて剝がれる事もありました。その場合はあえて塗装するのは避けたり、塗装したい場合は表面の目荒らし下地処理をすれば少しは剝がれを防止する事ができるでしょう。
コメント0件艶あり塗料で仕上げても何故か艶消しのようになってしまう原因
鉄部でもありますが艶あり塗料で塗って仕上げて翌日見ると何故か艶がムラ出て艶の無い所もあります。ほとんどの原因は素材が塗料を吸い込んでしまうので艶にムラが出てしまいます。また、屋根の塗装の場合も艶がなくなることがあります。それは夜露や気温の低下で霜が降りるなど、日中の気温と夜の気温の差が大きい時に屋根の仕上げをして翌日見ると艶がないという事はよくありますね。
コメント0件樋の塗装で塗り回数により艶の状態も変わります。
樋の塗装「竪樋や軒樋など」でいつも疑問に思う事があります。それは一回塗り仕上げの方がきれいに仕上がるという場合と二回塗りしないときれいに仕上がらないという事です。何故そのようなことになるのか?それは「劣化の程度」です。もちろん劣化しやすい素材というのもありますが、劣化してても一回塗りできれいに仕上がるものもあるので不思議ですね。ちなみに、弊社は一回塗りではわずかな塗り残しがあると気になるので必ず二回塗りしてます。
コメント0件サイデイング外壁のクリア仕上げの弱点
サイデイング外壁のタイル模様やレンガ模様など模様を生かした塗り替え工事も多く、劣化が進んでいない条件で透明のクリア仕上げの塗装をしています。クリア仕上げの一番の難点は「外壁の表面が劣化していない事」で、劣化して目地の色がとれていたり全体に色ムラが出ている場合はおすすめできません。クリア仕上げは今の状態がそのまま出てしまうために劣化していると傷んだまま仕上がる感じに見えてしまいます。塗り替えでクリア仕上げを希望している方には表面が傷む前に少しでも早く塗装した方がいいですが、年数としては新築から7年目から10年目くらいが本当は理想です。(素材や条件により劣化年数は異なります)
コメント1件今日から11月が始まりました。
先月に比べて気温もグッと下がってきたように感じますが体調管理には気を付けて作業しています。雨が降ると塗装工事はできませんでしたがお見積りや事務作業がありましたので気付いたら時間が過ぎていました。明日からはしばらく晴れが続きそうなのでとても助かりますね。住宅以外にも工場の内外部塗装があるので安全に体調管理も気を付けて作業していきたいと思います。
コメント0件溶剤系よりも乾きが速く臭いも少ない水性系の外壁塗装はお勧めですね。
今は外壁塗装でも水性系の塗料の塗装工事はとても多いですね。外壁塗装の場合は臭いが気になるのが普通でしたが耐久性の強い水性系の塗料が出てから主流となっています。そのメリットは窓の養生をして塗装すると溶剤系では臭いが窓の隙間から入って室内が匂うというのが当たり前でしたが、水性系の塗料に変わってから臭いがほとんど気にならないのでとても作業しやすいですね。しかも塗装直後も乾きが速くこの時期でも10分もあれば手で触れても付着することなく乾いているので作業性抜群で安心して作業できますね。
コメント0件モルタル・コンクリート外壁塗装で失敗しやすい事。
モルタルとかコンクリート外壁塗装でやっとけばよかった事は下塗りとなる「目止め」作業です。目止めとは細かい穴や隙間を埋めて塗装の仕上がりをアップする事ですが、粒子の粗いモルタル系専用の下塗り材で塗装することにより表面が滑らかになりきれいに仕上がります。この下塗りをしないで上塗りだけ塗装するとコンクリート系ではひび割れ(ヘアークラック)などは埋まらないので仕上げてもそのままひび割れが出てしまいます。また、大きなひび割れはコーキングで先に埋めて補修しておきます。
コメント0件トタン屋根の錆は赤錆が見えるようになると劣化も早くなる
トタン系の屋根「波トタン・セッパン屋根・タテヒラ」などは比較的丈夫な素材でできているので簡単には劣化しませんが、20年を過ぎるとぽつぽつと錆が発生してきます。赤色の錆が出てくると意外と広がるのも早く1年もほったらかしにしてたら大変なことに・・・そんな現場もあったので屋根だけは早めに施工しておいた方がいいですね。
コメント0件玄関の柱だけは自分で塗りたいという方へ
自宅の玄関柱を塗りたいという方へアドバイスいたします。柱は上の方より下の方が雨に当たりやすく傷みやすいというパターンが多いのでサンドペーパーや電動のペーパーサンダーで表面が滑らかになるまで研磨して耐水性のある防虫剤を数回塗り重ねると長持ちします。また、弊社では昔から実績のあるキシラデコールを使用してますが、臭いが気になる方は水性系の塗料のガードラックなどありますので周囲をしっかりとシートで養生してから塗装するといいと思います。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。