色の薄い色は何度も重ね塗りが必要です。
色の薄い色や鮮やかな色ほど仕上げるのが難しく失敗しやすいので、失敗しないためにもそのポイントを押さえておくと為になります。薄い色の塗装は一回塗っただけではきれいに仕上げることはできません。塗ってから乾かしてを繰り返し色がおさまるまで塗ってみる事も大事ですが、塗装してから時間を空けて翌日に塗るという事もとても大事な事なのです。塗装間隔はとにかく一回塗ったらしっかりと乾かす事でその後の色のノリも良くなり鮮やかな色も仕上げやすくなります。
コメント0件ザラザラしている壁面の養生テープは「粗面テープ」が有効
表面がザラザラしている場合は普段から使用しているテープでは密着力が弱くてすぐに剝がれ落ちてしまいます。しかし、そんなザラザラ面の養生を可能にしているのが「粗面用のテープ」です。壁面が砂状のザラザラ面で密着不良を起こしやすい場合でも粗面テープは柔軟性があり粘着力も高く作業性も良いですね。もっと密着力を上げるにはテープを押さえるハンドローラーがあるので素地や下地の状況に合わせて使用するのもいいですね。
コメント0件速乾性のある水性塗料はとても使いやすい。
水性塗料は簡単に扱いやすく臭いもなく作業性も良いのでよく使用しています。その水性塗料の最大の魅力は「乾きが早いので一回塗って色が透けても何度も塗り重ねる事ができて作業性も良い」事です。塗装工事の中でも早く乾かしたい部分で言えば通路などの床塗装工事です。歩く部分は足で踏みつけるので速乾性を求められるので下地の状態にもよりますが水溶性塗料の塗装も使い道によってはいいですね。
コメント0件リシン吹付面に塗装するには下塗りが必須です。
リシンなどの砂状の吹付面に刷毛やローラーで再塗装する場合、頑張れば塗る事はできると思いますが直接色をのせるには色ムラが生じます。なぜなら砂状の面は色を吸い取るほど乾いている事と砂と砂の隙間に塗料が流れ込むため直接上塗りを塗るのは難しいです。なので下塗りを先に塗ってしっかりと浸み込ませておいてから上塗りを塗ると色ムラもほとんどなくきれいに仕上がります。下塗りは言わば「捨て塗り」という感じですね。
コメント0件コーキングの乾く時間は下地の素材の違いによります。
コーキングの乾燥時間は気温や湿度に影響されるので季節により違うと思いますが、コーキングを打つ下地の状態の違いにより乾き具合も当然違ってきます。下地が鉄骨でコーキング処理をした時とALCパネルのコーキング処理ではどちらの乾きがはやいのか?それはALCパネルの方がはやいです。それはALCの方が乾燥しているというか素材自体が乾燥気味なので乾かす力が強いですね。鉄骨も比較的に乾きははやいのですが素材の乾き具合は外気に影響しているのでALCパネルの方が乾きは優れていますね。
コメント0件波型トタン屋根は刷毛で塗る時代からローラー塗りへ
波型屋根トタンや壁トタン共にいつもは刷毛塗り仕上げをしていましたが現在ではほとんどローラー塗りですね。なぜローラー塗りに変わったというと「ローラー塗りの方が均等に塗れて仕上がりも良くきれい」だからです。昔の塗料と変わり塗料の密着性もupしたことで刷毛塗りの方が密着性がよかったのに今ではローラー塗りでも十分な丈夫さを得られるので作業性もよく溝の深い部分も毛丈の長いものを使用すれば早くきれいに塗れて満足しています。
コメント0件日当たりの良い所で色の調合をしていたら色物の表面が乾いて皮が張ってきた
現場に日陰がなく色の調合をしていたら塗料の色もの(原色の黒色・黄色・赤さび色)の塗料表面が乾いて薄い皮が張ってしまいました。塗料の乾きもいつもより暑いという事もありそれに伴い塗料の乾きも早くなりますね。色調合しているうちは塗料を混ぜながらいるので大丈夫ですが、見本の色と同じ色ができてるか確認するときに塗り板で見ているうちにその塗料も乾きが早くてびっくりしました。
コメント0件鉄骨塗装でお勧めの色は・・・
建物の鉄骨塗装でお勧めの色はたくさんあります。定番のグリーン色系(少し薄いカームグリーン色)や建物の色に合わせたモノトーン系の黒やグレー色系などが多いと思います。明るめの色が好みならシルバー色も鉄骨と相性がよく剝がれにくくて長持ちしますのでお勧めですね。塗り替えの工事も同様に色を変える事ができますのでスタイルに合わせた色選びができますね。
コメント0件まだまだ暑い9月の始まり
もう9月というのにこの暑さは何でしょうか。塗装作業も日陰になる所を選んで行っていますがなかなかうまくはいきませんね。気温が高いので下地処理のコーキングや塗装の面でも予想以上に乾きが早く塗り方も工夫しないとうまく仕上がらないなど、そんなこともいろいろ考えながら作業しています。何よりも気温が下がって本来の9月になってほしいと願っています。
コメント0件床塗りは塗料の組み合わせや塗装工程など奥が深い
塗料の塗り替えでいつも気にしているのが「塗装していあるその上に新たに塗装することできれいにはなるけどその後の密着性や耐久性能はどうなるのか」という事です。塗装はなんでも塗ればいいという事ではなく「剥がれないように下地の状況を見極め大丈夫だと思う塗料を見極めてから塗る」という先のことまで考えて塗るという事がとても大事なんですよね。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。