冬の水性塗装仕上げ
冬場の塗装は寒いけれど自分はいいと思っています。その理由はやはり「空気が乾燥」しているので通常よりも気温に関係なく乾いてくれるから作業性がよくて塗装の密着性ももちろん良いですね。ただし、雨の日や雨が近づいているのに作業する場合は湿度の関係もあるので乾きは極端に遅くなります。冬場の作業は冷たい強風が吹くことも多いですが、風で塗料も吹き流されることもあるので周辺の養生シートなどは確実にしておきたいですね。
コメント0件変成シリコンとウレタンコーキングの性能と違い
コーキングの性能は素材により異なります。変成シリコン系のコーキングは乾きが早くある程度の伸縮性があり使い易い材料です。そしてウレタン系のコーキングは乾きが極端に遅く冬場の工事にはあまり適していませんが伸縮性は驚くほど柔軟性があり施工後も亀裂の起きにくい素材ですね。塗装作業では塗装工程や施工日数を考えてどちらにするのか、施工の急所のみウレタンを使用するのか考えて作業しています。
コメント0件塗装の重ね塗りのタイミングは塗料により違います。
塗料の塗り重ねのタイミングの比較的に早い塗料は水性系塗料です。季節に関係なく塗料の乾きが早くて作業性が良いのは水性塗料ですね。塗装しても直ぐに乾いてくると色変えなどの時に前に塗装した色が溶けださなくてにじむ心配もなく作業性が良いです。乾きが早い事から下塗り後の中塗り作業や上塗り作業がスムーズに行えて水性塗料とは言え仕上がりもとても良いと感じます。
コメント0件外壁のコーキング打ちは保護だけじゃなく塗装密着性など奥が深いですね。
コーキング工事は何度施工しても難しく感じます。それは気温などによって施工時の硬さも伸びも変わるので手先の感覚も変わりますね。コーキングの性能は伸縮性ですが、その上に塗装するのでコーキングと塗装の相性っていうのもあります。シリコンシーラントが打ってある場合は塗装しても塗料が弾いて塗れないので塗装がのるコーキング剤じゃないとダメです。現場によっては予めサッシュ枠などに施工してあることが多いので切り取りなどで打ち換えるなどの対応もしています。
コメント0件塗装は下塗りとの組み合わせで早くきれいに仕上がる。
塗装の仕上がりが良いのは当たり前ですが、時間がない時に早くきれいに仕上げるには下塗り塗装と上塗り塗装の組み合わせにあると考えています。その組み合わせ方も複雑で下塗りよりも上塗り塗装の方が溶剤系の強い材料(速乾塗料)で塗装すると下塗り材にしわが寄ったり不具合が発生する事が多いので下塗りよりも少し弱い上塗り材を塗装するように組み合わせる事は簡単の様で結構難しいんですよね。
コメント0件外壁が劣化するとチョーキング現象が発生する
外壁塗り替えの時に高圧洗浄で洗いますが、劣化している外壁に高圧洗浄をかけるとどうなるか分かりますか?劣化した外壁はチョーキングという粉が吹いて出てくるので洗うたびに粉が溶けだして洗浄した水が真っ白になって出てきます。塗り変えの時はチョーキングの粉が残っていない方が新たに塗る塗料ものりがいいのでできるだけ丁寧に洗えると結果的には次の塗装も長持ちしやすいですね。
コメント0件セメント系の防水床塗装は風の勢いで乾きが向上する⁇
今日は風がとても強かったですね。日中は風の勢いが強くて体がもっていかれそうになりました。風の強い日は塗装工事には向いていませんが塗料飛散に配慮ができていれば問題なく塗装できます。風の強く当たる部分は塗装の乾燥も早く乾き待ちすることなく中塗りを塗る事も可能ですね。ただ体も芯まで冷えるので休憩なしで動き続けないと寒くなるので体力の消耗も半端ないですね。
コメント0件少し古くなった木材に防虫剤を塗装したけど色があまり付かなかった
防虫剤のような木材に浸み込ますような浸透型の塗装の場合、塗った時に分かりますが色の付きが悪いことが多々あります。その原因は「木の硬さの違い」です。木の硬さが硬い場合は繊維に浸み込みにくいので木の表面を研磨して塗料が染みやすい状態にしてから塗装するなど様子をみます。また、柔らかい浸み込みやすそうな木材でも年数が経つにつれ乾いてくるので同じように硬くなりやすいです。
コメント0件雪の日の高圧洗浄作業
今日のような雪の降る日の高圧洗浄作業はとても大変です。先ず朝から水道の蛇口が凍結して水が出ないかもしれないという不安や洗浄機のエンジンがうまくかかるかわからない事。そして今日のような雪が塗装予定の屋上に積もる事で洗いにくいし、雪に水が加わるとシャーベット状になり排水溝を塞いでしまうので余計に手間がかかってしまいます。また、足場に積もった雪で滑りやすくなるので足元にも十分に注意して作業しました。
コメント0件艶消し塗装の使用例
艶消しの塗装と言えば住宅で言えば外部ひさしなどの天井ですが、内部でもモルタルやプラスターボードの壁面や天井面ですね。艶消し塗装の弱点は「汚れが付いた時に拭いても取りにくい」事です。艶消し剤は塗装面がザラザラになるので汚れが入り込んでしまい取れにくいと考えられます。なので直接手で触れない天井面などの場所はお勧めなのです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。