色見本は小さなカタログでは分からない?
お客様と色決めをする時に色のイメージや建物に合っているのかをこちらで判断してご提案しています。見本板や見本帳では本当に思っている色と合っているのか違っているのかをまず判断しないといけないので迷いがある方は実際に家の隅に塗ってから判断してもらいます。また、カタログのように平面に塗って仕上げてあるものに対しても模様があったり目地がある外壁の場合はさらに雰囲気が変わって見えるでしょう。
コメント0件外壁状況を見ればひと目でわかる外壁の状態診断
外壁の素材によりその状態はそれぞれですが、劣化のしやすさなども違ってきます。一番気になる外壁は「モルタル外壁」です。モルタル壁の場合はひび割れのクラックがおきやすくしかも斜めにひび割れが広がるため漏水しやすく内部劣化が心配されます。また、サイデイング外壁もやはり目地のコーキング劣化によりひび割れの隙間から水の侵入も考えられます。漏水の心配の少ないトタン外壁は錆の心配はあるものの耐久性のある素材なので穴が開くまでしばらくかかると思いますがコーキングと比べても長期保護という面ではガルバリウム鋼板の外壁素材が特にお勧めですね。
コメント0件同じ塗料のランクでも単価が違うのは何故
同じ塗料でも見積りをしてみるとそれぞれ単価は違うと思いますがそれはなぜでしょう。それは同じランクの塗料でも安い塗料に比べて高い塗料は何倍もすることも普通にあります。高い塗料は安い塗料に比べて数倍も丈夫ですが、丈夫だけではなく「塗りやすさ・塗装する時の塗りやすさや乾き具合など」作業性も良いので仕上がり感も全然違います。この違いの差は数年かかるので材料を見ただけで判断するには絶対に見抜けません
コメント0件ほとんどの塗り替え塗装工事には害虫が付きもの?
塗り替え塗装工事で一番厄介なことは「害虫が住み着いている」事です。害虫と言ってもスズメなどの鳥もいればコウモリもいますし、攻撃性の高いスズメバチの巣があったり、サイズが大きくなるとタヌキやハクビシンなども出たりします。その中でも比較的穏やかなコウモリは住み家への入り口を塞げば入る事はできなくなります。コウモリの糞なども伝染病などの影響が出る恐れがあるとよく聞くので油断はできませんが塗装工事の間に何とか穴を塞ぐ施工をしたいと思っています。
コメント0件下地がザラザラしていると艶が出にくい?
塗装する物がザラザラしていると思ったよりも艶が出ない事が多いです。ザラザラしていると塗料がマダラになり塗装した時の仕上がりも凸凹になるので艶は抑えられてしまいます。凸凹している事で何度塗っても光の反射方向があちこちに散らばり、互いの光を打ち消しあう事もあるので思っているほどピカピカしないのはこんなわけですね。
コメント0件塗装する鼻隠しの板金が塩ビ鋼板だった。
塩ビ鋼板の板金は今ではとても少なくなったと聞きましたが、住宅の塗り替えではまだまだ普通によく目にします。塩ビ鋼板はちょっと特殊で、塗装すると若干の不具合が出る事もあります。それは密着の悪さと塗装の乾きが悪くベタベタといつまでも粘りが残る事も有名です。その部分をうまく塗るにはしっかりと下地をきれいにして何度も塗らず薄く均一に塗り広げる方法がベストですが、素材によっては何をやってもべたつく事もあるので専用の下塗り材を塗装してから上塗りをすると不具合の心配なく仕上がると思います。
コメント0件コケの上は塗っちゃ駄目ですよ。
屋根の塗り替え工事をしました。屋根の状態は見た目ではわからなくても表面には薄いコケの層があって、それに気が付かず歩いてしまうと滑って転倒する可能性が高いです。そしてその屋根が少しでも濡れていたら完全にアウトです。目には見えないコケでもしっかりと高圧洗浄で洗い流しよく乾かせてから塗装するのが基本ですのでコケの除去は絶対に必要です。
コメント0件軒樋の塗装をする時、繋ぎ目からコケが出ていたら要注意。
軒樋の塗装をする時につなぎ目からコケが出ていたら水漏れしている証拠ですが、水漏れよりも心配なのが樋の老朽化です。水漏れと同時に素材の力も弱くなっていくのでさらに割れやすくなってしまいます。コーキングなどで一時的に止水する事ができてもつなぎ目は温度変化で伸縮するので状況は変わりません。あまり大きな漏水があるならその原因をよく確認した方がいいと思います。
コメント0件屋根の塗装は一般にどのくらいで乾くのか?
屋根塗装をした時によく聞かれる質問で「塗装してからどのくらいで乾くのか?」とか「塗装後すぐに雨が降ってきたらどうなるのか?」などよく聞かれます。この時期でしたら水性塗料でも油性塗料でも弱い雨なら何の問題もありません。しかし突然の大雨が降った場合は油性塗料は水滴の跡が残る事がほとんどですが水性塗料は塗料が溜まって乾ききっていない場所に関しては溶けたり洗い流されたりする事もあります。屋根塗装の場合の気象状況と塗装作業は慎重に見ていますが大雨の場合は予想外なことも起こりえるので判断は慎重になりますね。
コメント0件工場での文字看板の取り付け作業
工場で塗装工事をしているとたまに「塗装のついでに文字も入れたい」と依頼される事があります。工場なので一般に危険個所の表示や安全に作業するのにどこに注意すればよいのかを言葉にして表示することも多いです。段差があれば転倒注意など色を変えて分かりやすくするなどちょっとした事でも知らずに通って大けがをすることもあるので言葉や文字の表示は大事だと感じています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。