コーキングの劣化具合はそれぞれ異なる
コーキングが劣化して亀裂やひび割れがおきますが、コーキングの種類によって変わることはわかりますが素材の状態によっても亀裂のしかたは変わります。やはり下地が変化・変形する代表的なものはサイディングです。サイディングは伸び縮みしやすく、年数が経つと最終的にはかなり縮む傾向にあるので目地のジョイント部分は両側に引っ張られ大きく隙間が空いてしまいます。下地が動くものは普通の亀裂と違い傷みが激しいので劣化が大きくなる前に様子を見て打ち替えする方がいいですね。
コメント0件足場に上がると見えない所がみえてくる
現場見積りから仕事の依頼を受けて足場を設置して塗装工事が始まりますが、同じ現場が一軒もないように現場の状況(周囲の状況・立地状況)によっても外壁の傷み具合やコケの生え方も違ってきます。足場の上で一日中作業していると下から見えなかったひび割れや隙間・陥没穴などより詳しくみる事ができます。逆に言えば見積りの時に見逃している所が沢山あるので、できるだけ足場のあるうちに補修・修繕工事が行えるようにその都度対応しています。
コメント0件冬の高圧洗浄作業
足場も組み終え外壁の高圧洗浄をしました。この時期の洗浄はとても厳しいですね。とくに外壁よりも天井部分では上向きに洗うので水滴が滝のように降り注ぎ逃げ場はない。雨カッパを着てても冷たいし、背中の部分は汗の逃げ場もなく蒸れて休憩時には体が冷えてとても冷たく風邪をひいてしまいそうになります。この時期は急激な温度変化が起こりやすいので体調管理に気をつけて作業したいですね。
コメント0件塗装用の足場を作る
今日は住宅用の足場の組み立てをしました。住宅と言ってもいろんな形がありますよね。平屋の低層から3階たての高層など、組み立てに真っ直ぐな正方形や長方形は組みやすいけど、入り組んだ部分があったり2階建てとは言いつつロフトがついてるなど、ロフトと聞いただけでも3階建てじゃない?とか思いつつ組み立てています。鉄の足場を組み始めてはや25年。もう四半世紀もやっているのだとしみじみ感じてしまいました。やっているといろんなことにぶつかります。玄関部分は通りやすいように邪魔にならない位置に設置するとか、シャッターガレージの部分は足場が当たらないように工夫するなど一つ一つ考えながら組み上げなければならず奥が深いとつくづく思います。
コメント0件冷たい雨と時々雪が舞いました。
今日は予想以上に冷たい雨が降りました。塗装工事は手先をよく使うのでしびれたり、指先の感覚がなくなったりとよくなります。住宅の場合はやはり家の角や屋根上は風がよく通るので体が芯まで冷えてしまいますね。また、屋根の上で一日中仕事している屋根屋さん・瓦屋さんは冬の冷たい風の中作業しているのでものすごく大変だと思います。しかも瓦の表面が凍っていることが多いので滑りやすく自然と足元に力が入り神経もすり減らして作業しているので大変なことです。
コメント0件色の調合するときの注意点
建築塗装では色調合するときにはいわゆる原色の色で黒・赤さび色・黄色・白色である程度の色を作る事ができます。ですが、緑色系や青色などは別に紺色が必要ですが普段はあまり使いません。いつもはベースとなる色の3色を上手に混ぜ合わせて色を作ります。例えばアイボリー系の色は3色と白色を混ぜてバランスをとります。でも塗料は明るい色ほど変化しにくい(色が効きにくい)ので黄色は3色の中でも使用頻度も多くすぐなくなってしまいます。逆に黒や赤さび色は少しの量でも変化するので入れ過ぎてしまうと元に戻すことが困難になりますので注意が必要です。また、こげ茶色系の色に色味が濃いので薄くしようと白色を入れますが、意外と白色も少量で変化しやすいので油断できません。
コメント0件塗装工事に必要なのは・・・
塗装工事に必要なことは準備と段取りです。ただ塗装工事の塗装することは簡単ですが、周囲を汚さないように養生したり塗り替えの場合では下地処理をして剝がれないように塗装することです。塗装はただ塗ればいいだけというわけではなくて準備・段取りが8~9割りと言っても過言ではありません。しっかりと準備して施工すればきれいな仕上がりとなること間違いないです。
コメント0件ローラー塗りの利点とは
ローラーで塗るとどのような利点があるといいますと、刷毛塗りよりも早く塗れる・均等に塗る事ができる・吹付に比べて塗装が飛散しにくいなど現在の塗装工事の主力方法です。ローラーの種類もたくさんでていて毛丈の長さや毛の種類も豊富で普段から使っている方は分かると思いますが塗った時の感覚がすべて違います。最近では塗装した時の塗料飛散を抑えたものが増えたので塗料の含みも良くて作業性もかなりよくなりました。逆に言えば刷毛を使用する機会が減りましたね。
コメント0件塗料を塗った時の厚さで乾きも変わる
塗装をした時の塗膜の厚みによっても乾燥時間が変わります。例えばローラー塗りとスプレーガン吹付塗りとではかなり違います。一般に言えば吹付の方が塗料を薄めないときれいに吹きだせないので塗膜も薄くなります。塗膜が薄い分、乾きも早くなるので外部の工事では天候に左右されますが養生期間は短時間で済むので作業効率はいいですね。住宅塗装では雨戸や戸袋など鋼板の吹付塗装がありますが、きれいに仕上げるにはやっぱり吹付塗装ですね。
コメント0件鉄部の劣化を進める原因の一つは結露
倉庫の屋根などトタン屋根で冬場によく見られる結露ですが、油断してはいけません。家の倉庫の天井裏も少し錆びてきたかなって見ていたのですが、みるみるうちに錆の範囲が広がってきました。朝方は結露した水滴が至る所にポトポトと落ちるので嫌ですね。結露対策としては温度変化を減らすよう空間を設けたり結露防止剤の塗装・発泡ウレタン吹付など鉄部を劣化させないようにしたいです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。