鉄部のお急ぎ塗りは下塗りの乾き具合によります。
鉄部塗装の仕上げ塗りで早めに塗って仕上げるには下塗りとなる錆止めもしくは白色の下塗り材がいかに早く乾くかが重要になります。しっかりと乾かした方が当然上塗りのノリも良いのですが、時間がない場合は速乾性の下塗りを選んで上塗りを上手にのせる事ができればきれいに仕上がります。速乾性の下塗りもたくさん種類がありますので本塗りをする前に試し塗りをした方がいいですね。
コメント0件風が強いと足場が揺れて危険な事も
風の強い日の仕事は意外と大変で、養生が張りにくかったり塗装も乾きが早くなるので塗りにくい事もあります。その中でもやはり足場のネットに風の抵抗を感じるので思った以上に揺れて塗りにくい事もよくあります。特に上の方は風が抜けやすいので注意しながら作業しています。
コメント0件寒くなると鉄板の裏が結露して塗装できない事も
これから寒くなってきますが寒くなると鉄板などは結露して水滴が付くことが多いので直ぐに塗装する事ができないという事がたまにあります。結露したところはウエスで拭き取るか扇風機で風を当てて乾かすなど対策をすれば塗装は可能です。ただその手間はかかるので塗装する際には最初から予想して仕事の段取りなどしています。また結露の原因は急激な温度変化がある時なのでそんな時は要注意です。
コメント0件屋根の角度は緩い方が塗りやすいのですが・・・
屋根塗装をする時に思うのが「屋根の角度が緩い方がいいなぁ」っていつも思ってしまいます。角度がきついと塗る時の体勢を維持し続けるのも大変ですし足腰の負担もありとても大変です。特に金勾配の場合では屋根足場にしがみついて作業しないと落ちてしまうので相当体力を使います。しかしその反面、雨が降っても水の流れが早いので水はけが良くコケが付きにくいという事もありますね。
コメント0件薄膜の床用塗料は水滴を見たら防水性に優れていると実感します。
床用の塗料でも薄膜の一般の塗料ですが、雨に濡れて水が弾くと水滴が盛り上がるように弾いているのを見て防水性に優れていると実感します。外部では雨でも酸性雨の影響や紫外線、砂埃など内部に比べて過酷な条件となりますがしっかりとした下地処理(高圧洗浄)や場所により研磨など下地処理を上手くすれば塗料密着の心配もなく外部でも丈夫な塗膜を作る事ができます。
コメント0件溝が多くて深い場合は塗りにくいので時間がかかります。
先日倉庫屋根の塗装をしました。屋根の形状が複雑で屋根の強度を上げるために凹凸が多くその溝は深かったのでとても塗りにくくて時間がかかってしまいました。刷毛塗りやローラー塗りと塗り方を変えても時間は変わらず思ったよりも手間のかかる作業でしたのでこのような形状の時は気を付けようと思いました。
コメント0件曇り空は見にくくて塗装しにくい事が多い
塗装は見た目が大事なのでしっかりと確実に仕上げたいのですが、曇り空だと周りも白く濁って見えるので案外塗り残しが出たりします。いつものように感覚で塗れたと思っても晴れた日に見ると意外と塗れてない事もよくあります。そんな時は角度を変えたり時間帯をずらしてみたりと工夫しないといけません。また翌日見るとはっきりとわかる事が多いですね。
コメント0件日当たりにより塗り残し部分が見にくい所も。
塗装の仕上げ塗りは塗り残しが無いか確認して仕上げていますが、どうしても角度により日当たりなどの目の錯覚等もあるので塗り残しが出てしまう事もよくあります。特に午前中と午後の同じ場所でも雰囲気は変わりますし日の角度もとても重要となるので何度も同じところを歩いて確認しながら塗り残しがないようにチェックしています。
コメント0件11月中旬でも最高気温は25℃って
この時期になるともう少し寒さを感じると思いますが、気温も高くて塗装作業をするには良い条件だと思います。しかし本来ならもう寒くなる時期ですので異常なほど暖かいと言えます。そして台風もたくさん発生してどうなっているのか本当に不思議です。また明日も良い天気となるようでありがたいですが、このままだと秋はおろか冬もなくなってしまうのではと思ってしまいます。
コメント0件上塗りが仕上がったと思って翌日見たら艶があまり出てなかった
塗装と言えば艶あり仕上げが定番ですが、寒くなってくると夜露などが降りて艶消しの様な仕上がりとなってしまいます。ですので艶有仕上げな場合はできれば午前中に仕上げておきたいですね。これは弱溶剤系塗料に関してですが水性塗料の艶あり仕上げでは問題なく艶を落とさずに仕上げることはできます。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。