乾燥しきってない木材に色を塗ると不具合を起こしやすい
外壁に板を貼って仕上げてある場合、防虫剤などのオイルステイン系塗料で仕上げますが、生木の状態で板貼りがしてある場合はある程度乾かしてから塗装しますが、塗装してから数週間後くらいから板の縮みや変形が必ずおきて反りあがりなどがあると板の隙間の塗装してない部分まで見えてしまい見苦しいと感じてしまう事もあります。また、塗料が塗りつぶしのペンキ仕上げの場合は板が変形した時に板の動きについていかず塗膜剝がれを起こしやすいです。塗装するときに板の状態をよく調べておかないと予想外の不具合を起こすこともあるので気を付けたいですね。
コメント1件縞鋼板のメリット・デメリット
階段などによく使用される縞鋼板の鉄板板は滑り止めの効果がありいろんな所でよく見かけます。滑り止めの凹凸があると塗装するには難しく塗りにくいのでローラー塗りで仕上げることが多いですね。また、平坦な所でも雨などで濡れて足を滑らせる所は弊社では縞鋼板の上に滑り止めコーティング施工もたくさん行っています。施工するのに通常縞階段の場合は2日間程かかりますのでご了承ください。
コメント0件屋根の下地処理の重要性
スレート系屋根の場合、コケ汚れが最も多くコケの色や生え方もそれぞれ違います。赤っぽい汚れは水圧をかければ簡単に洗い流せますが緑色や黄色の長年の固着したコケの場合は簡単には取れません。しかし水圧を上げて時間をかけてコツコツと洗い流すと旧塗膜も剝がれる事もありますがきれいになります。塗り替えの場合は高圧洗浄の後に下塗りとなりますが、下塗りの材料がしっかりと密着しないと中塗りや上塗りに影響しますし、コケが残っている場合は押し上げてまたコケが繁殖してしまいます。また塗装の塗り重ね間隔なども考えながら施工しています。
スレート屋根の高圧洗浄作業 コメント0件雨戸の塗装の仕上げ方は塗り方により変わります。
雨戸の塗装は業者によって違うと思いますが、一番きれいに仕上がるのが吹付塗装で一般にはスプレー塗装という方法で仕上げます。雨戸の形状は波型が多くヒダの大きさや深さも様々です。もちろん刷毛塗りやローラー塗りで今まで塗装していたので雨戸の塗りにくさは分かっていますが塗装面の塗料が垂れるので難しいと思います。吹付塗装の場合は日頃から使い慣れた塗装ガンを使用しているので雨戸以外にもシャッター仕上げや玄関のドア仕上げなども行っています。
コメント0件外壁の近くに樹木や植木があると
外壁の塗り替え工事でよく見るのは壁が緑色に変色していることです。外壁にコケが繫殖しているには訳がありますよね。一番多いのが外壁の近くに樹木は植えてあることです。大きさにもよりますが葉の量が多いとか植物の高さが高く日陰になりやすいなど条件は様々ですが単純に葉の緑色が壁に移る感じですね。コケは主に日の当たる場所は生えにくいですが、北面など住宅密集地では風通しが良くないのでコケの繁殖も早いと考えられます。せめて外壁周辺がコンクリートなど水がたまりにくく水はけが良いなど濡れても乾きの速い場所ではコケの生え方も遅いでしょう。
コメント0件屋根の状態は遠くからでも一度よく観察してください。
カラーベスト屋根など塗装する屋根で気を付けたいのがコケ汚れですが、コケ以外にも一度塗り替えをされている場合は塗膜剝がれを起こしていることがあり、剝がれている部分は浮きあがって見えるのでよくわかります。先日工事した塗り替えの現場で数年前に塗り替えたみたいで高圧洗浄をしてないのか洗いが不十分なのか分かりませんが塗装前の状況が部分的に剝がれを起こしててコケも生えていたので何とかしてきれいな状態に戻せるよう頑張ってみました。
コケ汚れと塗膜劣化の状況 塗装完成 コメント0件手すりや細い棒状のものを塗るにはローラー塗りがお勧め
今日は鉄骨手すりの塗装をしました。内部の工事で雨の心配はありませんでしたがとても蒸し暑く汗が止まりませんでした。手すりの丸棒のような形状を刷毛で塗装しましたが思った以上に時間がかかりました。手すりの色にもよりますが塗装する色が薄いと何度も同じところを塗り重ねないと仕上がらないので思い切ってローラー塗りで作業を進め無事に終了しました。雨の日は湿度が高くなり塗装の乾きも遅くなるのでスピーディーに作業をこなせるローラー塗りは魅力ですね。
コメント0件塗装の乾燥時間は雨が降ると晴れの日の何倍もかかります
塗装の乾き具合は日によって違います。晴れの日と雨の日では気温や湿度が違うので当たり前ですが、雨の日の塗装乾燥時間は極端に遅く、風を当てて乾かす方法でも表面は乾いたように見えても下面や内部は乾燥が遅く感じます。塗装した面が床の場合は乾かないと通行できないので雨の日の塗装は避けた方がいいと思います。
コメント0件鉄板の縞鋼板にきれいな色分けをする
鉄板縞鋼板などの凹凸がある場合、塗装の色分けをするにはマスキングテープでしっかりと押さえて刷毛塗りやローラー塗りで塗装するのが一般的ですがテープが少しでも浮いていると色が隙間に流れ込みきれいなラインとはなりません。下地がデコボコとしている部分はテープの密着もよくないので弱い風圧でそっとスプレーによる吹付け仕上げがベストですね。外壁のリシン壁やタイル模様壁でも凹凸部分をきれいに仕上げるには有効です。
コメント0件塗料が作業途中でなくなり急遽色を作るときは
塗装作業中に一番困るのは途中で材料が足りなくなることです。塗料の状態と下地の状態で必要以上に塗料を使う事もよくありますが、予想以上に予定の塗料が必要な時は途中で色を作れるように白色や塗料の三原色の黒と黄色と赤さび色を常に持ち歩いています。塗料があっても同じ色を作るのに一苦労しますが色作りは得意な方なので短時間でできます。クリー系の色を白から作る場合でも黄色・赤さび色・黒色の順で徐々に雰囲気に合わせて混ぜていくので急に濃過ぎないように徐々に入れていく荷がポイントです。
コメント0件カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。