塗膜が劣化した家は営業に狙われやすいが塗装したら連絡は止まる?
家の塗り替え工事ってどのように決めるのか正直分かりませんが、塗装店の営業が突然来て「どうですか?」って言われるのでしょうか。弊社は営業は全くしてないので分かりませんが、自分に話しかけられたらイヤなので営業には不向きだといつも思います。ただ、別の会社の話ですが塗り替えをしたら連絡は来なくなったみたいで、営業が見て回っているのかもしれません。話は変わりますが、弊社にもよその塗装屋が突然来て「塗装しませんか?」って言われたんです。自分は全身ペンキだらけの格好で話を最後まで聞いていましたがウチが塗装やという事を知らずに飛び込みで来たみたいです。家の前に看板出ているのに見てなかったのかな~
コメント0件鉄骨に塗る下塗り錆止めは上塗りの代わりにはなりません。
錆止め塗装をしたときお客様から「このままでいいよ」ってよく言われますが、錆止めだけでは雨や紫外線から素材を守ることはできません。下塗りの錆止めは錆を抑える効果と中塗りや上塗りの密着性を高める繋ぎの効果を出すものなので錆止め単体では保護する力はほとんどないです。錆止めの上に塗装されることによりはじめて錆止めの効果を発揮するのです。逆に錆止めなしで上塗りだけでは密着性や上塗りの性能を十分に発揮できない事があるので状態をよく見て判断しています。
コメント0件板の塗装で木目を消して仕上げるにはパテ処理を先に。
木板やコンパネ・ベニヤ板などの木目を見えないように塗りつぶし仕上げをする場合はパテを塗装する前にヘラでしごきながら薄く塗り広げます。そしてしっかりと乾かしてからサンドペーパーで余分なパテを削り落としてフラットになるようにします。「オウトツが大きい場合はもう一度パテ処理を繰り返します」塗装は下塗りのシーラー塗装に上塗りの水性塗料か油性塗料を塗って仕上げる事ができます。でも内部塗装の場合は油性塗料では臭いが強いので水性塗料仕上げをお勧めします。
コメント0件模様サイディングの外壁はオウトツが大きいほど劣化しているケースが多い
外壁塗り替えでサイディングの模様外壁(タイル柄・レンガ柄など)の塗り替えも増えています。その中でも劣化しやすいタイプはオウトツが大きい柄によく見られます。やはり雨が降っても水切れが悪くいつもでもジメジメと湿っているので外壁の素材が年々柔らかくなりやすいと考えられます。劣化が進んでいるかは見た目でもわかりますが、手で触ってみて表面の状態がまだ硬いか確認するのも大事なポイントですね。

鉄骨塗り替えの場合、旧塗膜の状況により作業性も変わる
鉄骨のにならず塗り替えでは下地の状態(旧塗膜状況)により作業性や塗料の使用量も大きく変わります。例えば表面がツルツルのフラットとザラザラのデコボコでは塗りやすいか塗りにくいかと考えたとき、当然ツルツルしている方が塗りやすくザラザラの方は塗料が入りにくい所があれば時間も手間もかかってしまいます。また、ザラザラの下地状況では塗料がオウトツに引っ掛かり塗料が余分に付着しやすいので通常よりもたくさん塗料を必要となる時があるので注意が必要です。
コメント0件早いものでもう12月なんですよね。
気付けばもう12月ですね。年々時間の経過が早まっているようにも感じます。季節は冬ですが冬でも塗装工事自体は通常通り作業していますが、冬でも問題なく施工する事はできます。ただ、施工する時間は夏に比べると短いですが、塗装の乾きは空気が乾いてる分、しっかりと乾くので安心です。12月もあっという間に過ぎてしまうので最後まで気を引き締めて頑張りたいと思います。

外壁部分で最も劣化しやすい場所は破風板です。
住宅塗り替えで屋根は最初に傷んでくると思いますが、外壁部門では雨がよく当たる「破風板」が意外と劣化していることが多く見られます。ペンキで色の着色してあるものに関しては同じような塗装をするしかないですが、オイルステイン系の塗装がしてあれば防虫剤塗装などでコーティングすることができます。あまりにも劣化が進んでいる場合は塗装以外にも破風板をトタン板「ガルバリウム鋼板」でカバーする破風板カバー工法で雨の侵入を防ぎ耐久性も十分です。


雨に強い塗膜を作るには下地から
屋根の劣化は太陽に紫外線もそうですが雨による汚れも大きなポイントで、汚れが付着すると雨水の流れも滞って次第にコケが発生して屋根の傷みへと繋がっていきます。塗り替えの場合はとにかくしっかりと洗い流してコケを除去します。洗い流したらよく乾かして下塗りを塗り、またしっかりと乾いてから中塗り・上塗りと塗り重ねます。ここで大事な事は「塗装間隔」と「よく乾かす」という事を守り強い塗膜を作り上げる事です。


塗装する意味とは。美観よりも保護を重視しています。
私たちが思っている塗装する意味とは見た目も大事ですがやっぱり「建物保護」がとても大事だと考えています。塗り替えする業者はたくさんありますが10年後にまた塗り替えを頼んでいただける業者は数少ないと思います。最初に塗り替えするときに「どの部分が傷みやすいか」という所を見つけて劣化が進まないように水切りやひさしを取り付けて雨水の流れを変えたり、何度もクラックが起こる場所には板金工事をして漏水防止をするなど、長い目で見て少しでも長持ちするように考え修繕工事をしています。

鉄板の壁に塗装した時に塗料垂れする原因。
鉄扉など鉄板の壁面などの塗装をした時に塗料垂れを起こすことがよくありますが、その原因として単純に塗りムラで塗料のたまっている所が乾くのに時間がかかりその間に流れることが一般的です。塗装は壁面のように垂直な場所で鉄板のような平らな形状なほど塗料垂れがおきやすく均等に塗る技術がないと失敗しやすいですね。またこれから冬の時期になると気温が低下して鉄のような素材は同じように冷たくなるので塗装直後の乾きも遅くなります。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。