もう7月になりました。
もう7月となりとにかく蒸し暑く作業しにくい環境になっています。以前から仕事仲間が着ている「空調服」は少しでも熱さを軽減できるのか分からないのでいまだに来ていませんが意外と汗の量も抑えていると話を聞いたので多少は違うのかと思っています。とりあえず話のネタになるかもと購入を検討しています。皆様もこれから七暑い夏に備えて空調服がまだなら試してみる価値があるかもしれません。
コメント0件塗装してから直ぐに雨が降りだしても大丈夫?
この梅雨の時期の塗装は上手に雨と付き合っていかないと作業を進めることはできません。雨が降ってからでは塗装が密着しないので降り出すまでの僅かな時間に塗装してから降り出す方が塗装条件としては良いですね。塗装直後に雨が降りだしても溶剤系では多少水に溶けて流れてしまいますが乾きも速いのでそんなに心配はありません。しかし、水性系の屋根塗装の場合は降雨が予想されるときは工事の延期を検討した方が良いです。強雨が降ると水圧で叩かれて全て溶けて流れてしまいます。
コメント0件雨が降っても急に晴れるとトタン製や鋼板などは直ぐに乾いて塗装できる
この時期になると雨が降ったりやんだりして塗装工事も難しくなりますが、雨の後晴れると気温や風のおかげもありすぐに表面は乾いて塗装する事ができます。屋根は日が当たると急激に温度が上昇して触れるとよくわかりますがかなりの高温となり、真夏では一瞬で80℃越えも普通にあります。逆に高温過ぎて塗装が大丈夫なのか心配になりますが塗料メーカーは湿気以外はある程度どんな状況でも十分に対応できるようなので作業する作業員の熱中症に気を付けて作業できればと思います。
コメント0件塗装条件で湿度は低い方が良いですが、下地が乾いていればほとんどの場合は大丈夫です。
塗装する時の条件でカラッと乾いている時なら大丈夫ですが、湿度の高いこの時期は条件により塗装可能となります。外部の場合は湿度が高くても空気の流れや入れ替えにより塗装可能となりやすいですが、室内の塗装ではエアコンがあれば湿度を下げることはできますが、無い場合は湿度が高い条件となり塗装には不向きとなる事があります。室内なのに塗装できないという事ではなく、塗装しても塗った部分の乾きが極端に遅くなるので塗料垂れがおきる可能性がありますね。
コメント0件屋根の遮熱性能は下塗りの錆止めを塗るだけでも効果は上がる?
屋根の遮熱塗装は上塗りが重要ですが、下塗りの錆止めもしくは遮熱専用プライマーは塗装してある部分と無塗装の部分では触ってみるだけでも違いは感じることができます。白色の錆止めもしくは遮熱専用の下塗り材は下塗りを塗るだけでも温度は下がり、さらに上塗りの遮熱塗装をすると表面の強化をできるので遮熱効果を維持していくのに役立ちます。
コメント0件塗装を剥がれないように塗るには最初の塗り方にコツが。
同じ色を何度も塗って色を揃えるという塗り方の場合、まず最初に塗る時に塗料をこすりつけて塗るといういわゆる「カスレ塗り」のようなかすれるように薄い塗膜の塗り方をするとその塗膜はすぐ乾いてくると思いますし薄く塗っているので塗膜が浮いてくるという心配も少ないと思います。まず最初は薄く塗っておいて乾いたらその上に普通に塗ると色もきれいにおさまりやすく、しかも時間が経っても剝がれにくいという性質があるので、このような塗り方を工夫することで密着性能をアップする事に繋がりますね。
コメント0件油で汚れた鉄部の塗装は拭き取らないときれいに塗れない
鉄骨塗装をするのに油が浸み込んでいたので上手く塗れるか心配でしたが油が邪魔して滑ってしまいうまく塗れませんでした。仕方ないので油洗浄液を湿らせたウエスを使い拭き取ると塗装のノリも全然違いますね。塗装は下地処理が大事で、旧塗膜の塗装の浮きや汚れの除去(油や汚れを拭き取り除去)などが基本的な下地処理の作業となりますので塗装よりも重要な事だと改めて感じました。
コメント0件コンクリート面の密着性に優れた塗料選びは
コンクリート面にしっかりと密着する塗料として水性塗料・油性塗料とありますが、その塗料の中でも安定して使える塗料はアクリル系の水性塗料です。アクリル系塗料は一般に絵をかいたりポスターなどに使用している塗料で、紙に描いている塗料ですがコンクリートやモルタル面でも密着しやすい塗料でもあります。ただ、下地が汚れていたりコケが生えているなどする場合は高圧洗浄してからの方が密着しやすいと思います。アクリル系塗料はモルタルなどのアルカリ性に強くて多少変色してきますが剝がれにくい塗料ですね。汚れがある場合やコケがある場合は少しでも長持ちさせるために密着向上のため下塗りのシーラーの塗装をお勧めします。
コメント0件ローラーの大きさや横幅「インチ」は上手に使い分ける
ローラーのサイズは一般的には6インチが多いのですが、塗るものによってはサイズを変えて塗装しています。例えば床面や天井面など広い面積を塗るには大きなサイズで、手すりなどの棒状や細物は2インチ・3インチなどが多く使用します。なぜ小物は小さいサイズを使用するのかというと大きいローラーでは幅が広いので塗料を付けて塗る時にローラーにたまっている余分な塗料が回転と同時に周囲に飛散する可能性が高く周囲を汚しやすいので無駄に大きいものは逆に使いにくいと感じます。天井部分の塗装でも大きなローラーで塗りますが、面積が大きいほど腕にかかる負担も増えて疲れるので、あえて小さいサイズのローラーを使う事もありますね。
コメント0件倉庫などの鉄骨塗装は油成分を除去してから塗装する
農業倉庫やガレージなどの内部鉄骨塗装をするのに意外と汚れも付着しやすいと思いますが、オイルなどの油汚れも付着していると塗装の密着も不安になりますよね。塗装をするならウエスで拭き取るなど下処理が大事ですが、ウエスだけで拭けない場合は溶剤系の薄め液をウエスに浸みこませて拭くときれいになりやすいです。また、臭いが気になる場合は水溶性の油洗浄液を使用して洗うという方法も今では多く使用しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。