木製板のよろい壁は見た目は良いけど・・・
木製の壁で「よろい壁」という木の板を横張りした壁面の事で主に防虫剤の塗装で着色して仕上げる見た目もカッコいいのですが、一つだけ問題があります。それは「木の板が乾燥すると収縮してやせる」ので隙間ができやすい事です。その隙間ができる事で塗装した部分も奥まで塗れない所が見えるのでしっかりとできてないように思われてしまいます。その隙間は同じ塗料の防虫剤やオイルステイン仕上げなら補修塗りもきれいにできます。

日中は暖かくて朝晩は寒くなるこの時期は着るものに困ります。
毎日気温の変化が大きくて着ている洋服の種類もフリースでいいのかパーカーで大丈夫なのか日中はウインドブレーカーでいけるのか20℃前後のこの時期の服装はいつも難しいと思います。部屋の状況も朝晩は冷えるのでストーブやコタツ、日中は日が当たれば日差しが暖かいので窓を開けて風を入れてみたりと一言で言えば微妙な温度ともいえます。でも一番この時期は塗装しやすく自分も動きやすいので作業もはかどりますね。
コメント0件撥水性が良いのか親水性が良いのか迷います。
車とかの塗料やコーティング剤で迷うのが「水を弾く撥水性能」か「水と馴染む親水性能」です。意味としては水を弾くか弾かないかの違いです。弾く場合は水玉ができて弾かない場合は水玉にはならず表面に浸るように見えます。塗料でも親水性塗料はたくさんありますが水が弾かないので表面に付いた汚れがとどまらず水が流れる時に一緒に洗い流す性能もあるためひそかな人気があります。
コメント0件先日、看板清掃の依頼がありました。
先日、野立て看板の清掃の依頼があり行ってみました。そこは周囲が木々に覆われて看板もコケで覆われて汚れていました。塗装工事とは内容が異なりますが高所作業を使い下地処理の清掃作業までは同じなので途中まで工事内容はほとんど変わりありません。周りを汚さずにきれいにする拭き取り作業や周囲の飛散を気にしないでできる高圧洗浄など日々培ってきた作業内容の応用版なので問題なく出来ました。
コメント0件コケが生えている所は水切れが悪い所と同じです。
現場で見かけた軒樋の緑色部分の所は高い割合で漏水していると考えられます。特に繋ぎ目やひび割れた所などが多いのですが、見た感じではわからないほどの隙間でもコケが出ていたら水漏れしている証拠ですね。基礎のモルタル部分も水の飛びはねがある所やいつまでも水はけの悪い所ではジメジメとしているので周辺が全体的に緑い色になる事もあります。緑い色にさせないためには水はけは大事ですね。
コメント0件車庫や倉庫の鉄骨は雨で濡れないのに錆びるのは・・・
車庫や倉庫内の鉄骨は雨で直接濡れないのに錆が出るのはなぜでしょう。それは結露が原因だと思います。鉄が錆びるのに湿気がかかわっていると思いますが、これから少し気温が上がって湿度も上がったぐらいから雨の日に中の鉄骨を触ってみると分かりますが「結露」していると思います。その結露が繰り返す間に少しずつ錆が広がり劣化してくるので塗装は欠かせません。特に柱の根元付近は錆びやすいので注意です。
コメント0件板を使った看板を塗装しましたが、心配なのは雨。
木の板を使った木製看板は見た目が良くてカッコいいのですが、外部での使用は雨に濡れる事です。水に濡れると木の板は伸び縮みが激しいのでそれを繰り返すと塗膜が剝がれて劣化の原因となります。その劣化を避けるためには雨に当たらないように屋根やひさしを付けるなど工夫する必要があります。またその板が部分的に無塗装の場合では水が板に浸み込みやすいので変色や板の反りが出やすくなります。
コメント0件苔の生えている部分はしっかり落とさないと
苔の生える条件はいろいろとあると思いますが、最近多い場所は「鼻隠しの部分」です。軒樋の辺りですが最近の軒樋は水平に近い角度で取り付けてあるので雨どいにいつまでも水が留まっている事が多く湿気がいつまでも抜けないのがコケ発生の原因だと考えられます。角度が変えられたら水はけもよくなるのに今の取付はほとんど雨水が動かないような気がします。
コメント0件塗装時の養生シートは手間がかかっても確実に
塗装作業は塗装しない部分への養生が一番の手間となりますが、この手間を省くと物凄く汚れて仕上がりに影響がでます。まず絶対に養生する所は床面です。床は確実に塗料が落ちますし塗料が落ちた所を歩いて踏むと余計に汚れてしまいます。次に壁に面する窓です。窓は床よりは汚れませんがサッシュ枠や窓ガラスに塗料が付くと掃除が厄介です。また網戸に塗料が付くと拭いてもきれいに取れないので窓養生もしっかりと行います。
コメント0件寒くても暑くなっても塗りやすいのはやっぱり水性塗料ですね。
気温に左右されにくいのは水性塗料だと思います。水性塗料は油性塗料に比べて粘りが少なく刷毛塗りでも引っ張らないので塗りやすいと思います。油性塗料は温度に左右されやすく寒い時は粘りが強くなり暑い時は粘りが弱く塗料垂れや流れやすいのでその都度調整して塗る必要があります。臭いも油性はやっぱり気になるので水性塗料は使いやすいと思います。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。