弱溶剤系塗装の上塗り1回目後のすぐの2回目塗装は粘りが強くて引っ張る
弱溶剤系塗料の上塗り塗装で、1回目の塗装の後、直ぐに2回目を塗装した時に違和感を感じると思います。それは、「1回目の塗装がしっかりと乾ききっていない時は2回目の塗装の時に1回目の塗装面を溶かして粘りが出てしまうので塗りにくくて仕上がりにも影響します。何が原因かというと単純に「1回目の塗装の乾燥時間が標準では8時間程度から一晩程おくと次の日には引っ張らずに仕上がると思います。大事なのは塗装間隔や乾燥時間をしっかりと守る事ですね。
コメント0件外壁の吹付塗装する業者もかなり減りましたね。
外壁塗装仕上げで砂状の吹付塗装(リシンの吹付塗装仕上げ)や玉状の吹付塗装(タイルベース吹付仕上げ)はここ数年では工事してない程吹付塗装自体がなくなっています。その理由は住宅事情や住宅環境の変化などです。吹付工事をするには塗装するある程度の場所の確保や塗料飛散を最小限に抑えるために周囲の養生を完璧にしないと吹付作業はできません。塗装条件の「狭い場所」や「駐車スペースの位置や車の出入りの多い場所」では心配でなかなかうまく工事が進めれないという事も多いです。そう言ったこともあり吹付の件数も減少して今では手塗りで全て仕上げるというパターンになっています。
コメント0件油性塗料の塗り重ね時の注意点
油性塗料は塗装してからしっかりと乾くまでの時間が意外と遅く塗装標準施工から調べても塗り重ねるなら翌日に塗装した方が良いという事は分かっていますが、そんなに待てないと塗り重ねるパターンもあると思います。ある程度表面が乾いてから塗装する場合は塗り重ねると分かると思いますが少し前になった塗料が乾ききってないために塗り重ねると前の塗料を溶かすので粘りも出るし一言で言えば塗りにくいと感じると思います。(強溶剤系塗料・弱溶剤系塗料共に)早く塗り重ねて早く仕上げたい場合は水溶系の塗料は塗り重ね時間「塗装間隔」も短く乾きも早くて塗りやすいですね。
コメント0件塗料の薄め過ぎは周辺飛散のリスクあり。
塗装する時に塗料の濃度をある程度決めて塗装していますが、塗料の濃さは現場の状況に合わせて調整しているためいつも同じとは限りません。外壁の状況や旧塗膜の状況により塗料の濃さをうまく調整して塗装しているからです。しかし、塗料の薄め過ぎには問題があり、外壁面でもローラー塗りで仕上げていますがローラーを回すたびに塗料飛散を起こすので、さらに薄め過ぎると飛散しやすくなり周囲の養生も徹底しないと工事完了後の仕上がりにも影響しますね。
コメント0件掃除がしやすいのは、艶あり塗装?艶消し塗装?
外壁面や床面の塗装で掃除がしやすいのは断然「艶有の塗装」です。艶あり塗装はその名の通り表面がツルツルしているので汚れがついても直ぐに拭き取る事ができます。その反対で艶消し塗装仕上げの場合は表面がザラザラの仕上がりとなるために汚れが拭き取りにくく掃除をするとかえって汚れがついてしまう恐れがあるので注意が必要です。外壁や内壁など艶消し塗装仕上げが多いですが、汚れが付き始めたら清掃よりも再塗装の方が効率よくきれいになると思います。
コメント0件最近の外壁塗装は「艶消し仕上げ」が意外と多い?
外壁塗装仕上げで艶あり塗装仕上げと艶消し塗装仕上げで比べると以前に比べて艶消し仕上げが多くなっているように思えます。それは、「和風住宅の家だけじゃなく洋風の家も落ち着いた雰囲気に仕上げたいから」だそうです。艶あり塗装仕上げは仕上がった感じが「テカテカ」でいかにも塗装しましたというような雰囲気に仕上がるより、あまり目立たなくても汚れ目もなく艶もなく自然な仕上がりが評価されているようです。また、艶消し仕上げの場合は年数が経っても変化が少ないためかえって長持ちする(色の変化も少ない)ので長い目で見たときにはお勧めの塗装と言えるでしょう。
コメント0件内部の塗装工事でも気温が高すぎで塗りにくいことも・・・
室内の塗装工事をしていますが、今日のような猛暑日は内部でも暑いので刷毛やローラーで塗っている最中でも乾いてきます。乾くという事は粘りが出るので塗りにくく引っ張るような感覚になります。水性塗料の自然乾燥型の塗料でも刷毛塗りしているとサゲ缶の淵が乾いてくるので塗膜が徐々に大きくなり重くなってきます。まだまだ暑い日が続きますがせめて日陰を選んで塗り進めていくなど作業環境を考えていこうと思います。
コメント0件気温が高い時の外壁水性シリコン塗料仕上げ
この時期と言ってもまだまだ気温の高い日が多くて塗装してもすぐに乾いてしまうので塗装の「塗り方」にも気を付けたいポイントがあります。外壁面(サイディング外壁)などでは目地の継ぎ目までで一区切りに仕上げたいので塗り継するのに二人で上下に分かれて塗装することが多いです。また、ALC外壁の場合は幅は狭くても縦に長い長尺施工が多いので三人で縦一列に並んでパネル一枚づつ仕上げていく方法で塗装しています。
コメント0件エアコンの管のプラスチックカバーは塗装しても大丈夫?
エアコンの室外機へとつながる管のプラスチックカバーは塗装してもいいのか?意見が分かれると思いますが、弊社では新品が取り付いているものは養生して塗装しない、取り付けてから数年経っているものは塗装するとしています。その理由はやはり密着性の問題があります。新しいものほどあまり密着しないので剝がれやすく心配なのでできるだけ塗装しないようにしています。
コメント0件透湿性塗装の軒天井アクリル系塗装
軒天井の塗装はよく行いますが、天井の塗装は外壁同様に湿度が高いと塗料の密着性も落ちるのでできれば晴れた日に塗装作業がしたいですね。軒天井の塗装は塗料も特殊で、下地がケイカルの場合はその上に塗る塗料はアクリル系の塗料が一番適しているので常に使用しています。アクリル系塗料の特徴は臭気が強いけど乾きが早く軒天井の場合は艶消しの塗料が多いですね。アクリル系で艶消し塗料の特徴は透湿性の機能があり、天井に湿気が上がっている場合でも湿気が塗膜を通過するので塗膜が剝がれることなく密着して剝がれません。塗装実績としても昔から使用しているので折り紙つきです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。