鉄板の上塗りを塗ったけど、あまりつやが出ない原因。
鉄板塗装もいろいろと奥が深いと思いますが、上塗りの艶が出ない原因もたくさんあります。一番多いのが「下塗りの状態」です。下塗りがしっかり乾いてないのに上塗りを塗ったとか下塗りの塗装の厚さが規定量よりも薄かったなど。あと時期的な問題では塗装した時の気温が低すぎたとか、屋根では塗装直後に雨や夜露が降りたなどがあります。寒い時期じゃなくても6月の梅雨の時期でも湿気の多い時期でも艶が出ない事はよくあります。
コメント0件雨の日は室内の吹付塗装も湿気で乾きが遅い。
今日は内部の鉄板塗装をしました。雨の日でも塗装ができるのでありがたいですが湿気が中まで侵入しているのでその事で塗装する表面に付着して乾きを妨げていると感じます。実際に塗装してから乾くまで時間を見ていましたが晴れている時と比べたら2~3倍程遅かったので塗料垂れが気になります。また、雨の日は外の光もあまりないので室内では暗く作業しずらい時もあります。そんな時は照明器具を用意しておくといいですね。
コメント0件湿気に強い軒天井のケイカル板でも場所によりカビが生える事も。
住宅などで使用される軒天井のケイカル板は湿気などに強く塗装も剝がれにくくて丈夫ですが、長年の外部環境によって黒いすすのような黒カビが出てくることがあるので高圧洗浄と防カビ材の塗装がお勧めです。速乾性の塗料なので塗り重ねなどの作業性はいいですが、速乾のタイプは臭いが一瞬強いですね。また臭いが気になる場合は防カビ性はやや劣りますが水溶性塗料の仕様もあります。
コメント0件雨が降ると鉄骨が湿気を帯びて塗れない。
雨天の塗装工事は中の仕事でも湿気を帯びるので塗装しにくいとか鉄の場合は素材が汗をかいたように結露するので油性塗料は全く塗れないです。ウエスで拭いて塗装できない事もないですが密着不良などの不具合も出る恐れがあるので雨の日は避けて晴れの日に塗装したいですね。また場所にもよりますが結露を繰り返すところでは錆の出方も点錆となる事もありますね。
コメント0件塗装で難しいと思うこと「色調合」編
色作りは塗装前の状況ですが色ができてなければ塗装する事ができないので重要なことです。色作りも簡単そうで意外と難しく、中には自分で持っている原色の色ではできない色の時もあるので注文したりしています。現場に行って即興で色を作り塗装するという工事もかなりあるので普段から色を作っているので感覚は鍛えています。塗料メーカーに色調合を頼むことはあまりしませんが色調合費用がかかるので自分でできると便利ですよね。
コメント0件ポリカ波板トタン屋根も劣化すると穴が開く?
昨日の夕方に自宅で大きな物音がしたので見に行くと、見たことのない野良猫がテラスのデッキにいました。そしてその周辺には波板トタンの残骸が散らばっていたのです。よく見ると屋根に大きな穴が開いていたので上から転落したようです。猫は走って逃げていきましたが大きな穴はどうしようと考え中です。今週は雨が続きそうなので止み次第補修しようと思います。丈夫なポリカ屋根でも15年も経てば劣化するようです。
コメント0件FRP床面の塗装はできればこまめにしたいです。
ベランダの床面や屋上の防水など雨水がたまりやすい床の形状部分に防水工事がされていますが、劣化すると防水の効果も落ちて漏水の原因となります。漏水すると建物内部へ雨水が浸み込み大変なことになりますのでその前に塗装で保護するのが一般的です。FRP床の塗装は表面がつやが無くなって白い粉が出ている場合はもう塗り頃です。建物よりも劣化が早いので早めの対策をお願い致します。
コメント0件木部ドア塗装で均等に仕上げるには塗料の濃さも重要。
木部ドアの水性塗装仕上げでは簡単に塗る事はできても均等に仕上がるように塗るには難しいです。水性塗料は塗料の濃さと気温にとても左右されるため仕上げてから直ぐに使用したい場合は乾く時間までも計算に入れておかないといけません。塗装する時にあまり薄め過ぎると乾きが極端に遅くなる事があるので少し濃い方がちょうどいいです。また、塗装後に少しでも早く乾かすには扇風機を使用するといいですね。そして均等に仕上げるには「コテバケ」が有効です。
コメント0件鉄骨の部分塗装を短時間で仕上げるには・・・
鉄骨塗装の部分塗装をよくしていますがどの現場も「時間が少ない」とか「日にちがない」などで施工を断念することも多いと思いますが、鉄骨塗装で塗る錆止めの乾きがもっと早ければ上塗りも塗れるのにと思ったことも多いはず。その錆止めも多種なので一概には言えませんが効果なし2液型のタイプじゃなくそのまま塗れる1液タイプの方が乾きやすいので使いやすいですね。錆止めを塗る時間がないという方は錆止めの効果のある上塗り材という選択もあるので試してみる価値があると思います。
コメント0件塗装が終わったけど夕方に雨が降ったので艶が心配。
艶あり塗装仕上げは温度はある程度問題はありませんが湿度が低い方が塗りたての時のような艶の状態で仕上がるので良いですよね。しかし湿度が高い時は様々な問題が出てきます。いつも気にしているのが湿度の高い時に塗ると艶あり仕上げでも塗装面に水滴が付くことで乾いた時に見ると艶が無くなっていることがよくあります。また、塗装中は晴れていても塗装後に急に雨が降り出した場合も同じように艶消しになる恐れがあるので注意しながら作業しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。