早めの塗装はやっぱりお勧め
外壁で言えばトタン系よりもやはりサイディング系外壁は表面の塗装で表層の硬さを維持している事もあるのでサイディングに関してはやっぱり早めの塗装はお勧めです。塗装しないでほったらかしになると塗装の時の数倍の修繕費用がかかる事が予想されるのでこまめに塗装した方がよさそうです。
コメント0件ペンキ塗り立ての表示は絶対に必要です
夕方の塗装になると日中よりも乾きが遅くなるので暗くなってからふいに触れてしまい汚れるという事もあるので心配ですが、そんな時に必要なカラーコーンや安全バーなどはとても有効です。暗くて見にくい時でもカラーコーンなどがあれば何か工事している感じが伝わり安全に通り抜ける事ができます。なおかつペンキ塗り立ての文字の表示テープなどがあればとても分かりやすいと思います。
コメント0件薄い色の仕上がりは何回か重ね塗りの必要があります
塗料でもかなり鮮やかな黄色や赤色などを塗装する時に一回塗りでは全然色がのらないって事よくあります。色が付かない理由は「鮮やかな色ほど下地が透ける傾向にある」という事です。色が透けやすいので何度も乾いたら塗りを重ね塗りしていきようやく本来の色に近づくという感じです。また、重ね塗りの回数を減らして一回で厚塗り仕上げ仕様という考えはやめた方が良いです。厚塗りは失敗しやすいので薄塗りの重ね塗りをお勧めします。
コメント0件塗装場所の明るさは塗り残しに影響しますね
この季節は日が暮れるのも早まって夕方になると良く見えない状態となるので早めに片付けるというのは一般的です。やっぱり手元が暗いと作業しにくいので塗り残しが出やすいです。塗り残しだけならまだしも足元も暗くなると足場作業では危険を伴いますので早めに切り上げる方が安全ですね。
コメント0件モルタルコンクリートの下塗りの重要性
モルタルやコンクリートの塗り替え時に必要な下塗りは大きな意味があります。下塗りには上塗りの密着性の向上はもちろんですが、白色の下塗りには「上塗りをきれいに見せる作用がある」という事です。白色の下塗りには上塗りの色をしっかりと出す効果があり下塗りを塗ると塗らないとの差は歴然で下塗りの塗る意味がここにはあります。
コメント0件雨の日の内部水性塗装仕上げは乾きが極端に遅い
雨の日の塗装工事は外部ではできなくても内部工事なら可能ですが、雨の日の塗装は湿度が高いため乾きが悪くなかなか乾かない事が難点です。それは外部じゃなく内部の雨の当たらない所での工事でも外から湿気が入り込むため湿度が高まり自然乾燥でも通常の数倍は遅くなります。それは下塗りの水性仕上げ+上塗りの水性仕上げの場合はかなり時間を要するので作業日数に限りがある場合は十分に気を付けたい点です。
コメント0件鉄部のサビで剝がれた部分は雨に濡れると水分を吸収しやすい
鉄部の塗膜剥がれの部分は素地がまる見えなので雨などで濡れると直ぐに反応して錆が増殖します。その状態を放置しておくと素地の鉄がミルフィーユ状に剝がれてくるのでこの状態まで放置するのは危険です。また劣化が進むと錆の面に浸みこんだ水分が抜けにくくなるので塗装する際はよく乾かしてから塗装することをお勧めします。
コメント0件塗装後の乾き待ちは送風して促進することができる
塗装後の問題点は「塗料により乾き具合が大きく違う」という点です。乾燥時間がそれぞれ違うので天候に左右されないほど速乾塗料なら問題ないですがゆっくり乾くタイプでは急に小雨が降ってきたとなる場合は塗り直しになるかもしれません。そのような場合は塗装後に送風するなど少しでも乾かすような段取りが組めたら最高です。その後の小雨も心配なく過ごせます。
コメント0件硬化剤入り塗料は翌日使用不可なので使うタイミングを考慮して
硬化剤入り塗料をよく使いますが気温が高いと硬化時間も短縮されて早く乾くので作業性は良いと思いますが翌日残った塗料を使用したくても硬化してたりゼリー状のゲル化しているなど塗料の混ぜ合わせるタイミングや面積も考えて作らないと無駄になってしまう事も。
コメント0件速乾の有機塗料は換気できない室内で塗装するのは危険
有機溶剤系塗料を室内の換気できない場所での塗装はとても危険です。以前はモルタル壁の風呂場の塗装が多く、窓も小さく臭いが充満して目の傷みや頭痛など防毒マスク無しではその場にいられません。送風機ダクトなど必ず設置して外の空気を取り込むようにしてから作業しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。

