雨の日を利用して高圧洗浄するときれいになる。
屋根やガレージ床などコケの生えやすい場所でとくにコケが強力に密着していることもありますのでその様な時は洗う前に水をかけてふやかしてから高圧洗浄をかけると硬いコケも落しやすくなります。最近は雨の日が続いているのでコケも成長していると考えられますが、柔らかく浮いていると思いますので洗い流すにはチャンスですね。屋根の場合はコケで足元が滑りやすくなっているので慎重に作業しています。

水性塗料と油性塗料の強みと弱み
塗料といっても大きく水性塗料と油性塗料の2つになります。水性塗料はモルタルやコンクリートに塗装するには密着も良く長持ちしますが、鉄部の塗装の場合は錆が出ていたらすぐに錆が移って広がってしまいます。逆に、油性塗料は鉄骨など錆びていても適切な処置がしてあれば錆を防ぐこともできるし長期保護することができます。しかし、モルタル・コンクリートなどは直接塗るとアルカリ性に弱いので下塗りに水性のシーラーやフィーラーを塗ってその上に油性塗料を塗らなければなりません。お互いの異なった性質を上手に利用して長持ちさせることはとても重要です。

ガルバリウム鋼板を塗装する
耐候性の強いガルバリウム鋼板でも年数経過により表面塗装の劣化により色あせなどで変色・色ムラがおきます。ガルバリウム鋼板に塗装する場合は普通に塗る事はできますが、ガルバ鋼板の表面は硬くて塗装してから数年後に剥離が起きるという事もあるみたいです。剥離しないために下地処理としてガルバ鋼板の表面に傷を付けて塗装を剥がれにくい状態にすることと、ガルバ鋼板と相性のいい下塗り材や上塗り材を塗装した方がいいですね。

屋根用塗料は外壁用に比べ雨や紫外線に強い
屋根の塗装をする時にいつも使用しているのが屋根専用の塗料で、雨や紫外線の耐候性は外壁用よりも強いと感じます。やっぱり毎日変化する気候に対応しなくてはならないので丈夫に作られているのは間違いないと思います。とくに屋根は温度差の激しい場所ですので温度変化に対応できるように伸縮性も必要ですし、雨に対する防水性や高温で色が変色しないような特徴も兼ね備えてすごいと感じます。

外壁・屋上・ガレージモルタル床面の高圧洗浄水洗い作業
今日は晴れて気温も上昇しましたね。高圧洗浄作業をしましたが全身濡れても気温が高いのですぐに乾いてくるし何より涼しくなって気持ちいいって感じです。外壁の洗浄をしながら足場から届く範囲の庭木の剪定も予定通りできました。ガレージ床の高圧洗浄もサーフェスクリーナーを準備していたのでついでに洗浄することができました。洗うだけでもきれいになりますので、せっかく外壁がきれいになるなら床面もきれいにしたいです。

梅雨にも負けず、雨が降っても足場組み
今日からまた新しい現場に入りました。7月に入り気合も十分ですが、時々時雨が強くなり作業を中断することもあり梅雨時期を感じるような日でした。足場を立ててみると上の方の外壁や屋根の部分や屋上の防水など劣化してる所や大丈夫なところなどしっかりと目で確認できます。下からでは確認できない外壁の目地の部分などコーキング劣化もしっかりと確認できたのでできるだけきれいに仕上がるような作業工程で進めていきます。

今日で6月も最終日となります。
もう6月も今日で終わりますね。今日は大雨とジメジメの梅雨真っただ中のような日になりました。雨で作業も中断や延期といろいろとありますが、雨が降っても足場組み立てや解体や高圧洗浄などできることはあるのでコツコツと進めていこうと思います。

農業倉庫スレート屋根の塗装は遮熱塗装で
農業倉庫やガレージなどのスレート系の屋根は無塗装から初めての塗装をする時はコケ汚れや砂汚れで高圧洗浄をする時も水圧が強いので周囲を汚さないように囲い養生が必要となります。高圧できれいに洗い流したらしっかりと乾燥させて下塗りなど塗装に移ります。塗装の種類も昔とは大きく変わり、スレートの塗装はアクリル系の塗装が主流でしたが現在では通常のシリコン塗装(屋根用塗料ならベスト)で密着性もよく耐候性も問題ないです。屋根の塗装の場合はやっぱり遮熱塗装という事で普通の塗料とは価格の問題もありますが、コストパフォーマンスが高い屋根用塗装もありますのでお勧めです。

塗り過ぎた古い塗膜を剝がすには
何度も繰り返し塗り替えをした場合、塗装面もゴテゴテに凹凸の目立つ状態になることがあります。その塗膜の上に再塗装しても色はきれいになりますが凹凸は消えません。ですので凹凸をフラットな状態に表面をサンダーなどで削り取るか、剥離剤を塗って古い塗膜を剝がす方法もあります。剥離剤は下地が鉄骨なら意外ときれいに剥がれることもありますが、木材の場合では木に浸み込んでいることが多く簡単には剥がれないので注意が必要です。施工前にテストしてどれほど剝がれるか確認してから施工した方がいいです。

ラッカー系の塗料は刷毛塗りより吹付で
塗料の種類の中でも乾燥が速いものと遅いものと大きく分かれています。速く乾く塗料は刷毛で塗ると刷毛の筋が出やすかったり刷毛の周りがごわついてくるので時間が経つときれいに塗りにくくなってきます。ですので出来れば吹付などの塗装には向いています。塗った所がサラっとすぐに乾くし周辺に飛散しても粉状に乾いてしまうので離れたところまで色がついてしまう事もないです。住宅塗装では主に戸袋や雨戸などの鏡面の様に仕上げるときに吹付仕上げしています。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。