色を変える事・色を変えない事 どちらでも気分も変わる
塗り替え工事をする時に色を選んでもらいますが、その時に今までと同じ色にするのか、思い切って今と違う色に変えるのかお客様もかなり悩むと思います。以前の現場では色を変えてみたいと悩んでいましたが、結局最後は同じ系統の色に決定しました。理由を聞くと今までのイメージからかけ離れるからという事みたいです。カラーシミュレーションで決めるという方法もありますが実際に塗った感じというか見た目と雰囲気がやはり違うので同じ色を選ばれました。ですが同じ色でも塗装の艶もとてもきれいに揃って「塗り替え工事した!」って見えるので気分も上がりますね。
コメント0件玄関柱を塗装しようと思ったら柱の根元が腐っていた。
今日は玄関天井や柱塗装を予定していましたが、柱の根元あたりに蟻が群がっていました。もしかしたらと裏側をのぞき込むと雨などの影響で根本付近中心に腐っていました。腐った所を工具で掘ってみると柱の半分ほど傷んでいたので取り換えることにしました。ヒノキの柱も寸法通りカットして屋根は鋼管パイプでジャッキアップさせ柱交換も無事終わりました。新しくなった柱はこれから塗装しますが、以前のペンキ塗りつぶし仕上げではなく雨が当たる場所なので防虫剤塗装をお勧めしようと思います。また、このような思いがけない修繕工事もよくありますので適切な対応を心掛けています。
玄関柱の根元部分 劣化状況 新規柱製作中 新規柱 取付完了 コメント0件パン焼き窯のコンクリートブロック・レンガの解体ハツリ工事
塗装工事のついでにアウトドア用に庭で使用していたパン焼き窯がひび割れなどで劣化したので解体してほしいと依頼を受けて解体しました。解体は焼き窯の屋根のアスファルトシングルを剝がして下地の木材も順番に取り除いていきます。そして本題の焼き窯本体の解体ではエアーを使った振動工具で細かく砕きながら解体を進めました。解体して分かったことは耐熱煉瓦よりも目地の耐熱モルタルの方が硬くて割れないのでかなり大変でした。耐熱煉瓦ってレンガの模様はグラデーションがかかってきれいなんですよね。見た目はきれいでも解体してみると普通の赤レンガよりも軽くて柔らかいので大きな振動(地震など)の影響を受けるとヒビなど割れやすいのではと感じました。
コメント0件強風時が予想されるときは足場ネットを外す
今日のような大雨もそうですが特に強風が吹く日は足場にかかる風の抵抗も増えて大きく揺れたり、ひどくなると倒れたりします。多くは足場ネットにより風圧を受けますが、雨に濡れるとネットの網目が水で塞がるので風が抜けるネットではなく風を塞ぐシートのようになりより被害が大きくなってしまいます。自分も強風の経験を何度もしましたが、高さが2~3M程の低い足場でネットがない状態でも踏み板に下から舞い上がる風圧を受けて少し浮き上がったので驚きました。たかが風でも足場の上層部では物凄い負荷がかかっているので組み上げる時などしっかりと確認しています。
コメント0件樋や塩ビ管の塗装と耐久性
たて樋や軒樋などの塩ビ管の塗装は昔から行われてきましたが、以前は熱などの膨張や収縮により塗装した部分が耐えれず剥がれを生じてきましたが、今の塗装は塗膜の密着力が良くなったため剥がれはほとんどないですね。普通の外壁トタンやサイディングに塗装するように塗装もきれいに塗れて密着力も強く剥がれません。ただし、ご自分で塗装する場合は必ず塗料用シンナーで薄める弱溶剤系の塗料で塗装してください。(水で薄める水性塗料は塩ビ系では塗りにくく剥がれやすいです。)
コメント0件お正月といえば名古屋の熱田神宮へ
毎年の恒例行事として名古屋市の熱田神宮へ参拝に行きました。1/5の0時から売出し始まる商売の神様「初恵比寿の熊手」は必ず行きます。今年は珍しく少し雨が降ったので傘をさして鳥居をくぐりました。0時に近づくにつれ参拝客もどんどん増えて境内の中の溢れるほどの人の中で一番に買って帰る人など緊張と活気で相変らずの迫力でした。自分の目当ては中央の宮きしめんを食べる事なので今年もモチモチのきしめんを食べる事ができて幸せでした。
コメント0件コーキングの打ち方で防水性は変わる
以前の現場で「屋根の煙突周りのコーキングは自分でできるのでそのままでいいよ」って言われたのでお客様ご自身で煙突付近のステンレス板の縁にコーキング処理しました。確かにコーキングは打てていたけどゴムベラで均等にならして押さえてないのでボサボサでした。やっぱり均等に仕上げるという事がとても重要で、目地となる両脇はマスキングを貼りはみ出してもいいように準備してヘラで均等押さえる。うまくコントロールしないと防水性にも影響してくるのでできるだけきれいに仕上げたいです。
コメント0件コンクリートやアスファルトに区画ラインを塗装する
道路や駐車場など区画線や駐車スペースを表示するのに焼付塗装してくれる業者に頼めばきれいに頑丈なラインをひいてもらえますが、コストを抑えるなら私たち塗装屋でも十分なライン塗装ができます。ライン塗装は下地の種類により材料を変えることもありますが、ライン専用塗料はアスファルト以外にもコンクリートや鉄板(縞鋼板)などにも対応するのでとても便利です。また、工場内部などの油汚れのある床面でも下地処理の油洗浄をすれば塗装可能です。
コメント0件玄関柱のニスを剝がして塗り替える
玄関の柱塗装の依頼を受けて柱を見たとき、無垢の頑丈で大きな柱が白く変色して木目もきれいに見えませんでした。この柱を見た瞬間に恐らくニスが塗ってあると感じたのでお客様に聞いたところ自分で何度もニスを塗っていたみたいです。ニスの塗装は最初はきれいでも外部など雨の当たる部分では白く変色してくるのであまり好ましくありません。また、再塗装するにしても変色したニスを全て剝がしてから塗装しなくてはきれいにおさまりません。塗装する種類もニス塗装はやめて防虫剤の塗装に変えたり着色カラーの自然塗料に変えて剥がれにくさと変色しにくい塗料に変更することを御提案しました。
コメント0件塗り替えの重要性をお隣のおじいちゃんから再認識
先日外壁塗装工事をしていたら隣の家の方が倉庫の屋根塗装を始めました。やっぱり周辺の家で塗装工事が始まると気になるのでしょうか?おじいちゃんが倉庫の屋根塗装をしていたのですが錆びた屋根をワイヤーブラシを使って錆落としをして錆止めらしきグレー色の塗装をしてから上塗りのグリーン系の色を塗装していました。最初のワイヤーブラシをこする音がどこから聞こえるのか足場ネットをめくって探すとすぐ隣の方でしたのでちょっとびっくりしました。それでもちゃんと塗装の基本通りに施工してたし、何より少し高い屋根の塗装を自分でやろうという気持ちがすごいと思いました。キチンと塗ればしばらく大丈夫という事をおじいちゃんから学びました。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。