木材が雨に当たり続けると中身がスカスカに
木材が雨に当たると水を含み晴れると乾くことを繰り返すと木がスカスカになってしまいます。木材の劣化を食い止めるには雨を当てないようにひさし屋根を付けたり、濡れても水をはじくように再塗装したりする必要があります。劣化の激しい場合は板材の取り換え工事や、取り換えするほどではない時はトタンで被せる板金工事をご提案しております。木材は雨以外にも床から上がる湿気にも弱いので湿度調整のための床下換気設備は昔からありますがとても有効ですね。
コメント0件コーキング劣化で年数経過で硬くなるものは劣化しやすい傾向
コーキング補修で経年劣化でどうしても亀裂が入ったり隙間が空いたりしてきます。コーキング部分はいわゆる消耗品のように予期せぬ揺れに日々対応しているので目に見えないけど収縮に対応していることと思います。新築から施工されたコーキングの種類によって大きく異なりますが、硬くなる性質のものは右左交互に隙間ができるので簡単にわかります。柔らかいタイプのコーキングは目地の中央部分がギザギザに裂いた状態に劣化していることがあります。しかし、柔らかいタイプの方は比較的に揺れに対応するので再施工するときはこのタイプをお勧めします。やはり柔軟性のない硬いタイプは一度隙間が開いたらそのままになってしまいます。
コメント0件オイルステイン塗装は木の質や硬さ・色によっても着色度合いが異なる
木に塗る着色剤で色だけ付けるオイルステインや防虫剤の効果のあるキシラデコールなどの着色剤もあります。普段から使い慣れている色「ピニー色・ウォルナット」などは塗装する前から着色した感じが分かりますが、たまに普段とは異なる硬い木材や極端に白っぽい色や黒っぽい色の木材では着色した感じはずいぶん違います。塗装する前に施工した木片などがあれば試し塗りをしてどれくらい色付けできるかを事前に確認しておくことが重要になってきます。また、理想していた着色具合にならない場合では濃い色を最初から塗らず一回りうすい色を塗ってみて少しずつ濃い色へ移行していけば希望通りの色に近づくのではと思います。
コメント0件遮熱塗装作業中、反射し過ぎで眼にダメージ
年々この時期から増え始める遮熱塗装ですが、屋根の塗装するときの心構えとして気温が高くなる前にある程度塗っておこうというのがありまして、太陽が前上になると屋根の反射も大きくなり一瞬目がくらむとどの位置を塗っていたのだろうと見失う事もあります。目の保護のためにサングラスをかけて仕事をすればいいのですが、屋根の表面温度も高温となり作業中は汗が滝のように流れるためサングラスどころではありません。首に巻いたタオルも絞れるようなくらい汗が出続けますので熱中症対策など水分補給や休憩の頻度を考えながら作業にあたっています。
コメント0件折板屋根の下地処理で砂が多く溜まっている所は水洗いが有効
折板屋根の広い所はいいですが狭い所や立ち上がりのあるところでは意外と落ち葉や砂がたまっていることが多く通常のケレン作業ではザラザラした砂を除去するには水で洗う方が当然きれいになりますが、場所によりきれいに洗えない所ではタワシなどの手作業で砂を除去しなければなりません。手作業なので時間はかかりますが普通にケレンするよりタワシに水につけて砂汚れを溶かしながら洗い流す方法では周囲に迷惑をかけず、しかも砂汚れを効率的に洗い流しウエスで拭きとればとても丁寧なケレン作業となります。やっぱりやるからには周囲の方にご迷惑をおかけしたら意味ないですよね。
コメント0件猛暑になる前に遮熱塗装が続きます。
梅雨に入りしばらく雨の日が続きましたね。明日から梅雨の中休みなのか天気予報ではしばらく晴れるようなので頑張って塗ろうと思います。毎年この時期から気温上昇を抑える機能の遮熱塗装が多くなりますが、塗装する本人は塗装すればするほど外壁でも屋根でも光を反射するのですぐに日焼けしてしまいます。特に屋根塗装では過酷な作業となりますがいつも通りにしっかりと確実に仕上げていけたらと思っています。
コメント0件内部石膏ボード塗装の多様性
内部塗装で定番の石膏ボードですが、ある程度どんな塗装でもどんな塗料でも対応できるのでバリエーションは豊富です。一般的には水性塗料の艶消し仕上げですが艶ありでもできますし、水性の下地塗りをして上塗りが油性仕上げでも可能です。模様仕上げではジョリパットのコテ仕上げやローラーで模様付けすることもできます。しかし、すべて万能に対応できても水回りのある所「脱衣場・洗濯場」などは特に室内の湿度が急激に上がったり結露したりするので稀に塗料の浮きや剥がれが発生することがあります。それは壁紙「クロス」でも継ぎ目から剥がれを起こす可能性があるのと同じです。
コメント0件降雨の多い時期に突入。
梅雨の時期という事で雨の日が多くなりましたね。雨が降るという事は湿度も高くなるので塗装作業も少しづつ遅れます。そして晴れた日は時間を有効に使おうと休憩時間を削って頑張るという日も多くなると思います。雨に強い外壁塗料というのもいろいろ出ていますが、ひとつ気になっている塗料がありまして、その塗料は撥水系の塗料です。撥水系という事は水をはじく能力の高い塗料でスズカファインから出ている材料です。しかも艶ありの塗膜ではなく艶消し塗膜で撥水効果をどんな仕組みで塗膜形成してるのか不思議です。また、耐候性ランクもバリエーションがあり気になりますね。これから使ってみようと思います。
コメント0件ベランダ床材などの硬質プラスチックは塗装に向いていない
ベランダ床材などで使用されている木材風の硬質プラスチックは塗装の密着性に問題があり塗装するのに向いていないと思います。そのプラスチック材はとても固く雨にぬれても変形・変色などにも強く、何より腐らないのでとても丈夫な素材だと思います。しかし、硬いという事や表面のツルツルしている事で塗装しても塗料のノリが悪く材料によっては塗料を弾いてしまう事もあり塗装の密着性もあまりないので塗装には向いていません。どうしても塗装したい場合は今の状態よりももっと素材が劣化するまで待つことです。劣化してくると素材の表面も自然と目に見えない凹凸ができて塗料の引っ掛かりができて密着性が増すと思います。
コメント0件木板のニス塗りを上手く仕上げるには手間暇がかかります。
木材のニス塗装は簡単で塗りやすい水性塗料のニス仕上げと臭いが強く塗りにくい難易度の高い溶剤型塗料の仕上げと大きく分けて2種類の材料があります。乾いた木材に塗装するので直接上塗りを塗ると艶ムラを起こします。ムラができないようにするには上塗りを塗る前に下塗り材があるので下塗りを塗って乾かした後に上塗りを塗るとムラを抑えて均等な艶に仕上がります。塗装仕様で言えば下地処理(ペーパー処理)・下塗り・乾燥後のペーパー処理・上塗りです。余裕があればもう一度ペーパー処理と上塗り2回目を塗るとさらにきれいに仕上がります。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。