屋根を白色にするメリット・デメリット
屋根の塗り替えで思い切って色を変えたいという方も多いと思いますが、遮熱性の塗装が主流になってきたためにこげ茶色だった屋根を白色系の反射しやすい色に変えて夏場の暑い時期に少しでも涼しくなるように選ぶ方も多いですね。その逆にデメリットとしては、今までの家のイメージから変化しすぎで違和感があるとか、白色系の屋根になると雨垂れスジなど汚れが目立ちやすいという事もあります。せっかくの遮熱塗装でその性能を生かすにはもちろん白色の方が適していますが、黒色やこげ茶色もあり性能は落ちますが外観の見た目は良い感じに仕上がるなどメリットデメリットをよく考えて選びたいものです。
コメント0件住宅足場の組み立てをしました。
朝から仮設トイレの設置と足場部材の運び入れをしました。足場の組み立ては何度やっても奥が深く、テラスやカーポートなどがあるため同じ形の家はありませんので組み立て方法を毎回替えながらそれぞれに合った最適な位置にくるように計算しています。足場の位置は作業効率に影響するので慎重になりますね。
コメント0件木部の塗装は防虫剤が最適。
外部の木部塗装と言えばペンキの塗りつぶし塗装よりも防虫着色剤の塗装がお勧めです。木部などは木が呼吸するように雨に濡れて湿度が高くなると膨張して乾燥すると縮むという特性からペンキの塗りつぶし塗装は木の伸縮に塗料が対応できなくなりいずれ剥がれが起きます。逆に、防虫剤は木に浸みこませるタイプなので塗っても塗装の膜を作らないので、木の伸縮で動いても剝がれることはありません。また、耐水性なども高まるので防カビや防藻性も高まりますね。
コメント0件塗装って奥が深い
塗装すると言っても単純にペンキを塗る時は液体で乾くと固体になる。液体から固体に変化するので不思議ですよね。塗料によってその変化するタイミングはそれぞれ違い、その違いが塗料の癖という事になります。今の塗料で言えばウレタン塗料やシリコン塗料などですが、2液型の場合、色が主剤で主剤を固める液を硬化剤と言います。主剤に硬化剤を分量通りに混ぜ合わせ塗装しますが、硬化剤との反応硬化をするので一定の時間しか使用できません。昔からある塗料は1液型「そのまま塗るタイプ」の塗料が多く、塗料を必要な分だけ使用でき、余れば戻すことができますが塗料性能は2液型に比べて劣りますね。塗料の種類から使用方法によっても塗装仕様を変えることもでき、予算に応じて施工方法も変えることができるので様々な組み合わせができるので毎日が勉強です。
コメント0件汚れた場所に掃除しないで塗ると
塗装するところが汚れているのに塗るとどうなるか。例えばコンクリートブロック壁では雨でコケや砂汚れが付着していますが、そのまま塗ると当然下地に密着しないので剥がれます。汚れの程度にもよりますが、ホコリやゴミの上に塗っているだけなので数か月で剥がれるか早いと数日で剥離してきます。下地作りがいかに大事かってことですよね。高圧洗浄が理想ですが、高圧で洗えない所ではブラシやタワシで洗い流すだけでもかなり効果はあります。洗った後はしっかりと乾かして塗装前のベストな状態にすることが重要ですね。
コメント0件ひび割れた外壁の穴を埋めるにはコーキングよりも張り替える
外壁に穴が開いてしまったという連絡があり行ってきました。外壁の素材はサイディングで雨ざらしのベランダ部分でいわゆる雨水の通り道というところでした。パット見では500円玉程度でしたがそこに雨水が流れ込んでいるみたいで穴の周りもふやけて柔らかくなっているみたい。劣化した部分は剝がして取り除きましたが直接雨に濡れる場所は劣化が進みやすいのでしっかりと直しておきたいものです。そのままにしておいた場合は1Fの部屋にも影響してたと思います。
コメント0件スプレー塗り吹付の種類
住宅塗装で言えば戸袋や雨戸の塗装をする時は吹付塗装ですが、吹付する道具もそれぞれあります。一般にエアーを使ったエアースプレーガン塗装から電気を使った低圧温風スプレー塗装や広範囲を吹付けするのに最適なエアレススプレー塗装などいろんなタイプがあります。大量に吹付するには電気を使って塗料に圧力をかけたエアレスが最適ですが、粒子が粗く塗装面の仕上がりという面ではエアースプレーの方がきめが細かく一度に大量に吹付けする事ができませんがきれいな仕上がりとなります。塗装は塗料の性質上、塗装の仕方で仕上がりも随分と変わります。
コメント0件吹付けと刷毛塗り
吹付け仕上げと刷毛塗りではどう違うか。刷毛塗りは刷毛に塗料を付けて塗り伸ばす方法ですが、吹付はエアーガンなどを使って塗料を微粒子状に細かく塗料の粒を飛ばして付着させる方法です。刷毛塗りは刷毛で塗るだけなので塗装するのに時間がかかりますが、周囲の養生は少なく済みます。吹付のスプレー塗りは簡単に吹付けして広範囲の塗装ができますがたくさん養生しなければなりません。タイプは違いますが使い道を考えれば効率の良い塗装工事ができます。
コメント0件下地処理材を変える事で様々な上塗りが塗装可能に
「塗装って簡単に塗れるし安く工事できるんじゃないの」ってよく言われます。普通にホームセンターで売っている塗料は上塗り材が多く、塗っている方は分かりますが1回塗りではきれいに仕上がりません。上塗り材を2回塗りすればある程度きれいになると思いますが下塗りはなぜあるのか。しかも下塗りという事は最終的には上塗りしてしまうと見えなくなってしまう塗装なので意味があるのかという疑問もあると思います。下塗りは例えばコンクリート壁では溶剤系の塗料(一般に言うペンキの下塗り)を塗るとパラパラと変な剝がれ方してしまうけど、水性系のシーラーや微弾性フィラーなどは相性がよくしっかりと密着するなど、何でもいいから下塗りを塗っておけば大丈夫というわけではありません。しっかりとした知識がいりますし下塗りと上塗りの相性などもあるのでとても奥が深く難しいと感じます。変な剝がれにならないようにプロの目で下地をしっかり確認して上塗りの相性や適用する組み合わせを提案しています。
コメント0件鉄骨の上塗りシリコンを均等に仕上げる
塗装作業と言えば刷毛とローラー塗りが当たり前となっていますが塗装は刷毛塗りよりも効率の良いローラー塗りの方が作業性もですが均等に塗るという事ができます。刷毛塗りと比べてローラー塗りは均等に仕上げることができるので色ムラも起きにくいですが、重要なのがせっかく塗装しても塗膜剥がれが起きる事があるからです。均等に仕上げる事は最初から最後までとても大事なことです。やっぱりプロの仕事が長持ちさせるポイントですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。