外部鉄骨で塗装する前に雨で濡れてしまった場合
塗装する予定で雨が降ってしまった場合は塗装を中止すればいいですが、どうしても止む終えず塗装しなければならない時は錆がひどい場合を除きウエスで拭いて乾かしてから塗装することは可能です。しかし、錆が酷く雨で濡れてしまった場合はすぐに乾かないので翌日に塗るなど乾燥時間を設けます。それを待たずに塗装してしまうと密着不良など不具合が出てしまうので確実に乾かして塗装します。
コメント0件内部ボード壁の改修工事
室内の壁材と言えば石膏ボードですね。定番の素材ですが、角の部分などは物を当てて欠けたり傷みやすいので塗装する際では角の補修をしてから塗装しています。また、内部が空間のある場合では一点に力が加わると穴が開いたり陥没したりとよくある事ですが、劣化部分の穴埋めがきれいにできれば仕上げ塗装も心配なく出来上がります。
コメント0件屋根トタンは錆の発生がはやい
建物の屋根という場所は日々過酷な環境で耐えているので当然外壁よりも劣化しやすく傷みだしたら錆の広がり方もはやく知らぬ間に真っ赤になってしまいます。錆の層が厚くなると錆止めを塗っても表面しかカバーできないので湿気を含むと奥から錆が盛り上がり同じようになってしまうのでできれば早い対応をお願いしたいです。内部の鉄骨も同様に多湿状態になると点々と点錆が広がりますので早めの処置をお願いします。
サンブキ屋根(瓦棒)の錆発生状況 ガレージ折板屋根 錆発生状況 コメント0件高圧洗浄と塗料密着性の関係
塗り替え工事で塗装する前に必ずと言っていいほど高圧洗浄をします。とりあえず洗ってからビニール養生して塗装するという一連の流れですが、洗うという事がとても重要な作業なのです。水圧をかけて洗う事は塗装面に水を付けたブラシでこする事で、手作業でやればかなりの時間と労力を使う事になりますが、高圧洗浄機で洗う事により汚れもさっぱりと落とす事ができます。汚れを落とすことで塗装した時に下地にぴったりと付着するので剝がれにくい状態になります。きれいな下地作りは塗装作業で大事なことですね。
コメント0件塗り替えで心配なこと。高圧洗浄について
塗装工事の塗り替えで心配になる作業の一つは高圧洗浄作業です。外壁や天井を水洗いしてきれいになりますが、問題なのは洗浄した時の水しぶきです。足場にはネットで囲ってあるのでとりあえずは大丈夫ですが、細かいしぶきは通過してしまうので気になってしまいます。ですので、弊社の場合はネットの内側にブルーシートを張って作業するようにしています。特に隣家が近い場合では塗装する時も塗料飛散があるのでシートで囲って周囲の状態に気を配りながら作業に努めています。
コメント0件軒天井のベニヤ板を補修する
軒天井の素材でケイカル板(白色の石綿板)なら塗装で十分に対応できますが、ベニヤ板の場合は劣化しやすくベニヤ板のプリント版では色ムラの残ったままになることが多いです。劣化した状態で塗装しても塗料の吸い込みが違うところができて乾いた時も変色したままになる事も多いです。塗りつぶしやオイルステインの塗装も可能ですが、下地の状態に左右されるので困った時は新しく張り替える事が手っ取り速く済みます。塗装するだけでなく劣化している所を見つけて保護するように昔から教え込まれているので、これ以上傷まないようにいつも対応しています。
コメント0件塗装した時の塗料垂れは均等に塗れていない
塗装作業で失敗しやすい仕上がりの一つで塗料垂れがあります。塗料が垂れる原因は単純に塗料のつけすぎか塗りムラですが、塗料の種類による乾燥スピードの違いや塗り方の良しあしもですが、塗装時の気温・湿度・風などの自然的環境の違いが大きな影響を受けるので、その日その日に対応した塗り方を考えて塗るという事が大事です。たくさんの失敗から得た知識をフル活用して失敗しないように塗装するという(経験値)がやっぱり重要です。
コメント0件木部をオイルステインで着色する
木部のオイルステイン塗装はそんなに難しいものではありませんが、塗料が水のように粘りが少ない分、刷毛で塗ると飛び散りやすい傾向にあります。塗料飛散を抑えて確実に塗り広げるにはウエスに少量浸み込ませてこすりつけるという方法です。ゆっくりですが塗りムラも少なく均等に仕上るのでいいですね。
和風住宅 天井防虫塗装仕上げ コメント0件鉄骨が劣化しやすい環境は
鉄骨部分の塗り替えはよくありますが、塗り替える判断をする基準は全体に錆が広がって点錆がポツポツと出た頃が一番多いです。外部で言えばひさしなど雨に濡れる部分は劣化が進みやすいですが、内部の鉄骨も湿気や結露など意外と劣化しやすいのです。塗装というのは見た目はもちろんですが大事なのはコーティングして保護することなので、長い目で見るには手入れした方がいいですね。
鉄骨階段の塗り替え工事 屋根セッパン塗り替え塗装前 コメント0件今日は春のような温かさで塗装日和。
連日真冬のような寒さで作業の進みも抑えられていましたが、今日はとても暖かくて春の陽気でしたね。しばらく続いていた住宅の塗装も足場解体して終わりました。住宅の規模も2件分あり組み立てた量もかなりありましたので運搬量の事も踏まえて二日に分けて作業しました。塗り重ねタイミングや施工方法も工夫して冬バージョンで施工していたので思った以上に日数はかかりましたがきれいに仕上がりました。何より自分の仕事でこだわりの仕上げができたのでよかったです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。