アルミ製のサッシュでも錆びる
鉄部など鉄骨は雨などに影響して錆が発生しますが、アルミ製品なら錆びないから大丈夫と思いがちですよね。でも、アルミ製品でも錆びます。鉄骨のような赤さびではなく、アルミ製は白い斑点が場所により発生します。必ず出るというわけではなく日の当たらない北面での発生がよく見られます。ブラウン系のサッシュが多くみられ、塗装することも可能ですが密着性も錆びの部分はとくに良くないので一時的になってしまいます。
コメント0件目地劣化をの剝がれ方、隙間の空き具合を確認する
サイディング外壁の一番の劣化するところで塗り替えを意識させる場所はコーキングの状態です。大きく分けて左右のどちらかに隙間があくパターンと目地の中央に亀裂が入り裂けてしまうパターンとあります。左右の隙間の場合は目地のシーラー塗布の有無とシーラー塗布後の乾燥時間、作業環境(超低温で多湿)など初歩的問題から外部からの影響(西日が強い・高温による乾燥収縮の動き)による亀裂という事例もたくさんあります。また、シーリング材の打ち込む厚さや打設量などシーリング材がある程度の引っ張り強度が出せる施工方法だったかなど現場により劣化の違いがあります。
コメント0件部分的な補修塗りは難しい
外壁の部分補修はよくあります。ガス給湯器の取り換えや窓の取り換えなど塗装できていない・塗装できない部分は意外とたくさんあるのですが、取り替えた後の補修塗りはとても難しいですね。色合いを合わせることはもちろんですが、色の艶の状態を合わせないと貼り付けたように逆に目立ってしまうからです。補修塗りはわずかな面積を少量で色を合わせるという技術が必要ですので日頃の勘でおさめています。
コメント0件塩ビ鋼板は塗装に不向きの場合が多い
トタン板にビニール被覆してある塩ビ鋼板は塗装に適していないと思います。よくあるのがシャッターボックスや水切りトタン、トタンのサンブキ屋根・外壁など意外と多くの場所で使用されています。塩ビ鋼板に私たちがよく使用する2液型の塗料で塗装すると塗装の密着は問題ないと思いますが塗装したところが時間が経っても乾かずべたついた状態のままになってしまう事が多いです。べたつきが残るという事は風が吹くだけでも砂埃が付着するなどザラツキやゴミの付着による色の変色など不具合も多いです。べたつき具合もそれぞれ違うので何とも言えませんが、雨ざらしの屋根に比べ、ひさしの下にある劣化していないシャッターボックスの方がべたつきも強いです。
コメント0件屋根上の瓦のコケはとても滑りやすい
屋根瓦の北面などはコケの生えている場合が多いので塗装工事で歩くときはとても注意しています。たいていの場合は外壁の高圧洗浄をする時についでに洗い流して安全に通れる状態にしています。見積りに入ってないから洗浄しないという事はありません。安全作業が最優先ですよね。
コメント0件アルミの手すりも擦り傷が多い場合は塗装する
ベランダなどアルミ製の手すりがよくありますが、基本的には密着性が良くないので塗装しませんが、表面の艶がなくぞうきん拭きをこまめにされるお宅では砂などで手すりを傷つけてしまう事でやむなく塗装する事があります。普段は塗装しない所でも擦り傷がある事で塗料が傷に入りこみ剝がれ防止になるので心配はいりません。
コメント0件中村塗装の特徴
弊社の住宅の外部塗装工事では激安店に比べるとやや高額に感じます。高い理由は明確で、せっかく塗り替えるのにすぐに変色や劣化させないために高い材料を施工仕様通りに手間をかけ塗り重ねているからです。塗り重ねの時の乾燥時間も計算しているので通常よりも余分に日数がかかります。また、他を汚さないようにビニールやシートで被う養生も惜しまず設置し、使用済みの養生ビニールや廃液の処分も契約している専門取引業者に委託していますのでコストはかかりますが安心して処分しています。また、目に見えない所にも手間はかかりますが、コツコツと確実に仕上げていくというのが弊社の仕事のしかたです。
コメント0件塗装工事のついでにベランダ床のデッキ材の取り換えなど
塗装工事に合わせた関連する工事はたくさんあります。塗装するのに足場を組み立てるので瓦屋根の場合は瓦のずれやしっくいの補修工事はかなりあります。その他にも破風板の劣化している所はトタンを張ってカバーする板金工事、壊れたエアコンを新しく屋根上に設置や防犯カメラの高所取り付けの電気工事、アルミベランダ床のデッキ材の取り換えなどたくさん行っています。塗装工事をする時期は築10~15年程度過ぎたお宅が多いですが、外壁や屋根以外にも同じように劣化しますので足場をかけた時に近くで確認できますので劣化したところをついでに補修しています。
コメント0件タイルなどツルツルしたものは剝がれやすい
塗装すれば色がつくという、ただ塗るだけはできても塗ったものが剝がれずに維持できるかどうかは塗る人の塗装技術もそうですが、どんなものもある材料を塗っておけば大丈夫という事はありません。タイルなど硬くてツルツルした素材の場合はそのまま塗ってもすぐに剝がれてくるので塗装には適していません。下塗り材や下地処理の方法を変えれば少しは改善できると思います。
コメント0件木部の塗り替えの頻度は
木部だけで構成されているフェンス・ウッドデッキ・外壁の鎧壁など塗装して年数が経っても剥がれない木に浸み込む塗装の防虫剤や防腐剤などですが、塗膜を作らない分、ペンキみたいに表面の保護する力は弱いので年一回など定期的に塗り重ねる必要があります。年一回は無理なら数年に一度は雨に当たる場所を優先的に塗るだけでも水をはじく効果はあるのでこまめに塗る事が大事です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。