オイルステイン塗装で失敗しやすい色は
簡単で比較的均等に仕上がるオイルステインの塗装ですが気を付けないと失敗してしまう色があります。それは薄い色ではなく濃いこげ茶色や黒系の色です。実際に色付け着色などをしてみると感じますが、木の種類によって乾燥具合も変わり一刷毛素材に塗ってみると塗料を吸い取るような乾き具合でしたら要注意です。刷毛塗りでは塗り継部分がはっきりと判ってしまうほどムラが残りニス仕上げでは透明なためムラは消えず最後までその状態は隠れません。オイルステインの塗装は最初が肝心で塗装の塗り方や刷毛の動かし方など、何度塗っても難しいですね。
コメント0件床塗装の奥深さ
床の塗装って誰でも簡単に塗る事ができる定番の塗装作業ですが、誰でもできる事と簡単に掃除してローラーでゴロゴロと塗れれば上手い・下手は別として塗装は仕上がります。床塗装で何故奥深いと思っているかというと、塗装って塗装のしかたや塗り残し無く仕上がればいいというわけではなく問題は「塗装した後」です。せっかく塗装しても剝がれたりすぐに変色したりなど床塗装はしっかり乾いてからでも不具合が出やすいので気が抜けません。剝がれが起きないように床面の油を拭いて清掃したり剝がれにくくするために下地のコンクリートに傷を付けたりと意外と手間がかかりますね。
コメント0件スレート屋根の塗り替えで重要な作業は
ガレージ屋根の塗り替え工事(スレート屋根)は洗わず塗装をした場合は剥がれや不具合など予想外の事が起きやすいと思います。塗装の塗り替えの基本は先ずはとにかく水洗いが重要で、一通り洗浄することでコケ汚れや水垢汚れがを一掃することで下塗り材の食いつきをよくするのでとても重要な作業です。洗いがしっかりとできていれば塗料の密着性も向上して長期間保護することができます。
コメント0件塗り板製作。見本板は大きい方が分かりやすい
お客様の依頼で、「小さな色見本では雰囲気がつかめない」と言われ、思い切って1メートル四角の大きさの塗り板を作って持っていきました。小さなな塗り板と比べて大きな塗り板は面積が大きくなる分、明るくなり光の反射も多くなるので濃い色でも薄く感じてしまう「目の錯覚」ので不思議ですよね。
コメント0件木材の基礎部分は防虫剤の塗装で保護する
防虫剤の塗装は外部のテラスやデッキ部分などですが、内部の基礎部分の木材の処理も同様に塗って保護できるので、虫食いなどが心配なら塗装で保護することもおすすめです。保護材の塗装も1回よりは2回塗り、2回よりは3回塗りなど、塗り重ねるほど木を保護する力は高まるので、木の状態に併せて予算の都合もありますのでよく確認してから施工したいですね。
コメント0件平らな面を均等にはやく塗り広げるアイテム
きれいに均等に塗り広げるには刷毛塗りやローラー塗りでは難しい場合がありますが、お手軽に塗り広げる事の出来るアイテムは「コテバケ」です。コテのような長方形型の板状ウエスの道具で変わった形をしていますが使ってみれば分かりますがムラなく均等に早く仕上げる事ができます。きめ細かい仕上がりとなるのでオススメですね。
コメント0件コンクリートの白いアクは塗装してもすぐに剥がれてしまう
コンクリートやモルタルブロックなど白い鍾乳洞のようなアクの出ている部分は塗装してもすぐに剝がれてしまいます。それは雨が降ると素材から水分が吸い込み吐き出す出口部分がエフロレッセンスというコンクリートのアクです。何度塗装しても内部からじわじわと水が出てくるので塗装面を押し上げて剝がしてしまいます。剝がれないようにするには降雨時に雨が浸み込まないような屋根を設置するなど水みちを変えてあげなければなりません。このような状態になりやすい所は花壇や門塀・擁壁などがよく見られます。
コメント0件工事が終わり、足場解体しました。
塗装工事とは別に屋根瓦棟補修工事をしましたが、棟の工事も終わり足場を解体しました。足場を組んだ2週間前とは違い今日はとても暑く仕事終わりに着替えたときにシャツに汗のかいた後がしっかりと残っていました。これから気温も徐々に上がっていくと思いますが、体調を崩さないように気をつけていきたいと思います.
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家具などの木部オイルステイン塗装の注意点
無塗装の家具に色を付けるときに注意することは塗るものの木の硬さと元々の色合いを見極めることが重要です。木の素材により硬い木は色を塗っても浸み込まず色がつきにくいという特徴があります。これは濃い色をつけようと思った時ほど色がつかないので塗り重ねをするなど手間がかかります。また、元々の木の色が黄色っぽい・赤っぽい・黒っぽいなど素材の色に影響され着色したい色に近づけるにはそのことも考慮する必要がありますね。
コメント0件今日は天候不順で大変でした。
今日は工場内部の塗装工事という事で直接雨で濡れるという事はありませんでしたが、突然の強風に加え強雨が降り続いたり予測不能でコロコロと変わる天候でとても大変でした。今日は設備塗装という事で塗装の技術を問われるほど難易度が高く塗りにくい色合いでしたが、何度も振り返り塗り残しが無いかチェックしたりと細かい事にも注意しながら作業していました。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。