光の具合で色の見本も雰囲気が変わる。
色の変化(塗装している時の乾燥前の色合い)と(乾燥後の色合い)は微妙に異なります。塗料は基本的に乾くと色が濃くなる性質があるため色合わせの時には少し薄目の色を作り乾いた時の状態を予想して作ります。また、光の当たる場所と当たらない場所では当然当たる方が艶の状況から見ても光を反射するので少し明るく見るので逆に濃い色にした方が予想してた感じに見えることもあります。
コメント0件砂状模様の吹付塗装仕上げ
今日はモルタル塀の吹付塗装仕上げをしました。天気は良くて風も穏やかで吹付の塗装をするには最適ですね。吹付塗装をするので塗料の飛散防止のために足場と飛散防止ネットをして吹付の工事となります。ネットがあれば十分ですが、今回は近隣住宅にご迷惑をかけないようにビニール養生で完全囲いで作業しました。メリットは確実に飛散防止ができる事ですが、逆にデメリットは風の流れを遮断するので吹き付けした塗料の乾きが遅くなり作業時間も延長してしまいました。
コメント0件作業スピードに合わせて速乾塗料と普通乾燥塗料を選んで作業する。
速乾性の塗料は塗って数分以内に乾いてくるなど塗装作業性がいいので次の段取りをする事ができます。特に庇や錆止めを塗ってから数時間以内に歩くなど階段などの塗装工事に適しています。ではどんな塗料も速乾性の塗料にすれば効率がいいように感じますが下地の状態により旧塗膜が軟弱の場合は速乾性の塗装はさらに脆く剝がれやすい塗膜なってしまう事があるため普通乾燥性の塗料の方がいい場合もあるのでしっかりと見極めて使い分けることが大事です。
コメント0件外壁サイディングのフッ素仕上げ
今日は午前中は雨が降り作業は中断しましたが午後は外壁のフッ素上塗りをしました。前日にフッ素の中塗りをしておいたので上塗りも順調に塗り進めることもできました。フッ素仕上げはよくしますが、改めてよく見てみるとシリコン仕上げよりも艶が良いように見えます。それと外壁を触った瞬間、フッ素特有の表面の硬さを感じました。塗装面が硬くなるという特性がフッ素はありますが、硬すぎて動きのある外壁素材ではクラックが出やすいので外壁の状況に応じてフッ素仕上げを選択するといいですね。
コメント0件平らで広い場所をムラなく塗るにはコテバケがいい。
例えば広い机など塗装したいときに刷毛で塗るのか、ローラーで塗るのか、吹付で仕上げるのか、それぞれ選択肢はありますが、自分ならコテバケで塗装します。コテバケは塗料を含むスポンジ素材に細かい毛丈の構成となっていてきれいに仕上がります。特におすすめなのがオイルステイン塗装やニス仕上げなど塗料粘度の低いシャビシャビな塗料ほど均一に仕上がります。初めて使う時は戸惑いますが使い慣れてくるとなくてはならない塗装道具だと感じます。特に塗料飛散しにくいので天井塗装など有効です。
コメント0件鉄部の塗装にシルバー色仕上げ
鉄骨など鉄部の塗装でピカピカ光るシルバー色の仕上げをする事がよくありますが、それなりの理由があると思います。それは言うまでもなく耐候性が良いという事です。昔から配管やタンクなどシルバー色仕上げが普通にありましたが、一般に使用するペンキのシルバー色は外部の雨に濡れる場所でも剝がれずにシルバーの質感を維持していると感じます。やはりこのようなものもちの良さが今でも使用されているのだと思います。
コメント0件雨が不安なので急ピッチで塗り進めました。
雨降りの頻度もこの季節は多いので雨が降れば作業も中断します。塗装で雨が降るまでは下地が濡れていなければ基本的には塗装可能ですが、雨が降って下地が濡れてしまえば塗装は密着不良などの不具合が出る恐れがあるので作業中断しています。なので、雨が降るまでが勝負の時間となりますので急ピッチで作業にあたりました。塗装作業は天候に大きく左右されるので段取りするのも大変です。
コメント0件傷んだ破風板はガルバで保護するのが手っ取り速い
経年劣化で外壁よりも先に破風板は雨に当たりやすいので劣化が進み、知らぬ間に傷んでいることもしばしばあります。破風板の保護する方法でガルバリウム鋼板は丈夫で長持ちするので補修工事するにはとても安心です。板金の工事をするのに寸法どりが大変ですが、きれいにはまり施工した後は見た目も最高です。大事なお家を守るために破風板の保護はとても重要な役割だと思います。
コメント0件コーキングの粘りは種類により違います。
コーキングの役割は大きく2つあります。隙間を埋める事と外壁の伸縮性に対応して伸び縮みすることです。コーキングの伸縮性はとても大事でいつまでも柔らかく外壁の伸縮に対応できるようなものもたくさん出ています。塗装屋は基本的にコーキングをしてからその上に塗装してしまうのでコーキング自体に伸縮性能があれば耐候性は塗装膜で保護できるので十分です。それぞれの良い所を引き出せるように材料選びも常に考えて施工しています。
コメント0件モルタル塀の塗装が変な剝がれ方をしている
モルタル塀やブロック塀などで時々変な塗装の膨れや剝がれなど目にしたことはありますか。塗装剝がれの原因はそれぞれありますが多くは塗装面と下地の密着不良ですが、花壇のようなモルタル塀の中に水撒きや雨が降ると水がたまる条件ではモルタル内部から水分が押し出されじわじわ出てくるなど塗装しても塗膜と下地の隙間が湿気で剝がの原因となります。そんな条件でも塗膜の種類によっては湿気を通過させる透湿性の塗膜もあるので条件が揃っていれば塗装可能です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。