塗装工事は足場がとても重要な役割をしています。
今日は塗装する前の段取りで足場組み立てをしました。足場は塗装工事をするのにとても重要な役割をしています。例えば外壁を洗う時でも水が早く切れるように踏み板は網目状になっているし塗装をしている時もネットやシートを張って塗料飛散防止の囲い養生も簡単にできます。低層の平屋の塗装の場合に脚立足場をよく使いますが、脚立は囲い養生ができないので周囲に飛散しないか心配になる事も多いです。やはり安全作業は足元がしっかりしていないと不安ですので不安な気持ちにならないように安全作業に努めています。
コメント0件防虫剤塗装をする時には保護具の着用を
木部塗装の定番塗装で防虫剤の塗装は多いと思いますが、塗料が水の様で粘りが少なく木に浸み込みやすい浸透性の塗料ですので作業性はいいですが、塗料が飛散した場合は逆に飛び散りやすく作業時に軍手をしててもすぐに浸透して手は汚れてしまいます。しかも汚れるだけでなく手に浸み込んでいくので体にもよくないですね。作業するときは浸み込まないようにゴム手袋や保護メガなど着用して作業しないと駄目ですね。特に上向きの天井塗りの場合は飛散が激しいので気を付けて塗装しています。
コメント0件オイルステンの塗り重ねはタイミングよく
塗装工事の中でもオイルステン塗装は木が塗料を吸い込むので塗料がついた部分は直ぐに乾いてきます。一度乾いてしまうと二回目の塗装でさらに色が濃くなってしまうので最終的に色を揃えたいなら塗り広げる順番や施工人数を増やすなど段取りよく仕上げないとうまくいきません。濃淡の所ができてしまった場合はうすめ液でウエスの拭き取りなど濃度調整をして仕上げるといいですね。
コメント0件海に近い場所で鉄板塗装をしました。
現場は海に近い場所にある工場で塗装工事をしました。海に近い所なので鉄部の場合は海の影響を受けて錆びやすいので少しでも耐候性の強い塗料で塗装することになりました。その塗料は「塩化ゴム樹脂塗料」です。ゴムと書いてありますが見た目は普通の塗料でどの色でも色調合できます。ただ、塗料を塗ってみると超速乾性の塗料で刷毛塗りやローラー塗りでも乾きが速い分引っ張れて塗りにくく感じます。また、ローラー塗りでは塗り広げるときに空気が混ざり入るので気泡のような模様が残り乾いてしまいますので塗り方には塗料の濃さなどに気を付けて塗装しています。
コメント0件アルミ製品の塗装をする時の条件
住宅塗装でよくある質問で「アルミの手すりは塗装できるか」とよく聞かれます。ズバリ塗装することはできますが、塗装屋としてはアルミの塗装をした後、どのようになるか?というところまで考えてしまいます。塗り替えの場合はアルミの表面が劣化していると思いますので表面がザラザラとしている場合は塗料も引っかかるので剝がれにくいですが、新品のアルミは表面も硬くツルツルしているので下地処理をしても場所によっては剝がれが起きてしまう可能性が高いと思います。また、稀にアルミ製品でも白い錆が発生していることがあります。錆が出ている時は表面を処理して研磨しても錆が中から押し上げて剝がれるという事があります。塗装する際は状態を確認する必要があります。
コメント0件コンクリート床のひび割れはパテ補修してもまた割れる恐れがある
コンクリート床のひび割れ(クラック補修)は厚膜塗装や薄膜塗装のどちらも同じでパテ処理をしますが、塗装後にしばらくたってから見るとクラック部分は少し歪んで盛り上がっているように見えました。その理由は僅かにコンクリート床が動いているという事が分かり、大きいクラック隙間のあるほど動きは大きく再び亀裂が入りやすいと思います。そのクラックを軽減するためには下地に寒冷紗やガラスクロスを入れてから塗装をすれば多少はいいと思いますが、上塗り材がエポキシ系の硬い塗膜の場合は同じように割れやすいので注意が必要です。
コメント0件塗装するときの塗料の濃さはどれくらい
塗装の難しさは塗料の濃さに大きく関係しています。塗料が濃いと塗りにくく塗るのに時間がかかり塗り残しなども多くなります。逆に薄すぎると色が透けて色ムラになりやすいし塗料が垂れやすいので丁度いい濃さで塗る事が大事です。塗料の濃さは塗料缶にどれだけ薄めればいいか書いてありますが、それは目安の事で気温が20℃くらいの時の濃さをさしているので今の寒い時には規定量よりも少し余分に薄めないと粘りが強くてうまく仕上がらないでしょう。反対に夏では気温に加えて塗装する素材も温められているので規定量よりも濃いめにして丁度という事もあります。塗料は気温や湿度で状態が変わるので気候に合わせて調整しています。
コメント0件塗装の基本は奥から塗る?
今日は機械の塗装をしました。塗装する部分はどこから塗っていいのか考えることもありますが基本は奥の方から塗る方がいいです。なぜなら手前を先に塗ってしまうと後から奥が塗りたくなっても手前の塗りたて部分を触ってしまうので奥から順番に塗って仕上げていきます。外壁でも同じですが、奥の狭い部分から塗り仕上げていかないと周りに触れてペンキでベタベタになってしまいます。ですので塗装は常に塗る前に順序を考えて仕上げないと身動きが取れなくなりますね。
コメント0件鉄部の塗膜剥がれをサンダーペーパーか穴埋めパテで処理をする
鉄部の塗り替え工事で多いのが何度も同じ場所が錆びてその場所だけ剝がれていることがあります。鉄製の丸パイプでも同じですがその剝がれたところをきれいに掃除して塗装しても剝がれた部分と剝がれたない部分では段差が出て見た目で見えやすい部分は直ぐにわかるので、その違和感を感じないように剝がれたその周辺をペーパーで処理して段差を減らすか、もしくは鉄と相性の良いエポキシ系のパテで穴埋め補修するなどちょっとしたことで案外きれいに見えます。
コメント0件同じ塗料でも刷毛塗りとスプレー塗りとでは仕上がりは違います。
塗料が同じでも塗装方法が変われば仕上がりも変わってしまいます。例えば刷毛塗りとスプレー塗りですが、刷毛塗りでは塗料の濃さも丁度いい塗り頃に塗料を薄めて塗り広げますが、スプレー塗りでは濃い塗料は吹付できないので塗り頃よりもかなり薄めて仕上げています。刷毛塗りでは刷毛芽が出ますが、スプレー塗りでは刷毛塗りのような刷毛引き模様がつかないので比較的にムラの少ない塗装仕上げとなります。個人的にはスプレー塗りの方がきれいに仕上がるのでお勧めですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。