稀に見ますが、屋根瓦がズレて下の軒天井が劣化する
昨年もありましたが「軒天井もついでに穴を塞いで直してほしい」という依頼を受けることがあります。天井に穴が開くという事はその原因は屋根の表面にあると考えられます。屋根に上がりその状態を見た所、瓦屋根がズレてその中の赤土が出ていたのでただ事ではないと確信しました。とにかく雨漏れの原因を突き止めて漏水対策として既設の瓦や赤土を降ろして中を見てから判断していくので難しい所ですが劣化した部分を取り除き修繕して元と同じように直していきます。状態により施工が難しいこともありますが、専門業者と取引をしているので確実に補修しています。
コメント0件室内を水性塗料で明るく仕上げる
室内のプラスターボードの塗装は艶消しの落ち着いた仕上げが定番ですが、室内で細かい作業をされるなど少しでも明るい環境にしたい場合は艶ありの塗装もお勧めです。水性塗料の艶あり塗装は溶剤系の塗料と違いドカ艶にならないのでいいですね。艶あり塗装は艶消しに比べて手あかがつきにくいので汚れにくく雑巾で拭き取りも可能なのでメンテナンスが楽ですね。
コメント0件トタンの塗り替えのサインは現場により様々で
ある現場ではトタンのサンブキ屋根が下からは見えないけど暫く塗ってないから見てほしいと依頼され確認しました。すると、表面が劣化してチョーキングの領域を超えて錆が全体に広がっている状態でした。施工方法によっては屋根の張り替えという選択肢もありますが、塗り替えと比べても施工価格も3倍ほど違ったのでしっかりとした下地処理や強力な2液型錆止めや上塗りで屋根をコーティングして錆を抑えた施工法で仕上げました。もちろん自身のプロ仕上げです。
トタン屋根 塗装前現状 トタン屋根 塗装完了 コメント0件天井ケイカル板は風雨の影響で意外と汚れる
住宅天井や工場通路でもよく見られますが汚れにくい天井面でも意外と砂汚れの所が多く、塗装するにも手作業で落とすよりも高圧洗浄で洗った方が効率よくきれいにすることができます。天井が汚れる原因は現場状況により違いますが、強風により風が天井に巻き上げられたりすると意外と付着してしまいます。通路など風通しの良い場所では壁なども激しい砂汚れの所もよくあります。
コメント0件コーキングの弾力性は種類によってそれぞれ違います。
今では耐候性や伸縮性に優れたコーキングはたくさんありますが、昔から実績のあるコーキング材もよく使用しています。それはウレタン系の材料ですが、薄い厚みではさほど変わりはありませんが、厚塗り施工するとしっかりとした弾力の伸縮性と施工面の上に塗装してもガッチリと密着してコーキング材としても十分な能力を発揮していると感じます。ただ、施工中も伸びが強いのでヘラ離れが悪く普段から施工になれていないとコントロールが難しいのが難点ですね。
コメント0件コーキング劣化はどの程度まで進んでいるのかはカットして確認しないと・・・
サイデイング外壁は目地のコーキング劣化ですが、表面に縦しわが出て瘦せてくると打ち替え時と感じます。いろんな現場でサイディング目地を見ますが目地の幅と目地の深さはそれぞれ違いいくら表面が劣化してても厚みのある場合は直ぐに打ち替えないといけないという事はないのだと思いました。但し目地劣化している部分が中の非粘着テープ「内部の青色テープ」が見える場合はコーキング寿命が限界になっているので早急に打ち替える必要があると思います。
コメント0件塗り替えのサインは素材により違います。
外壁でもトタンやサイディングではチョーキングと言って手に白い粉がついてくるようになると塗膜の力がなくなりそれが塗り替えのサインですね。また、玄関の柱や破風板の木部の場合は色が薄くなったり木が瘦せて木目や繊維が浮き出てきたりすると防虫効果や撥水効果が劣ってきた証拠なので外壁よりも早い段階で保護塗装をした方がいいと思います。
外壁トタン劣化状況 コメント0件塗り替えはコーキングの状況もよく確認する
塗り替えするタイミングはその他の部分も劣化します。外壁部分で著しく劣化の激しい所は窓周りや目地のコーキングですね。劣化というぐらいなのでコーキングの表面は縦スジがたくさん入り、部分的には剝がれて隙間が空くなど不具合も発生します。稀に外壁は傷んでもコーキングだけ異常なしの所もありますが、通常は外部では紫外線にやられて劣化するケースが多いので状態を見て施工方法を選択しています。
コメント0件黒色の外壁は熱を吸収するはホント。
最近では水性塗料での黒色艶消し仕上げの工事が多いのですが、塗装する場所に光が当たり熱を蓄積している部分はとても早く乾いてきます。外壁の状態にもよりますが、コンクリートやモルタルの塗料を吸収しやすい素材の場合はさらに乾きは速乾となるので塗料をローラーで塗る時でも配る最中に色が仕上げ色に変化してきます。施工する時期にもよりますが真夏の暑い時期の黒塗装は施工難易度は上がるでしょう。
コメント0件モルタル外壁にひび割れがある場合、コーキングなど処理しないで塗装すると・・・
モルタル外壁では塗り替えのタイミングでいろんな部分でひび割れを見受けますが、細かいひび割れは塗装した時に塗料で埋まって目立た感くなると思いがちですが、実際に塗っている時に気付いたことは「塗料だけではひび割れは埋まらない」事です。塗料だけでは細かいひび割れは埋める事ができないので下塗りの微弾性塗料で埋めて上塗りに備えるという事が一般的ですが、塗料でも埋まらない大きなひび割れはとにかく「最初に埋めておく」事が大事です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。