雨の降る時に天井の塗装をしたけど、塗装面の乾きが極端に遅い。
雨の降る時に雨の影響を受けない濡れない場所の塗装をしますが、上手くいかないとか塗り心地がいつもと違うと感じることがよくあります。それは雨の影響の「湿気」が大きく関係しています。その湿気が塗装するものにまとわりつき更に湿度が高くなると油性塗装の場合では刷毛が滑って全く色がつかないってこともあります。どうしてもその日に塗装したい場合はストーブなどで乾燥させたり送風したりと思った以上に手間がかかります。いうまでもありませんが晴れて湿度の低い良い日を選んで塗装することで仕上がりも違いますね。
コメント0件屋根同様にベランダ床も紫外線などのダメージを受けます。
ベランダの床の塗装も外壁同様に劣化してくるので同じタイミングで塗り替える事をお勧めします。ベランダ床で塗装する床の素材は「FRP床」や「防水シート」などですが、劣化してくると表れる症状としてFRP床の場合はガラス繊維質の綿のような繊維が表面に出て、歩いた時に風が吹くと繊維がほどけて少しずつ劣化します。また防水シートの場合ではシートのシワや亀裂が心配ですね。目に見えない細かい亀裂でも時間の経過とともに大きくなり、そこから水が入ったり空気が入ると次第に全体に広がっていきます。それこそ劣化してからでは遅いので外壁塗装や屋根塗装のタイミングでベランダ面も塗装をした方がいいと思います。
コメント0件おかげさまで今日誕生日を迎えました。
本日、私事ですが誕生日を迎えました。歳は言えませんが40代後半です。光栄なことで先日ご結婚された水卜アナウンサーと同じ日の生まれです。めでたいのか分かりませんが自分は歳をとりたくないですし、家族も何となく祝ってくれる状態なので、「これマジで頑張らねば」と思う日になりました。自分には塗装の技術しかありませんが、「誰でも塗れる」から「自分でしか塗れない」という技術を出していければと思います。また今でも思いますが、塗装は本当に奥が深いと思います。
コメント0件今と同じ色を塗るために色調合・色合わせをして少しでも近い色を作る
色を作るのに色を足して混ぜていけばいろんな色を作ることはできますが、お客様から「今と同じ色合いにしてほしい」と依頼を受けると現物に合わせてある程度の近い色を作る事はできます。色調合も普段からの勘で入れる量の微調整をしながら作るのでかなり難しいと思います。自分も最初の頃は何でも混ぜ合わせていけばできると自信満々で調合していましたが、ジュース缶1本あれば足りるところをなんと一斗缶4本も作って怒られたことを覚えています。色作りは奥が深いとその時実感しました。
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外壁塗装仕上げで艶消し仕上げが流行っています。
外壁塗装仕上げで艶消しの仕上げが多くなってきました。艶消し仕上げの最大のメリットは「ツヤツヤとは違い落ち着いた仕上がりとなる事」です。艶消し仕上げをする代表的な現場は「日本造りの家」が多く、リシン外壁やスタッコ外壁・タイルベース吹付仕上げの艶消し仕上げも変わった雰囲気に仕上がりますね。ひと昔は耐候性の問題から上塗りの艶消し仕上げ材が少なかったのですが、今では十分に対応しているので安心して艶消し施工しています。
コメント0件サイデイング外壁の遮熱塗装仕上げが「機能性・耐候性」に加えて艶も◎
今から夏に備えて厚さ軽減に遮熱塗装をお勧めしています。弊社が使用している遮熱塗装は関西ペイントのアレスクールシリーズで、屋根塗装以外にも西日の強い場所での遮熱コーティングをよくしています。普通の艶あり塗料でシリコンやフッ素などありますが、どうしても経年劣化で耐候性と共に遮熱性能も落ちてきます。屋根で言えば「汚れやすい」とか「紫外線によるダメージ」により塗膜性能も落ちるので耐候性の高いフッ素をお勧めします。外壁も同様にサイディングに対応しているので「普通に色を塗ってきれいになる」+「夏の厚さに備える」という事ができる時代です。
外壁遮熱仕上げ(アイボリー色) 屋根遮熱仕上げ(ライムグリーン) コメント0件鉄部のサビ、「錆が出やすい・広がりやすい」ところは・・・
錆が出やすい・又は広がりやすい所はある共通点があります。それは「錆び方が酷い、もしくは錆びやすい環境」です。錆が広がる条件を思い出してみると(雨や水)がやはり関係してきます。雨に当たる鉄部で地面に近い下の方(鉄骨柱の根元)や水はけの悪い角の部分(鉄骨階段の角)などです。また、意外と思われる場所として天井のキーストンで、湿気が上に上がる現象で錆が広がります。錆びたままほったらかしにすると劣化して落ちてくるので鉄部は早めに対策しておきたいですね。
鉄骨階段 劣化状況 コメント0件軒天井のベニヤ板は経年劣化で湿気を含んで傷みやすい
天井部分は直接雨に当たらないので劣化しないと思いがちですが、実は素材がベニヤ板の場合は湿気を含んで膨張や剝がれなどがおきやすいです。それはベニヤの表面の劣化により湿気を吸い込みやすくなるので塗り替えの際には絶対に塗りたい部分です。また、軒天井の素材がベニヤじゃなくケイカル板の場合は色の劣化や汚れは付きますが、湿気を含んでの変形はおきないのでその点ではやっぱりケイカル板の方が長持ちしますね。ベニヤ板の場合で剥がれが酷くなったらトタンをその上から貼るなど板金で補修工事する事も可能です。
ベニヤ板(プリント板)劣化状況 コメント0件ステンレス鋼板に塗装するには下地処理が大事です。
ステンレス鉄板に普通に塗装することはできますが、問題は「塗装後にふと見たら何故か塗装が剝がれていた」という事があります。鉄板板とステンレス板との違いは素材の違いですが、素材が違う事により塗装した時の密着性の違いも出てきます。ステンレスと鉄ではステンレスの方がツルツルしているので密着不足になりやすく剝がれやすいと言えます。剝がれにくい状態にするにはやっぱり下地処理「ペーパー処理などの表面研磨」で細かい傷を付けて塗料が引っかかる事で密着性も向上します。
コメント0件塗料は同じでも色により長持ちする色はあるのか?
塗料は同じでも長持ちする色はあるのか?という質問がありますが実際はどれもほとんど同じくらいだと思います。しかし、年数が経っても色の変化が少ないという色はあります。それは「クリーム色・ベージュ色・アイボリー色」などの昔からある定番の外壁色です。なぜ変化が少ないのかというとベースになる色が白色を多く使用していて劣化してくると白い粉のようなチョーキング現象を起こしますが、その色に似た色を塗る事で退色しても違和感がないという家を見たことがあります。逆に鮮やかな色「赤・黄・紺」は早い時点で色が抜けやすく白っぽく変化してくるので長持ちしない色と言えるでしょう。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。