鉄部の油洗浄作業
今日は鉄板の塗り替え工事で鉄板に浸み込んでいた油を除去してから塗装しました。油の除去は脱脂と言って塗装する前の下地処理でするものですが、油があると塗料が弾いてきれいに塗る事ができず密着力もほとんどありません。下地処理では脂分をしっかり拭き取り乾かして塗料をのりやすくしなければなりません。油分の除去作業は鉄部の塗装における絶対必要な作業です。
コメント0件もう12月ですよ。
気付けばもう12月ですよ。あまり寒くないから実感がなくて・・・って感じです。寒くないおかげで塗装作業も順調に進みました。設備塗装の塗り替え工事で思った以上に塗膜の剥がれや油が浸透していたので、ケレン清掃や油洗浄をするのに手間がかかりましたが無事に終わりました。いつもの寒さがなくて生活するのは楽ですが、普段とは違う環境で体の調子が崩れそうですね。
コメント0件外壁トタンの仕上り
外壁トタンをきれいに仕上げようと毎回試行錯誤しながら作業しています。以前はトタンの塗装といえば刷毛塗りが主流でしたが、今ではローラー塗りができるようになりましたので作業スピードも上がり均等に仕上がるので艶も揃います。トタンの形状もいろいろとありますが、やっぱりフラットな面が多い方がきれいに仕上がりますね。今では波型のトタンでもローラー仕上げすることもあるのでローラー塗りの工事もどんどん増えました。塗料の飛散対策など作業性が重視される道具が増えたので、ローラーを一つとっても進化してますね。
外壁トタンの仕上がり コメント0件樋の塗装と塗料の耐候性
樋パイプの塩ビ系に塗るとき昔の塗料は塗装してからしばらく経つと熱膨張で塗膜が引っ張られ剝がれが生じましたが、今の塗料は密着力の向上で剥がれることはほとんどありません。しかし塗装する前に下地をきれいにするため洗浄して洗い流すかペーパーを当てて汚れを落とすなど下地処理はした方が長持ちします。塗料の性能もそれぞれありますが紫外線や雨汚れなどひと昔の塗料とは比べ物にならないほど丈夫になりましたね。
コメント0件スレート倉庫壁の下地処理
スレート壁の塗装をするときに一番注意することは壁の状態が汚れていないかという事です。通常では高圧洗浄水洗いをするのですが、洗う事ができない場合もありますのでケレンたわしを使って水垢やコケ汚れがあればきれいに取り除く必要があります。きれいな下地にすれば塗料密着も向上しますが塗装してみると塗料の吸い込みがあり吸い込みが多い場合ではシーラー塗布して吸い込みを止めて下地を安定させます。下地の種類や劣化年数でも吸い込み量は変わりますので試し塗りして確認してから塗装するようにしています。
コメント0件防虫剤塗装とトタン笠木取り付け工事
今日はトタン板を加工して笠木を作り塗装した後に被せるカバーを取り付けしました。トタンで雨の侵入をブロックするので腐り止めの塗装と合わせることにより長期間劣化させることなく長持ちさせることができます。また、木材に塗る浸透型の防虫剤はこまめに塗り重ねればより一層耐久性もアップします。
コメント0件ウッドデッキ塗装
ウッドデッキのケレン清掃と防虫剤塗装をしました。ウッドデッキは屋根のない雨ざらしの状態でしたので板の劣化もあり、電動のペーパーサンダーを使い表面の劣化塗膜を磨いて下地処理をしました。塗装も防虫剤の木に浸み込むタイプを使用したため何度塗っても艶は出ませんが、雨による腐り防止・劣化防止には十分な耐候性を発揮します。時間や手間を気にしなければ(乾いたら塗る)を繰り返しすれば木板にとってより一層丈夫になります。
ウッドデッキ ペーパーサンダー作業中 ウッドデッキ 下地処理作業中 コメント0件高所作業車を使う工事
今日も高所作業を使う工事をしました。高所作業では外壁や天井の塗装をするときに使いますが、自走式(自動レバーで走ることのできるタイプ)で乗ったまま移動できて高所の塗装工事をスムーズに行う事ができます。とても便利な道具でも安全を第一に考えて床や路面の凹凸が多い所では作業台をそのまま上にあげるとグラグラしてしまうため安全装置が作動して上昇できなくなります。作業するうえでは安全第一で機械操作をしていきたいです。
コメント0件高所作業車を使います。
明日は工場の仕事で外壁塗装工事をします。作業車を使って高さの高い部分を塗るときに使用するのですが、一番の利点は足場を作らずに簡単には高所の作業ができるという事です。今回は外部の地道で小石がごろごろとしているのでタイヤのタイプではなくクローラータイプのキャタピラーなので多少の凹凸も乗り越えて作業することができます。作業車の使い道はいろいろありますが、自宅では垣根の木の剪定に使えるので便利です。
コメント0件木板の下地処理
外部設置の多いウッドデッキなどでは雨が降ると湿って晴れると乾くという繰り返しが続くと板も膨張・収縮で激しく動くので劣化する原因となります。また、北面や日陰の場所では雨で濡れたままの状態が続くと木が早く腐るので風通しを良くする必要があります。条件が悪く風通しが特別悪い場所では緑色のコケが広がりますので水洗い洗浄すれば密着性も向上して上塗りの性能を十分発揮することができます。木を長持ちさせるには現在の下地の状態をしっかり確認することが肝心です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。