塗装間隔と乾燥時間はとても大事
塗装間隔ってわかりやすく言えば錆止め塗装して上塗りするまでの時間の事で、錆止め塗装も速乾性が多いので塗装して表面乾燥したら上塗りを塗る事はできます。時間のない時は有効ですが、乾燥時間というところでみると5~8時間あける方がいいです。(理想は翌日塗装)しっかりと乾燥させた分、上塗りの塗装も塗りやすくなり性能・機能も十分に発揮することができます。塗り重ねするポイントはやはり塗装間隔を守る事です。
コメント0件鉄部塗り替え塗装で気を付けていること
鉄部の塗り替え工事で気を付けていることは下地の状態を把握するという事です。どんなものの塗り替えでも確認していますが、鉄部塗り替えは旧塗膜の剝がれ方や剝がれた下地の状態など下地汚れや劣化塗膜をいかにきれいな状態にしてから塗装できるかで塗装耐久性をあげることが可能です。何度も言っていますが、塗装の基本は下地状態によりますのでより良い下地作りが大事です。剝がれので塗膜がある状態でその上に塗装してもすぐ剥がれるので無意味です。
コメント0件鉄骨の錆止めを塗るワケ
錆止め塗装は錆を止めるために塗る塗料ですが、正確には錆びの原因となる水分や空気を遮断して錆びにくくする塗料という事です。その為には素地となる鉄部としっかり密着して剥がれないような塗膜を作り、上塗り塗料も同じように密着と塗りやすさを向上させるためにする役目があります。もちろん、塗り替え工事の場合でも同じで下地(素地)の状態はできるだけきれいなら密着力も耐久性も上がり保護性能も上がります。
コメント0件歯医者の先生との話で
今日は夕方ごろ歯医者に行きました。数年前から通っている行きつけの歯医者さんで、自分たちと同じで夫婦で経営しています。自分の子供達も小さい時から通っていて最初は診察室に入る事もできなかったのに「来年は成人式ですよね。」って言われたときに診察中だった自分は口を開いたまま泣いてしまいました。今までの色んな事をその瞬間に思い出してしまったからです。先生も「歯医者が苦手でも頑張って通って治療してくれて本当に嬉しい」って感謝の気持ちを伝えて頂きありがとうございます。自分もこの先生みたいに誰にでも親しみを持って接することができる人にならなくてはと改めて思いました。
コメント0件コンクリート外壁のひび割れを補修する
コンクリートのひび割れ補修方法はいろいろとありますが、コンクリートの強度が心配されるときは目地をVカットしてセメントを詰め直す方がベストですが、ひび割れが小さい場合ではカンレイシャの薄い網を貼ってから塗装する方法があります。もっと小さなヘアークラックなどはコーキングでも問題ありませんが、シリコンシーラントのコーキングは塗装が弾いてしまうので絶対に避けたいです。きれいに塗装できるコーキングでは変成シリコンやウレタン系やアクリル系を適切に選んで補修工事しています。
コメント0件外壁も下地の柄模様で雰囲気が変わる
外壁塗装をする時、平らな壁と凹凸がの壁では仕上がりはずいぶん変わります。フラットな外壁では見本帳で見た感じで仕上がるのに対して凹凸模様の外壁では見る角度によって模様が浮き出て見えるので出来上がりの感じが違って見えます。一番の違いは凹凸外壁の場合は同じ塗料で塗装しても影ができるという事です。影によって模様を際立たせることができるので家のイメージを決めるポイントとなりますね。
コメント0件木部のオイルステイン塗料の吸い込みはムラがでます。
内部壁のオイルステイン仕上げで木材の種類にもよりますが着色の時に使用する塗料で、同じ木材でも塗装しやすい所や逆に塗料を吸い込んでなかなか塗れない所など様々です。それは木材の硬さに関係していて硬い部分では塗装しやすく塗料もあまり使いませんが、柔らかい部分では塗料が浸み込みやすい分塗りにくく材料もたくさん必要になります。塗装ムラを少なくするためにはやはり2度塗り3度塗りと時間を空けて塗り重ねるという事も大事ですが、塗装は塗り過ぎや塗料垂れなど最終的に乾くまで分かりませんので塗料が垂れそうなところはウエスで拭き取りをするなど微調整が必要です。
コメント0件木板の手触りザラザラ感は最初の下地処理で決まる
木部などの無垢のテーブルクリヤー塗装をする時では下地処理はとても慎重にしています。きれいなテーブルでも手触りがザラザラしていると残念ですよね。そのザラザラの原因は板の毛羽たちで板の表面研磨をペーパーなどでするとき時間をかけて丁寧に仕上げないとこのようになってしまいます。下塗りの目止めシーラーやあく止めシーラーも塗って、乾燥、ペーパー処理をしっかりとできればツルツルのフラットな下地状態ができます。きれいな下地ならどんな塗装をしてもきれいに仕上がりますね。
コメント0件ウッドデッキの柱の根元が腐って傾いた時は
外部の塗装工事で外壁塗装と併せてウッドデッキも防虫剤塗装することがありますが、塗装するときに床面が少し傾いている場合があります。柱の根元を見ると雨の影響などで柱の劣化が進んでいて柔らかくなっていたので床面も傾いたのです。腐り具合にもよりますが、ほんの少しの場合は劣化したところだけ削り取って硬い基礎パッキンを入れて終わりますが、上の方まで劣化していた場合は柱の取り換え工事となります。防虫剤の塗装をしても屋根がなく雨ざらしの場合はできるだけはやい塗り替えスパン(年に一度)は塗装した方が理想です。こまめに塗るほど防水性を維持できますし、劣化していた場合でも早めに補修工事ができてコストを抑える事ができます。
コメント0件セメント下地フィーラーはヘラで仕上げる
コンクリート擁壁などの下地処理材でセメントフィーラーを塗って下地を作りますが、塗る道具はどうしても使い慣れている金ベラで材料をしごきながら平らに仕上げていきます。もちろんコテも使いますが、内部の塗装工事では石膏ボードやコンパネの継ぎ目などにジョイントパテで処理しているので、コントロールに自信のあるヘラを優先的に持ってしまいますね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。