コンクリート床の厚膜塗装で気泡が残ったまま乾いた
前回の床塗りで上塗り作業も終わり片付けようと準備していたところ、乾燥途中なのに床塗装面を見たら泡のような気泡が出ていました。通常なら泡になっても弾けてフラットな状態で仕上がるのに翌日見ると泡が残ったまま乾燥していました。しかも一部ではなく全体的に出ていて最悪な状態でした。とにかく表面に盛り上がった気泡を削り取り素材と同じ系統のエポキシ系のパテ材で埋めてから再塗装しました。厚膜用のローラー仕上げ材でしたのでローラーで塗り始めましたが思った以上に気温が高く塗料粘度も強くてとてもローラーで塗れるような状態ではなかったので急遽手元にあった金ベラで塗り広げました。想像以上に乾燥もはやく作業も手早く仕上げなくてはならずとても焦りました。気泡の原因は下地から出てくる空気ですが、下塗りで抑えられなかったのか、中塗りの塗膜が分厚くて泡が抜けきれなかったのか、気温が高かったのに冬型の硬化剤を使用したため泡がはじける前に乾いてしまったのか、撹拌機の羽の形状や回転スピードが速かったため調合時にたくさん空気を混入してしまったなど様々ありわかりませんが、この失敗が次への成功の道だと思いますのでもっと勉強していきたいと思います。
コンクリ床 厚膜乾燥状態 気泡混入(ピンホール) コメント0件ベランダ床の防水シート塗り替えは奥が深い
住宅のベランダ床の防水シート塗り替え工事をしようとしていたのですが、念のために塗料メーカーによる下地のシートの判断と下地状況により塗装できるのかできないのかを判断して頂きベストな塗料選択を導いてくれるので安心して施工できます。シートの種類もたくさんある中で下塗り材を塗った方がいいのか塗らない方がいいのか、上塗りだけでいいのか様々な塗料種類の中から最適な組み合わせを提案してもらえてとても助かります。さすがに床専門塗料屋さんにはかないません。
コメント0件コウモリが住宅の隙間を住みかにしている
住宅塗装をしていると外壁の一部に鳥の糞らしきものを見つけて高圧洗浄時に洗い流しましたが翌日にまた汚れていました。どうやらコウモリの住みかがあるようなので巣を探しましたが全然見つかりません。よく見ると天井と壁の隙間が5㎜から1㎝ほどあり天井裏を住みかにしている様子でした。目に見えにくい部分でもあるのでとりあえず穴を塞ぐ対策を考えました。軒樋の裏側なので軒樋を撤去してコーキングで埋める方法が適切ですが、予算の事もあるのでなるべくコストを抑える為に軒樋はそのままで下から板を入れて固定する方法で埋めることにしました。寸法どりなどとても手間もかかり製作も難しいですが、低コスト対策と確実な隙間埋めもできるため効果的だと思います。
コメント0件ALC外壁塗り替えは目地のコーキング処理で防水性が決まる
ALC外壁の目地処理はとても大事です。漏水の原因でひび割れクラックも多いですが漏水の大きな要因は目地部分の経年劣化やコーキングの老化によるひび割れに多くみられます。一度劣化してしまった部分は削り取って打ち直すコーキングの「打ち替え」か、そのまま打つ「打ち増し」の2択になりますが、ほとんどの場合は「価格先行の打ち増し」がやはり多いです。ALC外壁に関して工場など30年ほったらかしの外壁を見ても意外と劣化している所と劣化していない所の差は大きく、硬い地面や硬い基礎など揺れの少ない揺れにくい環境ではこれだけの年数が経ってもひび割れなく防水機能を保っている所もあり感心してしまいます。でも通常ではコーキングの寿命としても5年から10年が妥当ですので定期的に劣化状況が進む前には手入れしてあげたいですね。
コメント0件外部高圧洗浄で気を付けていることは
昨日からの足場組み立ても終わり、ネットを張り足場組み立ては完了しました。足場が終われば高圧洗浄ですが、洗う前に周囲の状況や風の流れなどできるだけ洗浄時の飛散を抑えるためブルーシートで覆ったり板を当てて水の流れを変えたりと工夫しながら周辺住民の方々にご迷惑をかけないよう作業にあたっています。また、洗い残しの無いように確認しながら工事を進め、時間に余裕があればガレージのコンクリート床などきれいに洗い流しています。
コメント0件足場の組み立ても強風の中では大変でした。
昨日の強い雨もおさまり、天気が回復すると作業もしやすいと思ったのですが、風が強くて足場組立時は大変でした。特に屋根上は風を避ける場所がなくて突風が吹くと体勢を崩して転落の恐れがあったので慎重に作業を進めました。飛散防止ネットを張る時も風が下から上に吹き上がるため固定作業中のネットも舞い上がりとても手間がかかってしまいました。季節の変わり目は気温の変化や気象条件も考慮して作業しなければなりませんね。
コメント0件外部の滑りやすいコンクリート階段を高圧洗浄で対策
コンクリート階段など特に日当たりの悪い北側の階段では水垢だけでなくコケ汚れも多くなり足元を滑らす恐れがあります。汚れた階段でも高圧洗浄の水洗いをするだけでとてもさっぱりとしますね。コケの密着が強い場合は洗い流す時間も長くなりますのでできれば早めに対策したいですね。また、洗浄するときは周囲に飛散しますので養生シートなど仮囲い足場など必要になります。
コメント0件鉄骨柱に水性塗料で塗装すると内部と外部では耐候性が異なる
塗装する場所が内部と外部では違いますが、外部で錆が出ているのに水性塗料で塗装すると塗料が乾くまでの数時間の間に下地の錆が塗装した面にまで広がってくることがあります。錆が出ていなくても溶剤系の塗料(うすめ液で使用するペンキ)の方が鉄部を保護する力は強いと思います。しかし、内部の場合は鉄部の錆が出ていることも少ないということもあり水性塗装でも十分対応できると思います。塗装してても水性塗料という事で臭いもこもらず、有機溶剤中毒の心配もないので安心して作業することができます。
コメント0件コンクリート床塗装をしたら後から泡が出てきた
コンクリート床の塗装をした時、きれいに仕上がったので良かったと片付けようとした瞬間、最初に塗装した所から小さな泡が出ていました。するとどんどん至る所から泡が出始めていたので焦りました。泡が発生しても乾くまでの間に弾けてきれいに仕上がる予定でしたが思ったよりも気温が高くて反応硬化が速く泡のまま硬化してしまいました。泡の出る理由はいろいろありますが、下地から発生するパターンか材料に空気を含んだものが出てくるパターンです。今回の場合は両方だと思いますが、とくに材料を混ぜる時に使った攪拌機の回転数が速くてたくさんの空気を塗料の中に含んでしまったので大きな原因だと感じました。また、撹拌機の羽の形状によっても違ってくるので慎重にしなければと思いました。
コメント0件気温が上がってくると遮熱塗装の季節になる
外壁や屋根の塗装で普通に塗装して見た目もよく機能性もある塗装なら遮熱塗装がお勧めですね。夏場の暑さを少しでも抑える遮熱塗装は屋根塗装だけでなく西日の強い外壁面の塗装も遮熱塗装にするなどニーズが多いので価格も抑える事ができて今一押しの塗り替え塗装プランです。この時期でも20℃あるので真夏の暑さはかなりの猛暑日が考えられます。塗装するなら猛暑日に備えて遮熱はオススメです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。