一度雨で濡れたトタン屋根は晴れればすぐに乾く?
トタン屋根の塗装作業中に雨が降ってきた場合、一旦は濡れて塗装はできませんが晴れたら急速に乾いてくるので塗装することはできます。トタン系の屋根や壁は雨で濡れてしまっても晴れて風が吹くと不思議と乾いてくるのでスレート系の屋根と比べても乾きは早いと思います。
コメント0件高圧洗浄した所は塗装しても剝がれにくい?
外壁塗装や屋根塗装など下地処理のお決まりはしっかりと洗い流す高圧洗浄ですが、確実に洗ってある所はどんな塗装をしても剝がれないというほど「下地処理は大事なんだなあ」といつも感じます。コケや水垢も高圧をかければほとんど剥がれますし、逆に剥がれると予想して周囲に洗浄した水が飛散しないように養生する方が大変です。洗うよりも周囲を気にして汚さないようにすることが一番大事だと思っています。
コメント0件点錆の出ている鉄部は塗膜の力が弱くなっているて事?
鉄骨柱や天井のキーストンなど塗り替えのタイミングでよく目にするのが点々と錆が発生するいわゆる「点錆」ですが、これが出やすい所をよく見ると塗装してある塗膜が薄い所や湿気が溜まりやすい環境なども関係しています。この錆が出てきている場合はこの後に錆が広がりやすいというサインでもあるので塗り替えのタイミングと言えるでしょう。
コメント0件遮熱性能はサーモグラフィーで確認する時代?
これから梅雨に入り梅雨明けは地獄のような猛暑が待っていると思うと考えられないですが、遮熱塗装は屋根だけじゃなく外壁にも塗る時代で夏場の暑さを少しでも軽減できるのではと考えています。遮熱性能は塗料により異なりますが、サーモグラフィーを使って見本となる塗り板にそれぞれの色の温度を比べてみるとやはり違うのでおもしろいですね。分かってはいますが黒色は遮熱と言えども温度は高く、白色になるほど低い傾向になります。ただ白色は汚れやすいので汚れた分は性能低下しやすいと感じます。
コメント0件屋根セッパンでも部分的に錆びる事は意外とあります。
セッパン屋根の塗り替え工事で初めて塗る場合は錆が出ている所は分かると思いますが、雨が通る谷側は意外と錆びてなくて上の方が錆が広がっているのを確認してます。雨の通る下側の方が錆びやすいとずっと思っていましたがそうじゃなかったのです。これはたぶん紫外線の当たりやすい部分という事も影響しているのではと考えられます。
コメント0件スプレーガン吹付は均等にムラなく仕上げます。
雨戸塗装などで吹付をする時に刷毛塗りではなく吹付塗装をしますが、吹付は簡単ですが均等にムラなく仕上げるには長年の経験とコツがないとうまく仕上がりません。それは季節にもよりますし気温や湿度状態など日々違いますのでどのタイミングで塗装しても同じになるように塗料の濃さなどを調合する時に調整してから作業します。細かく言えば吹付ガンと塗装物の距離やガンの動かし方や動かしスピードによっても付着量が変わるのでその都度しています。
コメント0件屋根の依頼が増えてます。
これから梅雨の時期になってきますが屋根の状態は万全でしょうか?雨が続いて屋根から雨漏りや梅雨が明けると猛暑となり遮熱塗装にしとけばよかったなどの声もあります。トタン屋根やセッパン屋根などは錆が出てくるので心配ですが錆止めがしっかりとできていれば安心です。またスレート系屋根も高圧洗浄や下塗りのシーラーなどの下塗りも重要なのでしっかりと状態を把握して工事しておきたいですね。
コメント0件鉄板の僅かなヘコミはラッカーパテが有効?
平板の鉄板塗装で横から見るとわずかなヘコミがある時にパテ補修してから塗装するのが一般的ですが、パテの乾きが問題で補修塗装をすぐにしたい場合には速乾パテがよく乾きが早くてペーパー処理もしやすいのでお勧めですね。パテも一液タイプと2液タイプとありますので簡易的な補修であれば一液でも十分な対応ができると思います。
コメント0件強溶剤系塗料は勝負が早い?
工場内での床塗装を行いました。塗装するのに時間制限があり、床塗装したら早く乾かして通行の邪魔にならないようにしなければならなくて速く乾く強溶剤系塗料を使用しました。強溶剤は字のごとくラッカー系の臭いが強い代わりに乾きが早い塗料です。下地の状態にもよりますが塗料自体が強くテスト塗りして不具合が無ければ塗れるという少し難しい塗装仕様ですが、うまく塗装できれば効率的に作業ができる塗装ですので確認することが大事ですね。
コメント0件気温が高いと下地の状態によっては不具合が出る事も
何度も塗り替えをされているものに対して不具合が出やすいのですが、塗装作業中に太陽の熱で一気に温められて下地の塗膜が縮んだり反りあがりや変形などを起こす可能性は十分にあります。その不具合が出ないように無難に仕上げたい場合は「水性塗料を使用する」事です。水性塗料は下地に何が塗ってあるかわからなくても縮みなどの変形は起こしません。しかし、下地の塗装との相性が悪いと剥がれる可能性があるので下地処理でカバーするのか下塗り材でカバーするなどしなければなりません。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。