内部塗装で気を付けている事。
室内での塗装(有機溶剤系)は特に臭いの心配があります。室内だと風の流れもなく換気しない限り有機溶剤臭が下の角部分に溜まり、同じ部分にずっといると中毒を起こしてしまう恐れがあります。塗装する際は防毒マスクの着用と窓を開けて換気して風通しが悪い所では送風機による強制換気など対策してから作業にあたります。また、暗い場所では照明器具を用意しておいて塗装する物と作業場所の足元がしっかりと確認ができるよう作業環境を作ることが大事ですね。
コメント0件劣化しやすい場所は板金工事で補う
塗装工事をする中で劣化の進んでいる場所を見つけるとせっかく塗り替えてもまた同じ場所が傷んでくると思いますので日差しや湿気から強固に遮断する板金工事によるガルバリウム鋼板を張り建物をしっかりと守る事を優先したいと提案しています。板金工事では破風板は劣化しやすいところなので特に保護したい所ですね。
コメント0件吹付け仕事は養生が仕事
吹付塗装の場合は塗装しない所をビニールやシートで被う養生作業がとても重要で作業の8割・9割を占めることもよくあります。きれいに仕上げるには正確な養生と真っ直ぐなラインが出るようにきれいに張る事ですが足場の上で無理な体勢で真っ直ぐ張ることを常に心掛けているから大変な仕事も当たり前にこなせているのだと思います。
コメント0件木材の塗装は木の乾燥状態により塗料使用量も増える
木部の塗り替えでよく塗る所は破風や鼻隠しなど木板の広い部分が多いですが、築年数の経ったお宅ほど木が乾燥しているので最初に下塗りするときは塗料をかなり吸い込むのでとても塗りにくく作業時間も余分にかかりますね。塗料吸い込みを抑える方法は最初の下塗りを塗ってからすぐに上塗りを塗らず1日から2日ほど時間をおいてから塗ると上塗りの塗りやすさを感じます。塗装にとって大事なことは塗り重ねは時間を空ける事ですね。
コメント0件雨戸のヒダ(鎧戸)は吹付で仕上げる
雨戸の塗装は可能な限り自宅倉庫に持ち帰って吹付で仕上げるようにしています。やはり雨戸のヒダが細かく入っていると刷毛やローラーでは塗り残しや色が透けたりとイマイチきれいに仕上がらないためです。塗装ブースの中でしっかりと吹付で仕上げることにより均等に仕上がります。弊社では吹付の細かい霧の仕上がりとなるようにカップガン仕上げですが、より均一仕上げにするために圧送ガン仕上げで仕上げています。
コメント0件塗装する面により塗布量も変わる
塗装するのにどれだけ塗料がいるのか分からないので塗装する面積を算出して塗料が足りるように材料を仕入れています。しかし、塗装面積が判れば大丈夫という事はなく塗装する材質によってもトタンとコンクリートでは使用料が大幅に変わります。また旧塗膜の状態(表面がツルツルしているか模様がありザラザラしているのかによっても使用量も増減するので常によく確認して材料を準備しています。
コメント0件天井塗装は透湿性が重要です。
住宅の外部天井の素材はケイカル板が多いですが、その理由としては雨が直接当たらない所でも湿気や結露などの影響を受けやすく劣化しやすいところです。たまにベニヤ板が貼ってある現場では場所によりベロっと剝がれている所を見かけます。やはり湿気の影響でベニヤの張り合わせ部分が剝がれたりしやすいと感じます。それに比べてケイカル板は割れやひびが入りやすいけど湿気などは吸ったり吐いたりと調湿製があるので劣化しにくいです。ケイカルに塗装する場合も湿気を通す透湿性のある塗料で塗装することにより剝がれず美観を保てますね。
コメント0件足場組み立てに苦戦
今日は工事前の足場組み立てをしました。周辺の条件はよく障害物となる物は少ないかったので楽に組めると思いきやそうではありませんでした。通路を確保したりシャッター前は開口で通れるように足場を抜いたり屋根上部分も足場を釣ったりいろんなことがあり思うように組むことができませんでした。
コメント0件ドアなどの建具の塗り替え塗装
内部木製ドアの塗り替えをしました。ドア表面は旧塗膜の剥がれがあり、電動ペーパー処理をすると剝がれている部分を除去できてザラザラの状態からツルツルに変わりきれいになりましたよ。下地の状態を整えることは塗装の基本ですので最終仕上げの事を考えると手間を惜しまずきれいにしたいですね。
コメント0件看板の製作や取り付けも承っております。
外壁塗装や屋根塗装以外にも看板の製作や取付工事も行っています。よくあるのが駐車場案内や工場などではエリア案内・スローガンなどが多いですね。それに合わせて歩行帯やライン塗装も行っています。エリア分けなど色を分けたり速乾性塗料により簡単施工が可能ですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。