外壁や屋根など、せっかく高圧洗浄するなら塗装したい
高圧洗浄する場所で塗装しなくてもいい場所(コンクリートの床面)などを除いて外壁や屋根の場合は洗浄仕立てはきれいになりますがそのままでは意外と早く汚れてくるという事があります。きれいに洗った後はできるだけ早く塗装できれば下地との密着性を落とさず剥がれを気にすることなく建物を保護できると思います。高圧洗浄は主にコケやカビなど知らぬ間に繁殖するものを水圧で洗い流せるので清潔に保つには最適ですね。
コメント0件新品の木にオイルステイン塗装
新品の木材に塗装するといっても木の状態が問題で、カンナのかかった表面がツルツルの場合とカンナ処理のしていないザラザラの状態とでは塗装の塗り加減も使用量もかなり変わります。ザラザラの場合は特に気を付けないと面積から塗料の使用量を計算しますが、ザラザラしていると塗料が隙間に入り込もうとするので通常の何倍も材料が必要となることがあります。そうならないようにある程度ペーパー処理をしてから塗ると上手く仕上がるので下地処理が大事ですね。
コメント0件木にオイルステインを塗る時に注意すること
オイルステイン塗装で最も注意することは「木の硬さ」です。木の種類により様々な硬さがありますが、硬さによって様々な出来事があるのでご紹介します。まず、硬い木の場合、塗料の吸い込みが少ないので使用量は少なくて済みますが塗料垂れや色ムラが発生しやすいです。そして、柔らかい木は塗料をよく吸い込むので塗料はたくさん必要となります。しかし、その吸い込みを利用することで色ムラはほとんどなくきれいに仕上がります。木の材質を考えて耐候性重視なら硬い木を使用して塗装、見た目重視なら柔らかい木を使用するなど目的に合わせて材質と塗料(塗装方法)の選択をするといいと思います。
コメント0件外壁や屋根塗りに下塗りは必要なのか
塗装工事で相見積もりなどがよくありますが、何で同じ家でも価格の差があるのってよく聞かれます。塗料の種類というのもありますが、塗装の塗る回数というのもあります。塗り回数が多くなるほど日にちも手間も材料も余分にかかるので当然価格も上がってきます。価格を抑えるためには下塗りなどをしないで上塗りだけで塗装するというところもありますがその塗り方だと艶が安定しなかったり下地が透けたり状態が安定しないので下塗りがあるのです。しっかりとした仕上げとするならしっかりとした施工をお勧めします。
コメント0件コンクリートベランダ床の下地処理作業
コンクリートの床の塗り替えをする前にまずはしっかりと高圧洗浄で洗い流します。洗わないとコケなどで塗装剝がれの原因となる可能性が高いです。洗ってよく乾かしてから下塗りとなりますが、下塗り材も種類が多いので簡単に仕上げるにはシーラー、表面の凹凸を減らして滑らかに仕上げたい場合はセメント系のフィーラーを使って塗ります。下塗りも乾いたら上塗り材ですが、艶消し剤や艶あり剤、ツルツル仕上げもしくはザラザラ仕上げで塗装仕様が変わりますが、一般にベランダ床では艶消し剤のザラザラ仕上げが多いですね。雨で床が濡れても足を滑らせる危険を減らす事ができます。床塗装は塗料の種類以外にも塗り重ねる下塗り材や上塗りによって施工日数や施工単価も変わりますのでご相談下さい。
コメント0件ALC外壁でも目地のコーキングはチェックしましょう。
サイデイング外壁とほとんど同じですがALC外壁も目地部分はコーキングで表面処理してあります。経年劣化で塗り替えのタイミングで言えばコーキングも同じように劣化してきますので亀裂・ひび割れなどが確認出来たら塗り替えのタイミングと思います。ALC外壁の場合は丸い粒模様や砂壁状のリシン壁など塗装で仕上げられているのでよく見ないと見逃してしまいますが10年程経つと劣化してくるので早めに対策した方が余分に費用をかけずに工事することができるでしょう。
コメント0件丸パイプの効率の良い塗装方法
円柱や安全柵など鉄パイプの塗装って意外と大変で、前部分は見えるので簡単に塗れるけど反対に裏面など見えにくい部分は塗り残しなどが多くなりがちです。刷毛塗りではムラができる以前の問題で塗り残しをいかになくすか何度もやっていると分かってきますがローラーで塗ると意外と簡単に塗る事ができます。ローラーのサイズもできるだけ小さなインチの毛丈は12~13mmくらいなら一度塗り残しても二回目・三回目塗りも手軽にできるので塗り残しもほとんどなく仕上げる事ができると思います。
コメント0件屋根など塗装した時に気温や時間帯に注意して
屋根や庇などこれから寒くなってくる時期ではせっかく上塗りをしても艶がなくなってしまうという事が意外とあります。それは気温や夜露によって塗りたての塗装面は完全に乾かず水分を含んでしまうので艶も落ちてしまいます。上塗りの塗る時間帯も冬の場合はできれば午前中をメインとして仕上げておき、午後は艶が落ちても支障が無いように下塗り塗装をするなど作業方法を工夫していくと上手く冬工事をこなせると思います。
コメント0件油汚れしている床面を塗装する
油で汚れているコンクリートの床面塗装をする場合、基本的には油があると密着しないので油を除去しなければなりません。油を取るには床面全体油洗浄液に浸してポリッシャーで洗浄する方法が簡単で早く仕上げる事ができます。その代わりに洗浄で使用した洗浄液はすくい上げていく廃液として適切に処分しないといけませんので私たちのような専門業者に施工してもらった方がいいですよね。洗いが終わって乾燥まで終われば後は塗装するだけです。
コメント0件明るい色を鮮やかなきれいな色で仕上げる方法
塗料って最終的に見える色は仕上げの色ですが、仕上げの色が鮮やかで明るい色に仕上げたい場合は上塗りの色だけでなく下塗りの下地の色に影響されやすいという事を覚えておいてほしいと思います。下塗りの重要性は塗装の基本ですが、下塗りをしっかりと白色で乾かしてからその上に上塗り材を塗って仕上げると、その色は想像以上に鮮やかできれいな仕上がりとなります。工場などでは安全色として手すりの黄色仕上げが多いですが、確実な下塗りがあっての上塗りを生かす仕上げ塗りですね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。