新しい木にオイルステインを塗る難しさ
新しい木に色を着色するためにオイルステイン塗装をします。オイルステインの塗装は刷毛で塗るにしてもローラーで塗る時も色が一瞬で入るので均等に塗り広げるのは場所により困難な時があり最終的には色ムラになってしまいます。刷毛で塗っていても最初に塗り始めた所と次に塗り始めた所では色の濃淡がすぐにわかりますので同じ濃さで仕上げるために一枚の板に合わせたヒラバケか板のサイズのローラー塗りなど塗るスピードも変えないように塗り広げることは神技と言っても過言ではありません。何回やっても難しいと感じます。
コメント0件ボード内部壁のパテ処理で
ボード壁の釘穴やジョイント面のパテ処理をよくしますが、いつもパテの硬さが微妙に違い施工スピードも変わってしまいます。天気がよくて乾燥気味の日ではやはりパテも同じように乾いてくるので、速効性のジョイントパテでは少量づつ練り乾く前に使い切ることを心掛けています。何度も練って作らなければならないので手間はかかりますが最終的な仕上がりは違ってきますね。
コメント0件これからの時期は台風に注意して作業。
夏から秋にかけて注意が必要なのは台風の存在です。塗り替え工事では足場にネットをかけて作業をしているので強風が吹けば足場が揺れたり倒壊の恐れもあります。塗装工事が終わればネットを取り外したり束ねたりすれば足場倒壊の危険性もほとんどないので天候の変化には常に気を付けています。突然の突風とかの被害もありますので日々気を付けて作業しています。
コメント0件外部の木部に塗る水性塗料と油性塗料の密着性
外部で木部に塗る通常の艶あり塗料を水性塗料した場合、どのくらいの密着性があるかご存知でしょうか。木部塗装の場合、イメージとして水性塗料の艶ありの場合は塗りやすいのでスイスイと塗れますが少し浮いている感じがします。逆に油性塗料の艶あり塗料は少し引っ張る感じはしますが乾いた後はガッチリと固まって剝がれる感じはありません。どのくらい密着しているか普通は確認できませんが、どちらも高圧洗浄してみるとどの程度密着しているかわかりますが油性塗料の方が密着性はやはり強いと感じます。もちろん、水性塗料でも下地処理や下塗りの状態によっても同等の密着力も出せます。
コメント0件古い木板に水性塗料の白色を塗ってみたけど、乾くと変色
古くなった板に水性塗料で塗装したところ、白い色を塗ったはずが色ムラがでてきれいに仕上がりません。そんな時は「木のアク」のせいかもしれません。木のアクは水性塗料では同じように後から溶け出し乾くころにはムラのある状態で乾いてしまう事があります。このようなことにならないためには水性仕上げでは水性のあく止めシーラー塗布をして乾かしてから水性の上塗りをするか、下塗りに弱溶剤系のあく止め材入りの塗料を塗装して乾かしてから水性の上塗りを塗装すると変な色ムラは出ないできれいに仕上がると思います。
コメント0件樋の上塗りで
今日はテラス屋根の樋塗装をしました。連日の猛暑で塗装乾燥スピードも速くて手持ちのサゲ缶の塗料が少なくなってくると塗料も乾こうとするために自然と濃くなってきます。塗料の濃度を上手くコントロールしないときれいな仕上がりとはいきませんので、濃いと感じたら少し薄めて塗り頃の濃さまで調整しています。樋も塗る回数によって色の濃さも変わるので上手く仕上がるように調整しています。
コメント0件水性塗料仕上げで薄めずに塗ると
塗装仕上げで難しいと感じるポイントの一つで「塗料の濃さ」という事があります。塗料の濃さは塗装するときの状態に合わせて自分で調整して調合することですが、これは気温や湿度に大きく左右されるためベストな調合割合というのはその時にしか分かりません。逆に言えば普段の塗料の濃さでさえ毎日微妙に濃さが違うからです。毎日やっていると塗料のベストな濃さは自然に身に付くのでちょっと濃いとか薄いなどの微調整もなんとなくできますが、初めての塗装の場合はそんなことも感じることもなく塗ってしまうでしょう。但し、簡単に濃さを見ることはできます。それは塗料を付け刷毛で塗ってみたときに刷毛目が残る(刷毛の筋が残る状態で乾く)か、そうでないかですが、刷毛目が出る状態はやや濃いと思います。刷毛筋が出ないくらいまで少しづつ薄めて調整するのが簡単でいい方法だと思います。また、塗料を薄めずに塗ると刷毛目やローラーの塗り筋が残りフラットな仕上がりとはいかないことが多いです。
コメント0件息を止めて見切りの塗装
今日も内部の塗装でフクビなどの見切りの塗装をひたすらしました。室内は風がないので蒸し風呂状態が朝から晩まで続き体力の消耗も半端ないですね。塗りながら思う事は、「夏場はどこにいても厳しい!」ですね。室内作業でも風の流れがなければ外にいるのと同じくらい辛いと感じました。作業内容も細い見切りの塗装で、塗る瞬間に息を止めてサッとブレずに塗り進める工事となるのでとっても大変でした。
コメント0件内部プラスターボードのパテ付け
内部の壁面塗装でプラスターボードは定番ですが、そのつなぎ目はパテ処理をして継ぎ目を隠していますが普通にパテだけではすぐに亀裂が入るので寒冷紗というかメッシュのクロスを張ってその上にパテ処理をします。パテの種類も乾きの速い物から塗り広げないと乾かないものなどいろいろな特徴がありますので施工手順通りに塗っては乾かしペーパー処理などメッシュがきれいに隠れるように薄付けできると仕上がりもいいですね。
コメント0件梅雨明けしましたね。
東海地方も梅雨明けしたという事で気温上昇で猛暑日が続きそうな予感がします。昨年度もかなりの気温の高さに体調を崩して大変な思いをしてしまいましたが、今年は少しでも余裕があるように段取りを組んでいこうと思っています。外装の塗り替え工事も高圧洗浄をしますが、思い切って洗うとずぶ濡れですが冷たくてとても気持ちいいです。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。