鉄板塗り替えの基本作業。
鉄部などの鉄板の塗り替えをする時に注意することは「汚れを落とす」ことです。汚れと言っても軽度の砂汚れやホコリ汚れから重度の油汚れやコケ汚れまで様々ですが、基本的には全ての汚れを落としてから塗装するというのが基本です。汚れ落としは特別な道具や洗剤は必要なく、家庭用の皿を洗う洗剤を使いたわしで洗い流したり、コケ汚れは濡れ雑巾で拭くなどコツコツときれいにすれば塗装のノリも抜群です。
コメント0件高温状態が続いていますね。
外壁の塗り替え工事をしていますが、この頃の気温の高さが半端ないので外壁も熱がこもり塗装しても乾きがすごく速い!速すぎて逆に塗りにくく感じます。水性塗料でも同じですが、弱溶剤型の塗料でもサゲ缶内でシンナーが揮発して塗りにくくなってくるので塗料の調合もこまめにするようにしています。今の時期は暑くて大変ですが、乾き具合や作業性はとてもよく意外ときれいに仕上がりますね。
コメント0件木枠の塗りにくさはコテバケで解消する
内部の木枠にかかわらず、板の塗装は刷毛塗りやローラー塗りではなく「コテバケ塗り」がお勧めです。プロが使うには少々ためらいますが、使ってみると驚きの塗り心地を感じると思います。乾きの比較的遅い一般のペンキ仕上げから乾きの速いオイルステインなど素早く塗り広げる作業には特におすすめですね。刷毛目を気にしない均等な仕上がりは次世代の塗装道具に違いありません。スプレーのような周辺を汚すことなくきれいに塗れることが魅力ですね。
コメント0件足場組み立ては扇風機のついた空調服で
足場の組み立てなど重労働で力仕事が多い場合は空調服がおすすめとよく言われます。塗装作業で空調服は快適かどうか分かりませんが、普段から着ていないので足場に引っ掛けて破れるとかペンキがついて服がすぐにダメになるなどデメリットも多くなかなか難しいです。しかし、塗装作業では主に防毒マスクを着用しているのでマスクの中が蒸れずに快適に呼吸ができたらっていつも思っています。一日中マスクをするだけでも大変なのに防毒マスクはもっと息苦しいのでもっと快適にできたらと思います。
コメント0件鉄骨階段のスリップ防止塗装
昨日もそうでしたが突然の夕立など鉄骨階段のステップ部分は雨で濡れると滑りやすくなりとても危険です。塗装工事で鉄骨塗装は多いことですが、せめて踏み板のステップ部分はザラザラのスリップ防止の塗装仕上げにしたいですよね。滑り止めの塗床同様に同じようなザラザラ仕様にすることはできるので危険な思いをするのなら少しでも安全に通行できるようにしたいですよね。
コメント0件塗装の魅力は塗りたて時の水弾き
塗装の目的に一つで建物の保護があります。塗装の塗りたて(乾いた状態)では突然の雨が降ってきても弾いて保護してくれます。塗料の種類にもよりますが塗りたてではどの塗料でもほとんど同じくらい水を弾くので凄いと感じます。また、弾いた水滴がとてもまん丸できれいなんですよね。
コメント0件コンクリート床の塗装は下地処理が重要
コンクリート床の塗り替え工事ではやはり現在の下地の状態を確認しないと塗装することはできませんのでよく見ています。普通のホコリ汚れから油汚れなど様々で、時々穴が開いていたりアンカーボルトが出ていたりとできるだけ平らに仕上げるためにはカットや穴埋めなどの処理をするしかありません。下地をベストな状態にしてから塗装しないと最終的にはやはりきれいに仕上がりませんよね。
コメント0件内部塗装作業時に使えるコーキング
室内の塗装工事でプラスターボードの塗装工事は多いですが、コーナー部分など少し埋めたい隙間などがある場合はアクリル系のコーキングは昔から使用していますが作業性に優れているのでとても使いやすいと思います。ボード壁の隙間を埋めるのにヘラで押し込みますが、夏場の気温の高さではやはり乾きが早いので、もたもたしているうちにヘラの上が乾いてヘラが分厚くなってしまいます。ヘラを上手に使うには少量出して使い切る方法で処理していくのがベストですね。
コメント0件オイルステイン塗装の繊細さと難しさ
オイルステイン塗装って広い面積では少しづづ塗り広げていけばうまく塗れると思いますが、細かい部分を塗る時にコントロールできないと塗ってはいけない所まで塗り広げてしまう事があるので注意が必要です。オイルステインは塗料がシャビシャビで粘りがなく水をこぼした感じで色がついてしまうので塗るのに簡単なイメージですが、予想外の所まで塗らないよう気を遣う塗装だと感じています。
コメント0件プラスターボードパテの乾き具合は種類により異なる
プラスターボードの塗装で下地処理の時にジョイント部分をクロステープでひび割れが起きないように補強してパテ処理をします。パテも大きく2種類あり、速乾性のある目の粗いパテと乾きが遅いけど目の細かいパテがあり、うまく使い分けてパテ処理をしています。パテ処理作業はただパテを塗ればいいというわけではなく、パテの乾いた部分にペーパー処理をしてさらに平滑になるよう調整する作業が意外と大変です。パテ処理の後は全てペーパー処理をするので常にセット作業です。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。