鉄骨塗装はローラー塗りがオススメ
鉄骨の塗装は刷毛塗りが主流でしたが、今は小型のミニローラーを使って塗装する事が早くきれいに塗れて主流となっています。きれいに均等に塗り広げることで塗装膜は強く形成することができてローラー独特のゆず肌模様がつくので見た目もいいですね。ローラーのサイズも以前のような大きなものでは塗れる範囲も限られてしまいますが、今は小型化して軽量でも塗料の含みもあるので安定して仕上げる事ができます。サイズで言えば4インチから3インチで毛丈は12mm程が作業性が良いと思います。
コメント0件鮮やかな色を塗る時に気を付けている事
工場などでは安全に作業するために黄色の安全柵や真っ赤な消火栓設備などの塗装をよくしますが、新規や塗り替えの場合でも鮮やかな色の場合は塗料は決めた色でも塗ってみると違う感じがするってこと結構あると思います。その理由は最初の下地の色に関係しているのです。鮮やかな色ほど色がのりにくく下地が透けやすい特徴があるので下地に塗る白色塗装は重要な役割をしているのです。下塗りの時に確実に白色を塗って乾かしておき、それぞれ上塗りの色を塗れば鮮やかに仕上がっていくと思います。但し、上塗りの色が鮮やか過ぎる色では逆に下塗りの白色を消すのに手間がかかってしまう場合があります。

コンクリートの凹凸処理はパテで補修
コンクリートのフラットな壁の塗り替えの場合、下の方など壁に物を当ててヘコミやキズなど起こすことも多いのでパテを使って補修しています。パテと言ってもいろんなタイプがありますので何とも言えませんが、室内の場合は臭いが気になるので水性のパテを使うといいです。パテ処理は穴埋めや下地を平らにする事なのでパテを打った後はヤスリかけをして表面を滑らかにできれば当然仕上がりもよくなりますね。
コメント0件塗りたての良い所は水弾き
塗装の良さは雨で濡れても抜群の水弾きですよね。屋根の塗装をした後はよくわかりますが水滴が盛り上がっているのを見ると塗装してよかったといつも感じます。屋根の角度がある場合は一斉に流れ落ちるので気持ちいいですよ。塗料の耐久性はシリコンよりフッ素などの方が長持ちするので屋根などではお勧めです。

玄関アルミドアも塗装できます。
外壁塗装工事でよくあるのが「玄関アルミドアも塗装できますか?」という事をよく言われますが、現在の状態を確認させていただき出来そうであれば塗装しています。中にはアルミ製以外の素材や形状が複雑など塗装しにくいものもあるので確認させて頂きます。また、ドアの表面が傷の深い物やぶつけた跡などは塗装で消えないものもあるのでご了承ください。

屋根の周辺で雨漏れがあったので確認しました。
今日は朝から雪が降りましたね。こんな天気でも足場を立てる仕事が残っていたので行きました。現場は瓦屋根の急こう配の所で足場がないと居場所がなく作業も大変ですが、一部の屋根庇から雨水が流れ出していたのでのぞいて確認したら樋の部分に穴が開いて流れ出ていました。その樋も普通の塩ビではなくトタンで加工して作られているものでトタンが劣化して穴が開いたのだと思いました。穴の補修は小さい部分はコーキングで止まりますが、大きな穴もあるのでトタンの切れを使って補修したいと思います。
コメント0件塗装工事は足場がとても重要な役割をしています。
今日は塗装する前の段取りで足場組み立てをしました。足場は塗装工事をするのにとても重要な役割をしています。例えば外壁を洗う時でも水が早く切れるように踏み板は網目状になっているし塗装をしている時もネットやシートを張って塗料飛散防止の囲い養生も簡単にできます。低層の平屋の塗装の場合に脚立足場をよく使いますが、脚立は囲い養生ができないので周囲に飛散しないか心配になる事も多いです。やはり安全作業は足元がしっかりしていないと不安ですので不安な気持ちにならないように安全作業に努めています。

防虫剤塗装をする時には保護具の着用を
木部塗装の定番塗装で防虫剤の塗装は多いと思いますが、塗料が水の様で粘りが少なく木に浸み込みやすい浸透性の塗料ですので作業性はいいですが、塗料が飛散した場合は逆に飛び散りやすく作業時に軍手をしててもすぐに浸透して手は汚れてしまいます。しかも汚れるだけでなく手に浸み込んでいくので体にもよくないですね。作業するときは浸み込まないようにゴム手袋や保護メガなど着用して作業しないと駄目ですね。特に上向きの天井塗りの場合は飛散が激しいので気を付けて塗装しています。
コメント0件オイルステンの塗り重ねはタイミングよく
塗装工事の中でもオイルステン塗装は木が塗料を吸い込むので塗料がついた部分は直ぐに乾いてきます。一度乾いてしまうと二回目の塗装でさらに色が濃くなってしまうので最終的に色を揃えたいなら塗り広げる順番や施工人数を増やすなど段取りよく仕上げないとうまくいきません。濃淡の所ができてしまった場合はうすめ液でウエスの拭き取りなど濃度調整をして仕上げるといいですね。

海に近い場所で鉄板塗装をしました。
現場は海に近い場所にある工場で塗装工事をしました。海に近い所なので鉄部の場合は海の影響を受けて錆びやすいので少しでも耐候性の強い塗料で塗装することになりました。その塗料は「塩化ゴム樹脂塗料」です。ゴムと書いてありますが見た目は普通の塗料でどの色でも色調合できます。ただ、塗料を塗ってみると超速乾性の塗料で刷毛塗りやローラー塗りでも乾きが速い分引っ張れて塗りにくく感じます。また、ローラー塗りでは塗り広げるときに空気が混ざり入るので気泡のような模様が残り乾いてしまいますので塗り方には塗料の濃さなどに気を付けて塗装しています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。