滑りやすい縞鋼板を滑り止め防水仕様にする
鉄板の踏み板部分は滑りにくい縞鋼板となっていることが多く、縞鋼板になっていても雨が降れば濡れて滑りやすい状態となってしまいます。大事なのは雨で濡れても滑らないように階段の表面だけでもノンスリップ仕様にすることです。気温の高い時期は滑り止め加工の塗装乾燥が早いのでお勧めですね。施工場所はモルタル面・鉄板面などどちらでも施工できます。

床ライン塗装は塗る前にしっかり乾かす
コンクリート床やアスファルト床のライン塗装を塗る前にはしっかりと乾かしてから塗るという事は基本ですが、外仕事なので意外と雨の影響を受けることもあります。しかし、雨が降っても乾いてからじゃないと塗装できないので扇風機を当てて乾かしたり、冬の場合はドライヤーを使って水分を蒸発させてから作業します。万が一湿っていると密着不良などの不具合が起きることがあるので気を付けたいです。
コメント0件モルタル面のお勧め塗料は水性です。
モルタルの基礎壁の部分を塗る事も多いのですが、水性の塗料はモルタル系に関しては意外と長持ちすると思います。施工方法としては塗り替えの場合は下地の状態をみて表面がツルツルなのかザラザラなのかによっても下塗りを変えたり、建物年数による経年劣化の程度によっても施工方法を変えて対応しています。水性塗料の魅力はやっぱり臭いが少なく水で薄めて作業しやすい事です。使い易くて施工しやすいという事が一番良いですね。

モルタルの塀をセメント系漆喰で塗ってみた
モルタルブロック塀に同じセメント系の漆喰で塗ったらきれいになると思い自宅の塀に塗ってテストしてみました。白しっくいなので下塗りに薄く塗ってもう一度塗るなど重ね塗りをすると色が揃ってきれいに見えます。肝心なその後の状態ですが、表面に細かいひび割れのようなものができてきたのであまりお勧めできないと感じました。しっくいを塗るのをやめて昔からあるジョリパット仕上げがお勧めです。ジョリパットは塗料に細かい砂が混ざっていて自分の好きな模様で仕上げる事ができるし乾くと硬く丈夫になるのでいいですね。もちろん細かいクラックもなく長期間きれいな状態を保ちます。
コメント0件住宅の中庭部分は風が遮られ熱中症になるリスクが高まります。
工事作業中でも熱中症になることが意外とあります。住宅ではベランダの内部の塗装工事でフェンスのようになっていれば風が通りますが壁になっている場合は風が抜けないので知らぬ間に体力を奪われてしまいます。また、中庭も同じでこの字型になっている部分は風通しがあまりよくないので熱中症以外にもコケが生えやすいとかジメジメしているなど湿度も高くなりますので気を付けて作業したいと思います。
コメント0件遮熱塗装は外壁も有効です。
住宅立地にもよりますが、高台の現場で一日中太陽の光が当たる条件では外壁面や窓から熱が入り込み室内の温度もかなり上がってしまいます。外壁の塗り替え塗装をお考えなら外壁も遮熱仕上げにすることをお勧めします。外壁なら光を反射する白色系やアイボリー系など明るい色の方が反射する効果が高いのでいいですよね。塗料も耐候性に優れた溶剤系と、施工時に臭いの少ない水性系があります。もちろんカラーバリエーションも豊富です。

塗装工事のついでにテラス波板トタンの取り換え工事
テラス屋根の定番で波板の取り換え工事をしました。塗装工事をする時に屋根を外さないと足場が設置できない場合が多く、外したついでに取り替えるという事もしています。波板と取り換え時期は劣化して割れたりひびが入り雨が漏るなどがありますが、屋根は意外と紫外線などのダメージを受けているため波板の表面が薄い塗膜の浮きや剥がれが出ていたらそれは屋根材の寿命ですので取り換えをお勧めします。
コメント1件気温が高い時の塗装のメリットは
気温が高いこの時期の塗装は塗料の乾きが速い事と、何と言っても艶がきれいに揃うという事です。外部工事では外壁はもちろんですが樋などの塩ビ部分の塗装はきれいに艶が揃いその艶も長期間維持するので意外といいのではないかと思います。また、溶剤系塗料を使用するときも速く乾いてしまうので、塗装時は臭いが気になりますが次第におさまるので冬場のような長期間臭いが続くという事はないと思います。
コメント0件スプレー塗装の吹付塗装作業
気温が高い中で塗装するときに気を付けていることは、やはり乾きが速くなる分塗料の濃さを調整しないと最後まで上手く仕上がらない事があります。通常の刷毛塗りやローラー塗りよりもスプレー塗装は塗膜を薄く仕上げているので普通よりも乾きが速くなり吹付ガンのノズル部分はすぐ乾いて汚れるので吹付のパターンもコントロールが難しくなります。あまり高温の時のスプレー塗装作業は時間帯を変えるなど吹付の仕上がり具合を試し吹きして様子を確認して作業しています。
コメント0件塗装作業は長袖で
塗装工事を行うものとして作業するときは絶対長袖シャツを着て作業しています。これは年中そうですが長袖でないと知らぬ間に汚れてしまいペンキが付着してしまいます。真夏でも絶対長袖で屋根塗装でも日焼け防止として役立っています。直射の当たる場所では日陰になる時間帯に工事したり周囲の条件をよく確認してさぎょうするようにしてますが、屋根はほとんど日陰は無いので少し早い時間帯に塗るなど工夫して作業しています。
コメント0件カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。