外壁塗装で気をつけている事とは
外壁塗装で一番気を付けていることは「周辺の状況」です。塗装は手塗りが多いですがそれでも知らぬ間に塗料飛散することがあり特に床周りは塗料をこぼしてもいいように確実に養生するようにしています。また、高圧洗浄をする場合では水圧が高いので窓が開いていないかよく確認して作業しています。万が一戸が開いているのに知らずに洗っていたら大変なことになってしまいますね。
コメント0件モルタル壁の下地処理の大事な3工程
塗装のイメージってどうかわかりませんが、「コケが生えてきたら」とか「色褪せたから」とか「ヒビ割れが出てきたから」など劣化の原因で塗装することが多いですが、塗り替える時には大事な2工程があるのでポイントを押さえておいてほしいと思います。①しっかりと高圧洗浄して汚れを落とす。②穴やクラックひび割れがあれば確実に埋めておく事。③モルタル外壁であれば下塗りのシーラーまたはフィーラーのモルタル専用の下地処理材を上塗り前に塗装しておく事です。そのポイントをしっかり押さえておけば長持ちすると思います。また、モルタルの場合は水溶性の塗料の方が下塗りや上塗りがスムーズに仕上げる事ができます。
コメント0件外壁塗装作業時に起こる問題点。気温の高さと湿度の関係
明日外壁の塗装をしようと予定してても夜のうちに雨が降る事も最近では多々ありますね。雨で直接濡れて塗装できない場合などよくありますが、翌朝になると意外と乾いて塗装作業できる事もあります。9月のこの時期では猛暑日は少なくなりますが雨上がりの僅かな風が吹くだけでも外壁の表面乾燥は効率よく進んで乾いてくれますね。これは年間通して言える事ですが、雨上がりの次の日は風が吹きやすくて少し強い風が吹くこともあるという事です。でも最近の雨降りの状況を見ても風は雨り吹かないですね。
コメント0件塗装した鉄骨を長持ちさせる条件とは
鉄骨の塗装で塗り替えの場合はたいてい錆が発生している部分を削り取りきれいにした状態で錆止めや上塗りをするのが一般的な施工法ですが、問題は塗装後の環境にも影響はあると思います。例えば、塗装した鉄骨部分の近くに花壇があり毎日水をかけているとか、近くに荷物や倉庫などがあり風通しが悪いなど、地面に近い所になるほど錆びやすくその条件が揃っているので余分なものは置かないとか風通しを良くするなど少し気を付ければかなり良くなるケースもありますね。
コメント0件アイボリー系の色は薄い色ではおさまりに手間がかかる事も・・・
アイボリー系の色と言っても濃い色から薄い色まで様々ですが、薄い色でも黄色みの強い色は下地が透けやすくいわゆる「おさまりにくい色」という事があります。特に気を付けていることは「下地の色」です。下地の色とは塗装前の現状の色の事で、今の色よりも明るい色に塗り替える場合は下塗りのベースとなる色ができるだけ白に近い色でおさまるように下塗りを仕上げる事です。また、淡い色だと何度も塗り重ねないと色が揃わないなんてこともあるので、効率よく塗り重ねるならやっぱり水性系ですね。乾きも速く作業性もいいです。

吹付塗装するときは防毒マスクを必ず着用
今日も現場で吹付塗装をしました。吹付の工事はほとんどすることはないですがきれいな仕上がりにするため周辺を養生して飛散防止のシートで覆ってからスプレーによる吹付塗装をしました。周囲を完全に囲っているため内部は吹付の霧の状態で危険ですが、防毒マスクを着用しているのでとりあえず大丈夫でした。でも、長時間はマスクのフィルターもすぐに詰まるのでこまめな休憩のフィルターの交換も注意しながら行っています。
コメント0件高圧洗浄の重要性!
塗り替え工事に欠かさない下地処理は高圧洗浄です。屋根のカラーベストやスレート屋根、外壁のサイディングからモルタルなど素材は変われど自然と汚れは広がります。またトタン外壁でも同様で洗浄すると塗装表面のチョーキングを除去できるのでとてもおすすめです。そして北面に関してもコケの除去も効率よく取り除く事ができ下地処理の効果としては申し分ないです。もう塗り替え=下地処理の高圧洗浄は欠かせませんね。

目地コーキングは丈夫な種類を選ばないと劣化しやすい
外壁模様サイディングでクリア仕上げする場合は目地コーキングを打ち替えするときに外壁に似た色を選んで施工するのが普通ですが、そのコーキングの種類も沢山あるのでそのコーキングが長持ちするのか施工してみないと分からないという事がよくありました。ある物件で同じようなサイディング外壁のクリア仕上げでコーキング部分だけ劣化している家を見たことがあります。昔の事なのでそれはたぶんウレタン系のコーキングを目地に使用していると考えられますが、ウレタン系のコーキングは単独使用すると意外と劣化しやすいので、出来ればコーキングしたその上に塗装して保護した方が長持ちしますね。

錆止めの効果を保つポイントは「密着性」
鉄部は知らないうちに錆びて劣化してしまいますが、錆びた部分に下地処理と錆止め塗装でとりあえず保護することはできます。しかし、錆止め材はホームセンターに売られているものから業務用まであり値段も耐候性も大きく違います。私たちの場合は当然特殊な材料が多いので取り扱いが難しくて値段が高く、なおかつ密着が良くて剝がれない塗料で塗装しているので長期間保護できます。塗装のポイントは密着力が高いものを使用して空気を遮断し錆の発生を抑えきれいな状態が維持できるでしょう。

オイルステイン塗装の3つのポイント
木のフェンスや犬小屋など木目を生かした塗り方のオイルステインの塗装をすることは多いと思いますが、塗装ポイントとしてまず「素早く塗り広げる」・「塗料が乾く前に拭き取る」・「お好みの濃さになるまで塗り重ねる」です。オイルステン塗装で一番難しい所は色ムラ・塗りムラがおきやすいことです。ムラがおきやすい色は濃い色で、黒系やこげ茶色系が最も難しくムラが一度起こると完全に直すことはできないのでムラにならないような塗り方「塗料をウエスに少量付けてこすり塗る方法」です。ムラになりにくいだけでなく周囲に飛散するのも抑えるので塗装効率がいいですね。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。