目地コーキングは丈夫な種類を選ばないと劣化しやすい
外壁模様サイディングでクリア仕上げする場合は目地コーキングを打ち替えするときに外壁に似た色を選んで施工するのが普通ですが、そのコーキングの種類も沢山あるのでそのコーキングが長持ちするのか施工してみないと分からないという事がよくありました。ある物件で同じようなサイディング外壁のクリア仕上げでコーキング部分だけ劣化している家を見たことがあります。昔の事なのでそれはたぶんウレタン系のコーキングを目地に使用していると考えられますが、ウレタン系のコーキングは単独使用すると意外と劣化しやすいので、出来ればコーキングしたその上に塗装して保護した方が長持ちしますね。
コメント0件錆止めの効果を保つポイントは「密着性」
鉄部は知らないうちに錆びて劣化してしまいますが、錆びた部分に下地処理と錆止め塗装でとりあえず保護することはできます。しかし、錆止め材はホームセンターに売られているものから業務用まであり値段も耐候性も大きく違います。私たちの場合は当然特殊な材料が多いので取り扱いが難しくて値段が高く、なおかつ密着が良くて剝がれない塗料で塗装しているので長期間保護できます。塗装のポイントは密着力が高いものを使用して空気を遮断し錆の発生を抑えきれいな状態が維持できるでしょう。
コメント0件オイルステイン塗装の3つのポイント
木のフェンスや犬小屋など木目を生かした塗り方のオイルステインの塗装をすることは多いと思いますが、塗装ポイントとしてまず「素早く塗り広げる」・「塗料が乾く前に拭き取る」・「お好みの濃さになるまで塗り重ねる」です。オイルステン塗装で一番難しい所は色ムラ・塗りムラがおきやすいことです。ムラがおきやすい色は濃い色で、黒系やこげ茶色系が最も難しくムラが一度起こると完全に直すことはできないのでムラにならないような塗り方「塗料をウエスに少量付けてこすり塗る方法」です。ムラになりにくいだけでなく周囲に飛散するのも抑えるので塗装効率がいいですね。
コメント0件もう9月ですね。
蒸し暑い日が続いてますが毎日頑張って塗装工事をしています。湿度が高いと塗装に少しは影響があるとは思いますが、自分自身もこまめに休憩して作業しているので予想以上に時間がかかってしまいご迷惑をおかけしています。相変わらず塗り替えの塗装工事が多く天気の良い日を狙って作業するため休憩なしで塗る事も多々ありますが、体調管理に気をつけて頑張ります。
コメント0件湿度と外壁塗装の関係
湿度の高い日に外壁塗装をすることはよくないと思いますが、どうしてもしなければならないという事もありますね。外壁の水性塗料仕上げの時に湿度が高すぎて塗装した部分が全然乾かなくて、しかも天気が下り坂で雨が降りそうな時はとても焦ります。それは、突然の雨で塗装した部分が溶けだしてしまう事があるからです。不安な場合は塗装するタイミングをずらし良い天気を選んで塗装したいですね。
コメント0件汚れやすい壁の3つの条件
外壁が最初はきれいな白色でも他の家と比べて汚れていると感じたことはありませんか?①家の色が真っ白の場合は汚れが目立ちやすい。②外壁の目地が横向きで雨水が流れが悪く乾きにくい場合はコケが生えやすい。③屋根のひさしが小さく雨が当たりやすいなどがあります。外壁を汚れにくくするには白色を避けて最初から少し濃い目の色にするとか、雨に当たりにくくするためひさしを大きくしたり笠木や切よけ屋根などを水の流れを変えるように取付けるなど工夫することによりキレイが長持ちするでしょう。
コメント0件水性塗料の耐久性も種類により異なります。
水溶性塗料は今では外壁でも屋根でも溶剤系と同じように使用されています。水性塗料の耐候性は昔からあるアクリル系からウレタン・シリコン・フッ素などそれぞれ耐用年数に分かれています。最近では錆止めも水溶性で鉄板の保護することも多いのですが、錆びている部分に水性系を塗ると単純に水が含まれているので塗料が乾く前に錆が出てしまう事もあります。特に湿気の多い雨の日の鉄部水性塗装は気を付けて作業しています。
コメント0件アスファルト床に塗るノンスリップ塗装
アスファルト床に塗る塗料はラインの塗装のようにアルキド樹脂を使う事が多いのですが、全体を塗るには水性系の塗料の方が無難だと思います。なぜなら、溶剤系はアスファルトのタールと反応して色を溶かして変色するので特に新しいアスファルトでは変色が激しいのでお勧めしません。その代わりに水性系の塗料は反応することなくきれいにおさまるのでいいですね。また、色が揃わなければ数回塗り重ねると色鮮やかに仕上がります。
コメント0件塗料の塗り重ねのコツは
塗装で一番困る事で「思ったように色が付かない・塗れない」ということですが、それは色がかすれて均等に塗れてないという事が多いですね。塗装の基本としては同じ色を2回塗る場合もそうですが、1度塗ってその色がしっかりと乾いてから2度目を塗って決めた色に近づける事が理想なのですが、1度目の色をしっかり乾かさずに2度目を塗るとあまりきれいにおさまらない事がほとんどです。塗装をきれいに仕上げるには塗装間隔をしっかりとあけてよく乾かす事がとても大事ですね。
コメント0件穴埋めパテ処理は仕上がりに大きに違いがでます。
外壁や軒天井などコーキングの亀裂などでよくあるのが劣化と共に僅かな穴が開いたりすることがあります。塗り替えの場合は塗装前に現状をよく見てコーキングの劣化部分や塗膜剝がれなどよく観察して補修してから塗装するという事が大事になってきます。たとえ小さな穴が開いていても違和感を感じてしまうのでしっかりと埋めてフラットな自然な仕上がりとなるようにしています。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。