コンクリート外壁でも経年劣化による塗膜剥がれを起こすことも。
塗装したところがコンクリート外壁の場合はクラックひび割れ部分を除き意外と密着性が良くて剝がれとは無縁な感じを受けますが、やはり数十年過ぎると塗膜の浮きが出てくることもありますね。塗膜剝がれの原因の主な要因はひび割れから起こり内部に雨水が入るか出てくるかすることにより塗膜劣化は加速して進行してきます。劣化を抑えるには劣化部分のコーキング処理が簡単で早い処理方法ですが、ひび割れの隙間の幅が小さければ下塗りなどの塗膜で補う事ができるので劣化の程度を把握して補修方法を考えるという事も大事だと思います。
コメント0件塗料の種類により使用する刷毛も変えて使用しています。
塗料の種類も大まかに水性塗料と油性塗料があり、それに伴い使用する刷毛も水性用と油性用があります。見た目は同じでも塗料の性質が異なるため使用感も全然違います。例えば、油性塗料に水性用の刷毛を使用した場合、刷毛で普通に塗る事はできても刷毛目が太くなり仕上がりがきれいに見えません。逆に、水性塗料を油性用の刷毛で塗ると、刷毛を塗料に付けた瞬間から刷毛が固まり、5分後にはカチカチで刷毛として機能しない状態になる事も・・・意外とあります。塗料を選ぶときには間違えないように確認した方がいいですね。
コメント0件刷毛塗り・ローラー塗りのメリットとデメリット
外壁塗装や屋根塗装でも同じですが、刷毛塗りやローラー塗りなどいわゆる手塗りが多くなってきました。例えばトタンの屋根塗装では刷毛塗りとローラー塗りは同じ色でも塗料の模様が違うのでよく見ると雰囲気が変わって見えます。模様が違うだけでなく塗膜の厚さも変わるので当然違ってきますね。自分的にはローラーの模様よりも刷毛塗りの模様(刷毛筋模様)が好きなのでトタン外壁の凹凸の大きな形状の場合は刷毛塗りで仕上げる事も多いですね。
コメント0件外壁塗装で気をつけている事とは
外壁塗装で一番気を付けていることは「周辺の状況」です。塗装は手塗りが多いですがそれでも知らぬ間に塗料飛散することがあり特に床周りは塗料をこぼしてもいいように確実に養生するようにしています。また、高圧洗浄をする場合では水圧が高いので窓が開いていないかよく確認して作業しています。万が一戸が開いているのに知らずに洗っていたら大変なことになってしまいますね。
コメント0件モルタル壁の下地処理の大事な3工程
塗装のイメージってどうかわかりませんが、「コケが生えてきたら」とか「色褪せたから」とか「ヒビ割れが出てきたから」など劣化の原因で塗装することが多いですが、塗り替える時には大事な2工程があるのでポイントを押さえておいてほしいと思います。①しっかりと高圧洗浄して汚れを落とす。②穴やクラックひび割れがあれば確実に埋めておく事。③モルタル外壁であれば下塗りのシーラーまたはフィーラーのモルタル専用の下地処理材を上塗り前に塗装しておく事です。そのポイントをしっかり押さえておけば長持ちすると思います。また、モルタルの場合は水溶性の塗料の方が下塗りや上塗りがスムーズに仕上げる事ができます。
コメント0件外壁塗装作業時に起こる問題点。気温の高さと湿度の関係
明日外壁の塗装をしようと予定してても夜のうちに雨が降る事も最近では多々ありますね。雨で直接濡れて塗装できない場合などよくありますが、翌朝になると意外と乾いて塗装作業できる事もあります。9月のこの時期では猛暑日は少なくなりますが雨上がりの僅かな風が吹くだけでも外壁の表面乾燥は効率よく進んで乾いてくれますね。これは年間通して言える事ですが、雨上がりの次の日は風が吹きやすくて少し強い風が吹くこともあるという事です。でも最近の雨降りの状況を見ても風は雨り吹かないですね。
コメント0件塗装した鉄骨を長持ちさせる条件とは
鉄骨の塗装で塗り替えの場合はたいてい錆が発生している部分を削り取りきれいにした状態で錆止めや上塗りをするのが一般的な施工法ですが、問題は塗装後の環境にも影響はあると思います。例えば、塗装した鉄骨部分の近くに花壇があり毎日水をかけているとか、近くに荷物や倉庫などがあり風通しが悪いなど、地面に近い所になるほど錆びやすくその条件が揃っているので余分なものは置かないとか風通しを良くするなど少し気を付ければかなり良くなるケースもありますね。
コメント0件アイボリー系の色は薄い色ではおさまりに手間がかかる事も・・・
アイボリー系の色と言っても濃い色から薄い色まで様々ですが、薄い色でも黄色みの強い色は下地が透けやすくいわゆる「おさまりにくい色」という事があります。特に気を付けていることは「下地の色」です。下地の色とは塗装前の現状の色の事で、今の色よりも明るい色に塗り替える場合は下塗りのベースとなる色ができるだけ白に近い色でおさまるように下塗りを仕上げる事です。また、淡い色だと何度も塗り重ねないと色が揃わないなんてこともあるので、効率よく塗り重ねるならやっぱり水性系ですね。乾きも速く作業性もいいです。
コメント0件吹付塗装するときは防毒マスクを必ず着用
今日も現場で吹付塗装をしました。吹付の工事はほとんどすることはないですがきれいな仕上がりにするため周辺を養生して飛散防止のシートで覆ってからスプレーによる吹付塗装をしました。周囲を完全に囲っているため内部は吹付の霧の状態で危険ですが、防毒マスクを着用しているのでとりあえず大丈夫でした。でも、長時間はマスクのフィルターもすぐに詰まるのでこまめな休憩のフィルターの交換も注意しながら行っています。
コメント0件高圧洗浄の重要性!
塗り替え工事に欠かさない下地処理は高圧洗浄です。屋根のカラーベストやスレート屋根、外壁のサイディングからモルタルなど素材は変われど自然と汚れは広がります。またトタン外壁でも同様で洗浄すると塗装表面のチョーキングを除去できるのでとてもおすすめです。そして北面に関してもコケの除去も効率よく取り除く事ができ下地処理の効果としては申し分ないです。もう塗り替え=下地処理の高圧洗浄は欠かせませんね。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。