防水シート塗り替え工事
雨天から急速に回復してよい天気になりましたが、雨上がりにはお決まりの強風が吹いて塗装するには少し厳しかったのです。防水シートの塗装も塗料の飛散を抑えるローラーを使用したり塗り進める手順を工夫したりと段取りを組み直して作業しました。いつもなら多少寒くても気にならずに作業できるのに強風で全身が思った以上に冷えきってしまいました。
防水シート 下塗り作業中 コメント0件セッパン屋根の上塗りをしました。
今朝はしっかりと冷え込んで屋根は霜で覆われ、日が差してもずぶ濡れ状態でしたのでウエスで拭いて乾燥させてから塗装しました。屋根の素材は塩ビ鋼板で通常では塗装は不向きですが、密着性を重視した下塗り材の上に上塗りのシリコン2液型で仕上げました。午後は薄曇りで無風状態となり、屋根の塗装作業するにはよかったと思います。今回はセッパン屋根の形状がアールの部分が多くてローラー塗りができず刷毛塗り仕上げの方がきれいにおさまるという事で下塗り・上塗り共にオール刷毛仕上げです。
セッパン屋根 下塗り状況 セッパン屋根 上塗り作業中 セッパン屋根 上塗り完了 コメント0件鉄骨手すりの錆発生
鉄骨の手すり塗装をするときに気を付けていることは、錆びている部分をどのように適切な処置するかを考えています。塗膜剥がれの部分を見ても塗膜の厚さやサビの程度により錆止め剤やサビ取りの方法などいつも自然としていることが意外と大変で、ケレンの時に出たサビの剥がれもキレイに回収するようにしています。錆が発生している部分は角の部分や繋ぎのところが多く錆びやすい鉄製のネジから錆が移る事もあるので早めに処置すれば食い止められます。
鉄骨手すり 錆発生状況 コメント0件鉄骨階段の塗装
昨日に続いて風が強くてとても寒い日になりましたね。鉄骨階段の塗り替え工事で作業中もあまりの寒さで全身が冷えてしまいました。朝から冷えていたので服装も普段は着ない上下共にヒートテックで大丈夫と過信していたため油断してしまいました。また、少しでも日の光が当たればとても暖かいのに現場は一日中日陰でしかも建物の隙間で風の通り道とは想定外でした。
コメント0件サンブキ屋根の上塗り
サンブキ屋根の上塗りをしました。サンブキトタン下地の状態はしっかり乾いて塗装することが可能ですが、よく見ると以前にも塗装した形跡があり、しかも屋根はコールタールで塗ってありました。このパターンは以前にもあったのでタールの特徴を清掃しながら考えて塗装しました。塗装した時、この塗装の塗膜はどれだけもちこたえるのかいつも考えてしまいます。素材や下地条件が毎回違うので長持ちさせる方法を絞り出すのはとても難しいです。
サンブキ屋根トタン塗装作業中 コメント0件肌寒さが続きます。
雨は降りませんでしたが日差しは届かずとても寒かったです。サンブキ屋根の工事をしましたが、昨日の雨の影響を受けているので屋根が湿っていたので塗るのをやめて下地処理やケレン清掃を念入りに行いました。下地の状態をよく確認しないで下地が濡れた状態で塗装してしまった場合は密着不良を起こしますので、ウエスでふき取りや送風して乾かすなど予めの段取りや対策をすれば大丈夫です。
コメント0件ベランダ床洗浄作業
ベランダ床の洗浄を行いました。洗浄前のベランダの床は緑色のコケと風に乗って飛んできた砂汚れで黒く汚れていました。ベランダの排水溝も一通り確認するため石のパネルを一枚ずつ外してみましたが排水溝の溝には落ち葉や汚泥はほとんどなくきれいな状態でしたのでよかったです。パネルを元に戻して高圧洗浄で表面を洗い流しましたが、長年の黒ずみが浸み込んで取れなかったのは残念です。できれば汚れが浸透する前に少しでも早く洗いたかったですね。
高圧洗浄作業中 コメント0件木部の刷毛塗り
窓枠などの木枠の塗装をしました。木部塗装は以前の塗り方から大きく変わり、木部用下塗りの白色を塗ってから上塗りを塗るというのが定番でしたが、最近では塗料の密着力も向上したため上塗り2回塗りという事でも可能になりました。しかし、木部は塗料の吸い込みが多く、色ムラが出やすいので下塗り(上塗り1回目)を塗った後はよく乾かしてから上塗り(上塗り2回目)を塗ればある程度きれいにおさまります。材質によってはもっと吸い込みがあるものがあるので、吸い込み止め専用の材料で抑えると効果的です。
コメント0件屋上の高圧洗浄作業
今日も不安定な天気となりましたね。晴れ間もなくて雨がパラパラと降って洗浄作業するには差し支えなく行う事ができました。いつもならこの時期となると水洗いの作業は冷たくて大変ですが、その寒さはなくて動いている時はむしろ暑いぐらいでした。防水シートの洗浄でしたが、塗装の膜がほとんどなく劣化が進んでシート表面の劣化が特に進んでいたので早めの処置が必要です。
高圧洗浄作業中。 洗浄すると白くなります。 コメント0件雨がしとしと
今週は雨が降りやすいみたいで予報も傘マークが並んでいました。外部工事がほとんどなので正直言って雨はとてもきついですね。打ち合わせや段取りで一日終わってしまいましたが、年末も近づいてくると養生シートや塗料の廃液の片づけや処分(業者引き取りの段取り)もしたいので少しずつでも片づけができればと思います。道具や刷毛などやっぱり倉庫がきれいだと気持ちいいです。
コメント0件カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。