屋根の水漏れ依頼を受けて屋根に上がると
2Fの部屋の天井にシミがある場合は漏水の恐れがありますね。今回現場調査であちこちにシミがある状態でしたのでとても深刻だと思い屋根の状態も確認することにしました。屋根に上がってみると通常のカラーベスト屋根でパッと見では異常がないと思いましたが、屋根を歩いてみるとフワフワと屋根が柔らかかったので内部まで劣化が進んでいるのではと心配になりました。屋根の表面もひび割れのクラック現象やコケでかなり傷んでいたので塗装の方法で保護するのか、屋根全体をカバーするカバー工法で保護するのか、どちらにしても予算の違いや耐久性などどこに重点を置くかで決めるしかないですね。
コメント0件モルタル柱の塗り替えに苦戦して
モルタルコンクリート柱の塗り替えをしました。円柱型で凹凸もあり建物年数も20年以上経っているので表面がザラザラしています。柱に直接仕上げの色を塗る事はできますが、コンクリートの傷み具合から直に塗装しても塗料を吸い込んでしまうのできれいに仕上がらず塗料の量も通常の何倍も必要となってしまいます。塗装の基本では下地処理や下塗りが重要で密着性向上のシーラー塗布か塗料吸い込み防止のフィーラーのどちらかを塗装することで上塗りが耐久性のあるきれいな仕上げとなります。今回も凹凸の隙間など下塗りが不十分の場所があり上塗りで後悔しましたのでよく確認しようと思います。
コメント0件曇り空で寒さが増して
今日のような日の当たらない日はとても寒く感じますね。寒すぎて雪が降ってきてもおかしくない程でした。仕事のトラックもそろそろスタットレスタイヤに履き替えないと突然の降雪に対応できなくなるので早めに交換しようと思います。そして山間部への仕事も急に入ることがあるのでスリップ事故にならないようゆっくりと走行したいと思います。
コメント0件錆びた屋根を見るとほっとけなくて
お客様から屋根が錆びてきたみたいなので一度見てほしいとお願いされ見てみたら真っ赤色になっていました。ひと昔ではこれだけ錆びていると再塗装してもまたすぐに錆が出てきたり錆の強い所から剥がれが生じたりしました。しかし、現在の進化した塗料性能と塗装方法でグンと長持ちさせることができるようになってきました。錆に反応させて固める錆止めや塗り重ねの手順やタイミングなど、どうしたら錆を抑えて水の流れをよくするかなどただ塗ればいいという時代は終わり、いかに丈夫にすることができるか考え追及していく時代なのかなって変わりましたね。

樋の中が落ち葉でいっぱい
山岳部や自宅裏山に森や竹藪があると風に乗った落ち葉が屋根から樋へ流れてよく詰まる原因となりますね。そして溜まった所は腐り堆肥のようになり草が生える事もあります。軒樋に溜まらないようにメッシュの網がしてある所もありますが、細かな葉は通過してしまうので手間ですが網を外して掃除しなければなりません。樋の掃除も定期的にできればいいですが二階の屋根軒樋は難しいので塗装工事や屋根しっくい工事など仮設足場がある時にしっかりと清掃や樋のがたつきなどないかチェックしています。

屋根塗装は焦らずコツコツと
屋根の上に壁がある場合は屋根に足場材の柱やジャッキベースがあり塗装の邪魔になってしまう事が多いのですが、ジャッキの上げ下げする作業が意外と大変で、屋根・壁の高圧洗浄から始まり、養生シートはり・下塗り1回+上塗り2回と何度も上げ下げしなくてはなりません。たまに手間を惜しんで最後だけ上げて塗るという業者もいますが、その塗り方では時間が経つとすぐに色の変色が起こりますので手間を惜しまずコツコツと仕上げています。

寒さが少し増しましたね。
今日は晴れといえども時々空を見ると雪雲が通過して弱い雨も降りました。いよいよ本格的な冬が来るのだと実感しました。今朝の現場見積りでも日陰に入るだけで風の冷たさもこんなに違うのかって思いました。これからの時期は塗装工事で注意しているのが気温よりも風の強さで、塗装するにも周囲を気にして塗りずらかったり、足場ネットなども風の影響で揺れたりするので足元をしっかり確認して作業していこうと思います。

屋根の撥水性からわかる塗膜劣化と状態
塗装の塗膜劣化度を知るためによく観察しているのが屋根です。屋根は紫外線と雨の刺激を直接受け止めて守っています。当然、外壁と比べても劣化しやすくカラーベストで言えは高温による変色や反り返り・ひび割れで、劣化したままではひび割れやコケの発生から水の逆流で漏水になることもあります。屋根の状態には大きく分けて3段階あり①水を弾く状態、②水を弾かない状態、③水を吸い込む状態、です。ちなみに③の状態では10年から15年経過状態で塗装の力もなくなり屋根の素材の力だけしかないので割れなどもおきやすく塗装の保護膜が必要になります。屋根部分は見えにくく劣化してても気付かない事もあり張り替えやカバー工法もありますが、予算も塗装する金額の数倍と以外に高いという事もありますので少し早めでも屋根だけは見ておいた方がいいと思います。

今年もあとひと月!
ついこの間年明けしたと思ったのに、早いものでもう年末となってしまいました。充実してたのかわかりませんが、自分もまた一つ年が増えたという事は事実。嫌ですよね。さて今日も鉄骨塗装をしましたが、薄暗い所で見てたので普通の鉄骨だと思って工事を始めましたが鉄骨の表面がホコリ汚れで真っ黒でした。鉄骨の清掃の方も予想以上に時間がかかり顔中真っ黒になってしまいました。しかし、保護マスクはしっかり着用していたので喉や鼻は痛くならずに済みました。
コメント0件外壁サイディングの色変えでイメージが変わる
外壁の素材にもよりますが、金属サイディングであまり年数が経っていない場合は通常の工程を省略して予算を抑えながら簡単に色変えする事ができます。ただし、外壁に錆が出ていたりチョーキング現象で白い粉が出ている場合は下塗りの錆止めやプライマーを塗らなくてはいけないのでコストを抑えるには早めの方がいいですね。また、思い切って明るい真っ赤色や真っ黄色など鮮やかな色に変える場合は通常の白色や黒色などよりも塗料単価はかなり高くなるのでご注意下さい。

カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。