内部の鉄骨柱に水性塗料を塗って仕上げる
鉄骨塗装といえば油性塗料仕上げが当たり前のことでしたが、内部で鉄骨塗装をする場合は雨などの影響を受けないので塗装することは可能です。雨で鉄骨が錆びやすい場所でなければ水性塗料でも十分に塗る事ができ、有機溶剤ではないので作業も安全ですね。また、水性塗料といっても種類がたくさんありますのでテスト試し塗りなどして塗りやすさ・塗料の乾き時間など作業性のよい塗料を自分なりに選択アレンジできればスピーディーな仕上がりも期待できます。
コメント0件気温が上がり屋根の塗り替えは遮熱仕様が多くなります。
今日はよく晴れて気温も上昇しましたね。外仕事はこの時期は紫外線も強くて家に帰って鏡で顔を見ると日焼けの跡がくっきりと赤くなってしまいます。屋根の塗装では光を反射する遮熱塗装が多くなりましたが、作業する人は予想以上に日焼けするので自分の服装も銀色の反射帽子と服で保護しないと黒焦げになってしまいます。これからの時期は遮熱系の塗装が増えると思いますので徐々に対策方法を考えていきたいと思います。
屋根塗装 遮熱塗装仕上げ コメント0件トタン屋根にシルバー色を塗ると
屋根塗装で時々シルバー色を塗ってほしいという依頼があります。屋根にシルバー色を塗ると太陽の光の反射は一時的には良くなります。ですが、雨などで汚れて光の反射率は下がりいくらシルバー色といえども時間が経つとグレー色のように見えてきます。また、シルバー色の長所としては作業性がよく色がそろいやすいので見た目もきれいに仕上がりますね。ただ、熱反射率で言えば遮熱塗装に比べると劣るので機能性を重視するなら遮熱塗装をお勧めします。
コメント0件トタン屋根の旧塗膜の剥がれ
トタン屋根の剝がれている部分を見るとやっぱり旧塗膜(以前塗装した塗膜)の剥がれが原因で、昔ながらの塗料という事もあり下地との密着力があまりなく経年劣化で剥がれやすいという性質がありました。しかし、最近ではそのような剝がれ方をする塗料はほとんどなく色あせはするものの剝がれずに密着してくれるのですごいですね。とくに塗料も2液型が多くなり密着力の向上も進み、また、1液でも十分な付着性があるので塗り替え時には清掃の手間がかからず作業効率も上がりますね。
コメント0件サイディング外壁の目地をコーキングで補修する
外壁のサイディングは目地部分が劣化しやすくコーキングもしわが入るので亀裂もおきやすい状態となります。塗り替え工事では塗装する前にコーキングの状態を見て劣化していない場合は問題ないですが、亀裂ひび割れがあることが多いのでカットして取り除き打ち替える必要があります。目地の補修は大変重要で、劣化が進むと雨による漏水の恐れがあり内部の板や木材が腐ることがあるので注意が必要です。ご自宅がサイディング外壁の場合は先ずコーキングが傷んでいないか確認ください。
外壁サイディングの目地劣化状況 コメント0件雨で濡れて滑るコンクリート床に滑り止め加工する
フラットなコンクリート床は雨が降ると滑りやすくなることが多く、滑りを止めるために骨材入りの塗料(細かな砂の入っている塗料)で塗装すれば雨の時でも安心して歩行することができます。しかしその反面、床の掃き掃除などするときは箒も滑りにくいので掃き掃除も大変になってしまいます。また、土汚れなど塗料の隙間に入ってしまい汚れも取りにくくなるため塗装するには両方の事をしっかりと踏まえて施工していきたいですね。
コメント0件トタン屋根の北斜面に生えたコケを落として塗装する
トタン屋根に生えたコケは簡単には取り除くことはできません。一番簡単な方法は高圧洗浄で洗い流すのがベストですが、屋根の角度が急斜面の場合は水で濡れると滑りやすくなるので落ちないように工夫するか足場を設置しないと危険です。洗う事の出来ない急斜面は塗装下地専用たわしでこすり落とす方法が安全です。急斜面では自分の体勢が安定できる足場と安全な方法で無理のない作業をしていければと常に思っています。
コメント0件足場を解体した後にポリカ波板屋根材を取り付けました。
ポリカ波板屋根を足場解体後に取り付けました。波板の取り付けって簡単なようで難しく、以前と同じ位置に取り付けるには外す前と同じにしなくてはなりません。テープで印をつけたり現状を写真で残したり確実な方法で取り付けられるようにしています。新規の取り付けの場合は波板の裏表があり、メーカーにもよりますが耐候性のある面を上向きにしたりするものもあるので表示をよく見て取り付けたいと思います。
コメント0件軒天井の劣化が進んでいたので塗装から張り替えに変更しました。
外部塗装工事で軒天井がベニヤ板の所もたくさんあると思いますが、そのベニヤ板が湿気を含んで劣化するときに塗装部分から剥がれてきます。塗装の剥がれは素材(この場合は天井のベニヤ板)が何らかの影響を受けて傷んできたという証拠でもあります。塗装が剥がれたら保護する膜がなくなるという事なので劣化も進みやすくなり下地も早く傷みます。今回の場合はベニヤ板を保護する方法ですが、再塗装すればある程度は保つ事ができますが、トタン板を張ることで天井の保護と剥がれの心配もなくなり見た目もきれいという事で痛みのひどい部分のみトタン張りで仕上げることにしました。
コメント0件エンジンのコンプレッサーでの吹付工事は激減
この頃は外壁塗装するときは刷毛とローラー塗りが主流で吹付塗装はかなり少なくなりましたね。吹付タイルや吹付リシンも年間を通してもわずかです。吹付塗装は塗料の飛散が大きなリスクで、塗料飛散を少しでも抑えるために養生ビニールを隙間なく囲ったり飛散しにくい塗料に変えたりと様々な方法で対策しています。また、エアースプレーによるカラー仕上げも塗料飛散の少ないガンチップやエアーカーテン構造などメーカーもきれいな吹付仕上げを提案できるよう努力しているのでそれに応えれるように頑張りたいと思います。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。