屋根の色を黒くしても遮熱塗装で熱吸収量を抑える
梅雨明けと同時に急激に気温が上昇しましたね。この夏になると屋根の塗装も多くなりますがほとんど遮熱塗装ですね。屋根を塗り替えるなら「せっかくきれいにしたい」という気持ちと「少しでも気温上昇を抑えたい」両方可能にする遮熱塗装がお勧めです。遮熱性能を最大限に活用するなら白色仕上げですが、屋根が白じゃ色のバランスが悪いというならば黒色系やこげ茶色系がおすすめです。黒色でも遮熱性能のある黒色は通常よりも50%以上反射すると言われていますので安心して濃い色を選択することができます。また、農業倉庫など波型スレート屋根では青系の色が馴染んでいいですね。

広い面積を塗る時は刷毛塗りよりもローラー塗り
屋根とか外壁などの塗り替え時に塗装面積の大小によって塗装する道具を変えて塗装しています。当然、面積が大きいほどローラー塗りの方が効率がよく塗る事ができますが、場所によっては入りずみ部分や曲がりなど刷毛で仕上げた方がいい部分もあります。屋根の塗装でもカラーベストで言えば屋根の外周部分(トタン板金)は小さな小刷毛であらかじめ塗っておき広い部分はローラーで塗り広げるなど手順・塗り方によっても違いますが用途に合わせた道具選びがきれいに仕上げるコツです。

木材に塗る防虫剤を均等に仕上げる
木材の種類や硬さによって塗料の色が浸み込み入りやすさというのは変わります。木の質が柔らかい場合は塗料吸い込みがあるので普通よりも塗りにくいが色はしっかりと入ります。逆に硬い場合は塗料吸い込みが少なく塗りやすいが色が入りにくいので何度も塗り重ねる必要があります。塗り重ね以外にも時間を空ける(二回目は翌日塗装する)など時間をかける方法と塗料を均等に仕上げるにはウエスで拭いて塗り重ねる方法も有効な手段です。
コメント0件気温が上がる季節は屋根・外壁共に遮熱塗装!
遮熱塗装を希望される方が年々増えていて屋根以外でも外壁の遮熱塗装もという方も多くみえます。遮熱塗装でもシリコンベースなのかフッ素ベースなのかによっても価格は大きく異なりますが、お勧めなのはシリコン仕上げでも2液型の耐候性のあるタイプが多く選ばれます。同じ色でも普通の色遮熱性の色の差がどのくらいあるかはサーモグラフィ画像で確認することができますので確認することは可能です。

樋などの細い物の塗装はミニローラーを活用する
外壁や屋根のような大きな面積の塗装をする場合と違って細物や小面積の塗装をする時には小さなローラーの塗装に適しています.ミニローラーの塗装はローラーの太さや毛丈の長さなど用途に合わせて使用して作業効率のアップに繋がります。価格も高価なものになると飛散防止の効果の高いものもあるので塗料の飛散しやすい種類に合わせて使っています。

やっと梅雨があけました。
今日梅雨明けのお知らせがあり「やっとあけたー」という思いでいっぱいでしたね。とにかく7月の長雨に悩まされて幾度も作業中断などしながら工事出来ないもどかしい気持ちでいっぱいでした。しかし、梅雨が明けると毎年恒例の猛暑が襲ってきます。覚悟しないと暑さに負けてしまうのでこまめに水分補給や休憩をとり体調管理していきたいと思います。
コメント0件FRPベランダ床の塗装は塗り替えで蘇る
外壁塗装に合わせてベランダや屋上屋根の防水工事としてFRP床の塗り替えはよくあります。FRP防水などは日当たりがいいとか雨に濡れる・雨の漏水を防ぐなど見た目よりも役割重視の塗装だと思います。劣化したFRPはガラス繊維が表面からむき出しになって徐々に見えてくるのでこれ以上劣化が進まないように早めに保護塗装してあげたいですね。塗装すると雨の水弾きなど防水効果がかなり高まります。何より定期的なメンテナンスが必要ですね。

ガルバリウム鋼板の塗り替え
ガルバリウム鋼板といえども経年劣化で変色したりするので塗り替えする時には一緒に塗装します。ガルバの塗り替えで一番気を付けていることはガルバと塗装膜の密着性で、相性の悪い施工方法だと剥がれの恐れがありますのでとても気を付けています。下地の処理方法や下塗りのプライマー塗装方法(刷毛塗り・ローラー塗り・吹付塗り)と均等性を重視するなら吹付で仕上げるなど施工方法も色々ありますが最後はやはり密着性を重視するように安全施工をするようにしています。
コメント0件塗装した時、乾燥時間はどれくらい?
雨が降りやすい時期や塗装作業中に突然雨が降りだしそうな時など塗装したての塗装面はどのような状態なのか。今の季節なら気温も30℃以上とがかなり高いので塗りだした瞬間から乾きだしてきます。また、一口に乾燥といっても指で触って色がつかない程度(指触乾燥)や指に色がつかず塗装面が粘々しない硬化している状態(硬化乾燥)とあり、気温が高い状態では通常の水性塗料・溶剤系塗料共に10分~30分くらいの間に指触乾燥となり直後に雨がパラパラと降ってきても雨の影響なくいつもと同じように仕上がります。夏場の塗装乾燥スピードはかなり早いと思います。
コメント0件雨が降りそうで、降らなさそうで、なぜ晴れない?
今日も一日中、曇り空でたまにパラパラと降ってきたり何とも微妙な天気でした。外壁塗装の続きを引き続き塗り進めていきました。下の方や窓枠の天板に雨水が溜まっている所もありウエスを使って拭き取りしながら乾かしてから塗装していました。ひさしの出幅が小さい現場でしたので雨が斜めに降ると外壁の塗装ができなくなるので養生ビニールを使い傘のようにあめを避けるように張って今日も一日頑張りました。

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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。