階段やスロープの滑り止め加工塗装
いつも歩いている通路など意外と足を滑らせることもよくありますよね。そして、雨で床が濡れていると余計に滑りやすくなり転倒の危険も増します。危険な歩行場所を雨が降っても滑りにくくするには滑り止め加工(床表面をザラザラに仕上げる)が有効な手段です。しかし、床全体を処理してしまうと歩きやすくはなりますが逆に清掃するときに箒などで掃き掃除をしたくてもザラザラが邪魔して掃除しにくいので足をのせる部分のみ(階段踏み板では角の淵のみ)施工すれば効率がいいですね。
コメント0件外部で天井ベニヤ板は劣化が進むと剝がれやすい
外部塗装工事で軒天井や庇の所がベニヤの素材の時がよくあります。ベニヤ板は加工しやすく施工もしやすいので化粧ベニヤ(木目にプリント加工されたベニヤ板)は直接雨に濡れなくても膨れや剝がれなどおきることが多く、なぜそうなるかというと原因は下から上がってくる湿気です。連日雨の降る梅雨時期など体にまとわりつくようなベタベタした湿気のある時は建物全体にも同じような状態となるので、その時に湿気に弱いベニヤ板部分は湿気を吸い込んでしまうために膨張と乾けば乾燥を繰り返し板の膨れなどの原因となってしまいます。ですが、ケイカル板などの天井材は湿気の含みや吐き出しに優れているため長年の耐久性を保持することができますね。
コメント0件調色(色作り)する時のコツは
今日も現場で決められた指定色を作るために空の容器とベースの色となる白色を入れてからいつもの黒・赤さび色・黄色と少しずつ加えていき指定の色絵と近づけていきます。基本的にどの色から入れても決まりはありませんが、最初は色目の薄い黄色から入れて赤さび色を加えていき最後に黒で明るさを調整するという方法がベストですね。しかし、色によってはこの3色ではできない色目もありますので注意が必要です。特に鮮やかな色ほど特殊な色を入れないとできないという事もありますので奥が深いと常に感じます。
コメント0件色合いによって見た目が長持ちする色、しない色。
色を決めるポイントはまず自分の好きな色という条件意外にも大事なことがあります。それは、せっかく塗り替えたのに直ぐに汚れて傷んで見える色と時間が経ってもあまり変わらない色です。何件も塗り替えをしているからこそアドバイスできることもあります。例えば屋根の場合、今は遮熱塗装が多くなっていますが、遮熱性能が高い塗料の色は当然白色ですが、光を反射する能力が高い分、雨風や砂埃などで汚れると光を反射しにくくなり何よりも雨スジなどの汚れ具合も目立つので見た目にも影響してきます。ですが、少し汚れたグレー系の塗料では最初から少し色がついていることから反射の性能や見た目もそんなに変わらず維持できると思いますのでお勧めの色ですね。
コメント0件スレート壁の塗装は下塗りを重視する。
スレートの倉庫は屋根も外壁もスレート製の場合が多く基本の塗装仕様は同じです。塗り替えの場合は高圧洗浄が重要ですが、スレート自体が塗料を吸い込む吸い込み現象があるのでそのまま塗っても塗りムラが残りイマイチきれいに仕上がらないのですが、下塗りの吸い込み止めの塗料(下塗りシーラー材)などを先に塗って一晩乾かすと上塗りのノリもよくなりきれいに仕上がりますね。シーラー材も水性と油性があるので上塗りと併せて選ぶと良いですね。
コメント0件破風板のペンキ剥がれを効率よく掃除する
破風板にかかわらず木部のペンキ剥がれはよくある事なのでそんなに心配することはありませんが、小規模の場合はヘラやワイヤーブラシでこすり落としますが、大規模では高圧洗浄機で洗うと作業が早いですね。但し、周囲に水が飛散したり剝がれたペンキのカスが散らかるので周囲を養生する足場やネット・シートなどが必要です。いずれにしても簡単作業ではありますが、やってみると大変な作業ですね。
コメント0件シリコン系コーキングは塗装が終わってから打つ
シリコンシーラントのコーキングは防水性に優れているので機能性はいいのですが、ただ塗料がきれいに塗れないので使い方によっては良しあしが分かれますね。一般にベストな使い方は塗装が終わってからシリコンシーラントを打つ方法がいいです。そうすればコーキングの仕上がり感も塗装の状態も良好です。
コメント0件錆止め塗りの必要性とは
鉄部の塗装で錆が出ていたら錆止めを塗って錆の発生を抑えてから上塗りをするともちがいいのは何となく分かりますが、錆びていないのに錆止めを塗る必要はあるのか?と聞かれることがあります。答えはもちろん効果はあると思っていますが、その理由としては今出ていない錆や小さな錆などは塗装しないと後々大きな錆となってしまう事もあるので予防として塗装しておくといいと考えてます。また、錆の保護以外にも塗料の付着性(密着性)の面から見ても鉄部には錆止めがしっかりと密着するので剝がれ防止にもなります。
コメント0件木板のニスの仕上がりは下地処理と下塗りで決まる
階段の踏み板や無垢のフローリング材などニスを塗り工事も多いのですが、ニス塗りできれいな仕上がりにするのは塗り方にもよりますが決め手はやはり下地処理と下塗りの目止め剤塗装です。木材は木の地肌の違いや節がある部分など同じ濃さの塗料を塗って仕上げても艶の違いは出ます。なぜなら木の吸い込みの違いがあり、何もない普通の木目では塗料の吸い込みはありますが、節の硬い部分は当然塗装しても塗料は吸い込まないので乾きも遅いし上塗りをしても艶の違いも出ます。但し、そんな塗料の吸い込み量をできるだけ同じにすることのできる材料が下塗り材で、下塗りを塗布して乾いたらサンディング(やすりペーパーで処理)すると木も表面の毛羽立ちや吸い込み量も安定してくるのでより均等に仕上げることもできますね。
コメント0件塗装作業中にハチがよくきます。
今日は気温の上昇に伴いハチもいろんなところから飛んできます。塗料の臭いにつられてくるのでしょうか?小さな鉢ならまだいいのですが、オオスズメバチなど大きなハチも近くに飛んでくるのでとても危険です。刺されたらどうしようって思いながら慎重に塗装作業をしました。塗料でも有機溶剤系はかなり匂うのですぐによってきますよ。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。