屋根など塗装した時に気温や時間帯に注意して
屋根や庇などこれから寒くなってくる時期ではせっかく上塗りをしても艶がなくなってしまうという事が意外とあります。それは気温や夜露によって塗りたての塗装面は完全に乾かず水分を含んでしまうので艶も落ちてしまいます。上塗りの塗る時間帯も冬の場合はできれば午前中をメインとして仕上げておき、午後は艶が落ちても支障が無いように下塗り塗装をするなど作業方法を工夫していくと上手く冬工事をこなせると思います。
コメント0件油汚れしている床面を塗装する
油で汚れているコンクリートの床面塗装をする場合、基本的には油があると密着しないので油を除去しなければなりません。油を取るには床面全体油洗浄液に浸してポリッシャーで洗浄する方法が簡単で早く仕上げる事ができます。その代わりに洗浄で使用した洗浄液はすくい上げていく廃液として適切に処分しないといけませんので私たちのような専門業者に施工してもらった方がいいですよね。洗いが終わって乾燥まで終われば後は塗装するだけです。
コメント0件明るい色を鮮やかなきれいな色で仕上げる方法
塗料って最終的に見える色は仕上げの色ですが、仕上げの色が鮮やかで明るい色に仕上げたい場合は上塗りの色だけでなく下塗りの下地の色に影響されやすいという事を覚えておいてほしいと思います。下塗りの重要性は塗装の基本ですが、下塗りをしっかりと白色で乾かしてからその上に上塗り材を塗って仕上げると、その色は想像以上に鮮やかできれいな仕上がりとなります。工場などでは安全色として手すりの黄色仕上げが多いですが、確実な下塗りがあっての上塗りを生かす仕上げ塗りですね。
コメント0件同じ色でも形状により雰囲気が変わる
よくあるのが屋根と破風の色を同じで仕上げる時、屋根のカラーベストや洋瓦の曲線に対して破風のフラットな表面とではまるで違って見えますね。形状だけでなく表面のオウトツだけでも雰囲気はかなり変わります。また、面積の大きさや太く塗る時と細い場所では別の色に見えます。同じ色で濃淡を付けて色の変化を付ける場合は塗る形状と塗るサイズに気を付けて決めないといけない場合がありますね。光の当たり具合でも変わりますよ。
コメント0件スプレー缶の塗装のコツ
スプレー缶塗装はホームセンターに売っているものですが、簡単に色がつくのでお手軽塗装ですが、塗装する場所によってはきれいに塗装できる場所とできない場所があります。例えばガレージの床にラインの塗装をするのと、外壁など壁面に塗装するのでは当然壁の方が塗料が垂れて汚れる確立は高いので難しいと思います。上手く吹き付けるコツは色が透けるほど薄く吹いては少し乾かしてまた吹いてをこまめに繰り返すと徐々に色がついて塗料垂れも心配ないでしょう。一度に厚付けは直ぐに垂れるので絶対にやめましょう。
コメント0件塗装でどうしても復活できない部分の対処法
何件も塗り替えをしていると、どうしても塗装で塗り替えても下地の状況(下地が傷み過ぎている)場合は下地からやり直す工事や傷んだ部分のみ補修するなど塗装がしっかりできるような下地作りをする事に重点をおいてみることもよくありますね。例題で言えば台風の影響を受けて屋根が飛んだり外壁が剝がれたりするということもありましたので上手に保護できるように対応しています。
コメント0件塩ビ管の塗装は意外と大丈夫です。
外壁塗装で樋や配管などの塩ビ管などは必ずというほど塗りますが、塗装できても密着力はどうか心配という方もたくさんいると思います。塩ビ管は外壁と同じ材料(水性塗料以外の弱溶剤系塗料)ならよっぽど大丈夫です。ただし、下地処理の砂や汚れをウエスで拭き取る事で特に水分・湿気がないようにきれいに拭いて乾かすと良いですね。塗料も弱溶剤系のできれば2液型塗料の方が付着力がいいと思います。
コメント0件ローラーで塗ると気泡が残るのは
塗装をする時に広い面積を塗る場合はローラーで塗ると早く均等に塗り広げる事ができますが、塗料の状態によっては濃さがそれぞれ違うので塗りやすいくらいに調整する必要があります。濃度の調整をしないで濃い状態でも塗る事はできますが塗った後を見てみると気泡が残るという事があります。その泡の残る状態というのは単純に塗料が濃すぎるためか、気温が高い場合や風が強く吹いている時など塗料の乾燥時間を早める条件では気泡が残る事が多いですね。
コメント0件水溶性塗料缶の保存注意点
水溶性の塗装はよくしますが、たまにしか使わない塗料は缶に錆が発生していることがあり塗料に混入して赤さび色っぽくなってしまいます。水溶性の塗料は基本的に缶から必要な分だけ出して塗りごろまで水を入れて薄め塗装します。その後、余った塗料を戻して保管します。ただ、この戻したときに薄めた水も入るので缶の内側はとても錆びやすくなると考えられます。水性塗料缶の中には缶の内側にビニールシートのようなものが貼って錆防止の保護がされているものもあります。
コメント0件鉄骨の塗装で湿度の高い日はできれば避けたい
湿度の高い日と言えば雨降りの日ですが、特に鉄骨の場合は素材の表面が結露しやすく、ひどい時は水滴が全体に広がって塗装することができない程ベタベタに濡れてしまう事もありますね。逆に風の強い日や乾燥している日は前日が雨が降って濡れていたとしてもすぐに乾くという特徴があり天候に左右されやすいです。素材の乾いたタイミングを見極めてそのタイミングで一気に塗り広げると密着不良など気にせずに安心施工ができます。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。