溶剤系よりも乾きが速く臭いも少ない水性系の外壁塗装はお勧めですね。
今は外壁塗装でも水性系の塗料の塗装工事はとても多いですね。外壁塗装の場合は臭いが気になるのが普通でしたが耐久性の強い水性系の塗料が出てから主流となっています。そのメリットは窓の養生をして塗装すると溶剤系では臭いが窓の隙間から入って室内が匂うというのが当たり前でしたが、水性系の塗料に変わってから臭いがほとんど気にならないのでとても作業しやすいですね。しかも塗装直後も乾きが速くこの時期でも10分もあれば手で触れても付着することなく乾いているので作業性抜群で安心して作業できますね。
コメント0件モルタル・コンクリート外壁塗装で失敗しやすい事。
モルタルとかコンクリート外壁塗装でやっとけばよかった事は下塗りとなる「目止め」作業です。目止めとは細かい穴や隙間を埋めて塗装の仕上がりをアップする事ですが、粒子の粗いモルタル系専用の下塗り材で塗装することにより表面が滑らかになりきれいに仕上がります。この下塗りをしないで上塗りだけ塗装するとコンクリート系ではひび割れ(ヘアークラック)などは埋まらないので仕上げてもそのままひび割れが出てしまいます。また、大きなひび割れはコーキングで先に埋めて補修しておきます。
コメント0件トタン屋根の錆は赤錆が見えるようになると劣化も早くなる
トタン系の屋根「波トタン・セッパン屋根・タテヒラ」などは比較的丈夫な素材でできているので簡単には劣化しませんが、20年を過ぎるとぽつぽつと錆が発生してきます。赤色の錆が出てくると意外と広がるのも早く1年もほったらかしにしてたら大変なことに・・・そんな現場もあったので屋根だけは早めに施工しておいた方がいいですね。
コメント0件玄関の柱だけは自分で塗りたいという方へ
自宅の玄関柱を塗りたいという方へアドバイスいたします。柱は上の方より下の方が雨に当たりやすく傷みやすいというパターンが多いのでサンドペーパーや電動のペーパーサンダーで表面が滑らかになるまで研磨して耐水性のある防虫剤を数回塗り重ねると長持ちします。また、弊社では昔から実績のあるキシラデコールを使用してますが、臭いが気になる方は水性系の塗料のガードラックなどありますので周囲をしっかりとシートで養生してから塗装するといいと思います。
コメント0件木板の塗装してから時間が経ち、木が乾燥して隙間が目立つように
木板の塗装(オイルステイン系の防虫塗装済み)をしてから1年経過して木がしっかりと乾燥してくると木が瘦せて合わせ部分の隙間が空いたりと最初の状態から変わってくることがあります。木板の張り方で木を鎧のように張る(鎧壁)でも木の乾燥で伸縮して合わせの部分も木の反りもあるので奥の方をのぞき込むと最初のころでは貼り合わせの所は塗れないので無塗装でしたが隙間が空くことにより気になってきます。また、塗装してない部分がどうしても気になるようでしたら再塗装するしかないですね。
コメント0件速乾塗料じゃなくても塗装した時にすぐに乾くワケ
塗装したものによって乾きが違いますが、空気が乾燥していると木でもコンクリートでも乾きはさらに早くなってきます。この時期は晴れの日が続くと空気の乾燥も強まり、塗装すると素材が吸うので塗ってもすぐ乾いてきます。代表的な素材は木材などで枕木などでは塗っても塗っても色がつかないで塗料を吸い上げるので予想していた塗料は倍以上使用することになり大変な思いをしたことがあります。その代わりに塗料をたくさん含んでいるので木材にとっては保護する力も強まり長持ちするでしょう。
コメント0件コーキングの打ち替えは目地深さがあるほど乾いた時に肉やせしやすい
弊社は伸縮性に実績のあるウレタン系を使用することが多く目地の打ち替えもたくさん使用しています。目地の深さも現場によって様々で浅い目地ではほとんど気になりませんが、深い目地の場合はたくさんの材料を使うので乾いた時に収縮してヘラで施工した面よりもへこんで見えます。これは深い目地以外にも幅の広い目地でも同じです。そしてコーキングがしっかりと乾いてからこの上に塗装して完成となります。
コメント0件稀に見ますが、屋根瓦がズレて下の軒天井が劣化する
昨年もありましたが「軒天井もついでに穴を塞いで直してほしい」という依頼を受けることがあります。天井に穴が開くという事はその原因は屋根の表面にあると考えられます。屋根に上がりその状態を見た所、瓦屋根がズレてその中の赤土が出ていたのでただ事ではないと確信しました。とにかく雨漏れの原因を突き止めて漏水対策として既設の瓦や赤土を降ろして中を見てから判断していくので難しい所ですが劣化した部分を取り除き修繕して元と同じように直していきます。状態により施工が難しいこともありますが、専門業者と取引をしているので確実に補修しています。
コメント0件室内を水性塗料で明るく仕上げる
室内のプラスターボードの塗装は艶消しの落ち着いた仕上げが定番ですが、室内で細かい作業をされるなど少しでも明るい環境にしたい場合は艶ありの塗装もお勧めです。水性塗料の艶あり塗装は溶剤系の塗料と違いドカ艶にならないのでいいですね。艶あり塗装は艶消しに比べて手あかがつきにくいので汚れにくく雑巾で拭き取りも可能なのでメンテナンスが楽ですね。
コメント0件トタンの塗り替えのサインは現場により様々で
ある現場ではトタンのサンブキ屋根が下からは見えないけど暫く塗ってないから見てほしいと依頼され確認しました。すると、表面が劣化してチョーキングの領域を超えて錆が全体に広がっている状態でした。施工方法によっては屋根の張り替えという選択肢もありますが、塗り替えと比べても施工価格も3倍ほど違ったのでしっかりとした下地処理や強力な2液型錆止めや上塗りで屋根をコーティングして錆を抑えた施工法で仕上げました。もちろん自身のプロ仕上げです。
トタン屋根 塗装前現状 トタン屋根 塗装完了 コメント0件カレンダー
最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。