住宅外部に関する相談や補修工事が増えています。
外壁塗装を中心に行っていますが、塗装工事以外にも屋根の瓦がずれたとか樋のつまりを見てほしいとか、高所の作業となるためご自身でやるには危険が伴います。最近ではスズメやツバメが軒裏の部分にくるので鳥よけ防止柵(トゲトゲ)を取り付けたり北面の階段のコケを除去したりと塗装工事についでに行っていた事が単品で依頼を受けたりしています。塗装工事というのは塗装する物をきれいに掃除しておいてから塗りますが、実際には塗装前にきれいに掃除する事の方が塗る事よりも大事なのでその部分がうまく活用できればと思っています。
コメント0件塗料の艶について(艶あり塗装仕上げ)
外壁塗料で上塗りした時に艶あり仕上げでも艶の感じがそれぞれ違う場合、もちろん塗料メーカーなどによっても違いますが、塗装方法によっても異なります。例えば鉄板の板に塗装するとき錆止めを1回塗って12時間乾燥させてから上塗りを塗装するとある程度予想したくらいの艶は出ますが、錆止めなしの上塗り1回だけの場合は半分くらいの艶しか出ません。それは下地(鉄板の板)の僅かな吸い込みによって塗料が光を反射するようなフラットな塗膜を形成せず吸い込みにより凹凸の仕上がりとなり光の反射率の低下が艶半減の原因です。艶をある程度出したいのなら1回塗り仕上げではなく錆止め+上塗りや錆止め+上塗り1回目+上塗り2回目など最低でも2回以上しっかりと乾かしてから塗り重ねると均等な艶のある仕上がりとなりますね。
コメント0件雪のため塗装工事は中止しました。
朝から現場に入り工事する予定でしたが、雪が降り始めてきたので塗装工事は中止することになりました。最新の塗料なので塗装工事は乾燥時間がやや伸びますが艶も通常通りきれいに仕上がりますし問題はありませんが、風で流れてきた雪が外壁に当たるとあまりよくないので無理せずに工事を進めるためあえて中断しました。この冬の時期ですので突然真冬の強い寒気が流れ込むこともありますが、寒い時もあれば少し暖かい日もあるので、そんな日を見つけて工事が進めればと思っています。
コメント0件曇り空の一日
今日の天気はよくわからない曇り空となりました。希望としてはもちろん晴れて欲しいと思いますがこの季節の微妙な感じで日が差さない分、とても寒かったです。今日の作業は外壁のトタンの上塗りで気温が上がらないという事もあり塗料の乾燥時間も遅くなり塗料が垂れないか心配でしたが速乾性の塗料なので問題なく施工できました。曇り空って微妙な天気で雨が降る確率も高く作業も中断となることがあるので、こまめに予報を見て見極めながらいつも作業しています。
コメント0件木に塗る防虫剤は思ったよりも臭いが強い
木に塗って保護する塗料で防虫・防腐効果のものは耐候性が強い分、臭いも強めです。外部塗装でよく使いますが、倉庫の中の柱なども防虫剤塗装する場合は有機溶剤中毒になりやすいので注意が必要です。とくに作業中は防毒マスクの着用と換気をするなど空気を入れ替えることで安全作業となります。また、狭い空間(犬小屋の中)などでは酸欠になりやすいので同じく送風機で空気を入れ替えます。窓枠なども木部の所は防虫塗装をすることが多いですが、窓から臭いが中へ入りやすいのでお客様にも作業する際は連絡してから作業しています。
コメント0件無垢板の魅力を活かしたい
木板の塗装をするのに板の木目をできるだけ活かした透明のニスのような塗装をお勧めしたいのですが、雨や紫外線の当たる外部のニス仕上げはやめたほうがいいと思います。何故なら外の影響(雨・紫外線)を受けると時間が経つにつれ白く変色してしまうからです。変色だけでなくパリパリと剥がれが起きたりするので厄介です。外部の木板の初めての塗装は塗っても剝がれの原因となる塗膜を作らない浸透型の防虫剤や着色剤を塗装した方がいいですね。
コメント0件雨上がりで日あたりもよく塗装日和
今日は昨日の雨天から一変、とてもよく晴れましたね。寒かった朝方から急激に気温が上昇して動きやすく感じました。これからの時期は暖かくなっていくので塗装工事も忙しくなりますが、一つ一つ思いを込めて塗装を仕上げているので塗装後も「劣化していた所はどうなっているのか」とか「傷みが進んでいないか」などふと思い返してしまいます。劣化した場所もそのままにせず再施工や対策など考えて工事しているのでよっぽど大丈夫ですが、職人ですのでそれでも気になってしまいますね。
コメント0件無塗装の木の汚れを洗う
木の自然に汚れた部分は雨などで木が濡れて乾いてを繰り返しシミとなって残ってしまいます。玄関柱や破風板など汚れる場所の定番ですが、洗い方によっても簡単な方法から難しい方方まであり仕上がりや金額も異なります。しみ抜き材や漂白剤を使って洗う方法は大変ではありますが、木の表面を比較的に傷めず洗う事ができて乾燥すれば以前のような明るい感じに仕上がります。
コメント0件雨の日の鉄骨塗装は不向き
雨の降る日に内部の鉄骨塗装をしようと思いましたが塗装することは無理でした。それはなぜかというと、外の天気が雨の場合、パラパラなどの小雨の時はまだ大丈夫ですが、ザザ降りの時は内部の鉄骨でも湿気をまとい易くベタベタに濡れてしまいます。簡単に言えば鉄骨類・鉄板などは雨天の工事では表面が結露して塗装できません。ので、内部と言えども晴れの乾燥している時に塗装することが重要です。
コメント0件鉄骨の錆が広がると錆止めの効力も低下する
鉄骨や鉄部の塗装で心配されるのは「現在の錆の発生状況」です。錆が出ていたら錆止めを塗ってから上塗りをすれば大丈夫。という事はなく、錆が少し出ていたら錆止めで錆が止まるかもしれませんが、錆が大きく広がっている状態ではただ錆止めを塗っただけでは錆を止めることはできません。錆を抑える方法は様々ですが、効率よく錆びを抑えるには下地処理(ペーパーやワイヤブラシなどによる錆落とし)と錆止め前に塗る錆固定剤塗りや錆止め材でも強力な2液型錆止め塗装や錆止めをしっかり乾かしてからの上塗り(上塗り材も2液型)塗装など、塗装工事は同じところを何度も乾かして塗りを繰り返します。何度も塗る事で錆の再発を抑えたり空気や水などの錆の進行を遮断させることでより長持ちさせることにつながります。
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最近のコメント
- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。