木目を美しく出すにはペーパーなどの下地処理がとても大事。
木部のオイルステイン塗装や防虫剤などを塗って木の保護をしますが、保護だけではなく木の木目など見た目も大事ですよね。せっかく塗り替えるならペーパー処理がとても大事な作業ですので手間を惜しまず時間をかけて仕上げたいですね。ペーパーは粒度など種類があり目の粗いものから細かいものまでたくさん種類がありますが、最初は粗めのもので大雑把に削り落として徐々に細かい番手に変えていきます。表面がきれいになってくると手で触ってみてもサラサラで塗装してもきれいに仕上がります。
玄関柱防虫剤塗装仕上げ 破風板防虫剤塗装仕上げ コメント0件冬の塗装は長持ちするからおススメです。
冬の塗装のイメージは「とにかく気温が低くて乾かない」とか思いますが、実際にいつも作業している僕たちは「冬は空気が乾燥しているので乾きが早いのと翌日までには芯までしっかりと乾くので中塗りや上塗りが塗りやすく作業性が良いのが特徴です。冬に塗装したところの現場を見て回っても寒さにより劣化している事もなくシリコン塗装した10年経過の現場を見てもまだ艶が残っているので塗膜の状態も良いことが分かっています。塗装する時の環境が冬でも重要なのは「湿度が低い」という事が大事です。
コメント0件コーキングの劣化が外壁の塗り替えのサイン
外壁塗装でよく見るのがサイデイング外壁ですが、最近ではパット見た目ではサイディングと分からないような模様の外壁もよく見かけます。塗り替え希望の方の外壁を見てもまだ劣化してないように感じることもありますが、目地のコーキング状況や建物年数など見直してみるとやっぱりコーキングの「縦シワ」や「亀裂で起こる目地の隙間」などはどうしても生じてきます。目地のコーキングの状態は外壁が普段から紫外線や雨などの自然環境を受けているので劣化状況を正直に伝えてくれる場所だと思います。
コメント0件鉄骨に塗る塗料は水性がいいのか、油性がいいのか?
鉄骨塗装の塗り替えで水性塗料と油性塗料で塗るとしたら油性塗料をとりあえず選択します。なぜなら鉄骨は時間の経過とともにどうしても錆びてくるので錆を防止するために油性塗料を選びます。しかし、条件付きで水性塗料を塗る事もあります。それは「内部鉄骨」で「湿気を帯びにくい環境の場合」のみです。内部鉄骨で錆が出てない状態なら水性塗料はいいと考えています。塗装しても早く乾きますし、内部での塗装では臭いが気になりますが水性塗料はほとんど臭いが無いので作業性も抜群ですね。
コメント0件防虫剤塗装は塗料の粘度が低いのでとても周囲に飛散しやすい
ベランダの塗装で2F部分のみ木製で防虫剤を塗装するのに囲いとなる足場がないと心配です。囲いを設置しないと高圧洗浄やペーパー処理・塗装などの作業が難しくなるからです。塗装の面でも防虫剤塗装は普通の塗料と比べて粘りが弱く少しの作業でも飛散しますし、ベランダの裏側を塗る時に刷毛を上向きに向けるので通常よりも塗料垂れが多くなりそれだけでも周囲の飛散は増えます。囲い足場は養生シートを固定するのに必要になるのでとても大事な役割です。
コメント0件外壁のオウトツや目地の深さによっても塗料の使用量や手間も余分にかかる事も
外壁の見積もりに行くとパット見た目でも分かるように表面がフラットなのかオウトツがあるのかすぐにわかると思いますが、当然フラットの方が作業効率は良いですよね。外壁の見積もりも同じように簡単に仕上がる所と目地の溝が深くて刷毛塗りで少しづつ仕上げていくのでは手間がかかる分は少し高くなるのが普通です。手間以外に材料も余分に必要となるので常に余裕を持って準備して作業にあたっています。
コメント0件ローラー塗りをすると泡が出てしまうトラブル
ローラー塗りは簡単に塗り広げられる道具ですが、使い方を間違えると塗装の仕上がりに影響が出ます。よくある問題は「泡が立ち塗装が乾いてきても泡の模様が残る」という事です。ローラー塗装して泡が出る原因は単純に「塗料が濃い」時によく見られます。これは水性塗料よりも溶剤系のペンキで見られますが、塗料が濃い時は塗料の粘りも強いのでローラーを転がしたときに空気を含み泡ができたときも粘りが強い事で泡が弾けて消えにくいという事が考えられます。泡が出るのは仕方ないですが泡が立ちにくくなるまで塗料を薄めると塗った時は泡が出てもすぐに弾けて次第に消えていくと思います。
コメント0件コンクリートから水が出てくる所は塗装してもすぐに剝がれるが対処法も。
度々見ることがありますが、外部のコンクリート面の塗装をする時に表面が濡れていていつまでも乾かない部分があったり白い石灰石のような鍾乳洞(エフロレッセンス)みたいな部分があったりしますが、この部分は塗装しても塗料が密着しないですぐに剝がれてしまいます。いわゆる常に水で濡れている状態ですね。エフロレッセンスの部分も中から水が出てくるので密着しません。こんな時は水がどこから入ってくるのか探したり、別の場所に排水用の小さな穴をあけるなど対策すると塗装できるかもしれません。
コメント1件外壁の吹付け仕上げ面を塗り替える時に必要となるのが下塗り材
外壁の塗り替えと言っても塗り替える素材もコンクリートなのかサイディング・トタン・ALCなのかによっても下塗り材は変わりますが、その下地に何か吹付など模様がある場合はさらに考えなくてはいけないのでそれに適応した数ある下塗り材から選んでベストマッチした材料で施工しています。時にはその吹付けしてある材料が砂状のザラザラしたリシン壁だと普通に塗るよりもその砂の面だと塗料を吸着しやすいため思った以上に塗料が余分に必要になったり塗る手間も余分にかかるなど予想外となることがあるのでそのことも踏まえて施工しています。
コメント0件乾きが比較的に早い素材のケイカル板でも再塗装した時になぜ乾きが遅い?
塗装した時に感じる塗装面がすぐに乾いてくる「差剤が塗料を吸い込む吸い込みの激しい」素材があるので塗り替え時にはそのことを踏まえて余分に色調合して塗装していますが、その素材の中にも塗料を吸い込まない素材に時々遭遇します。それは最初の新築時に塗料を吸わせてしっかりと塗装してある家と表面だけサッと塗って仕上げてある家が存在しているという事です。しっかり塗ってある家は年数が経った家でも埃などの汚れも付着しにくいのできれいな状態をキープしていますが簡単にサッと塗ってある方は塗料の吸い込みも収まっていないので風などで舞い上がった埃なども吸い上げて付着しやすく汚れが目立ちやすいと考えられます。
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- コンクリートブロックなどの塗装もよくしますが、塗り替えの場合でブロック花壇の塗装があります。ブロック塀の花壇は見える部分の外側を塗装しますが、花壇なので雨も入るし水撒きもします。常に濡れている状態が続くので中から水分が蒸発しようと外側に水分が出てきて塗装の面を押し上げて剝がれるという事もよくありました。花壇の塗装をする時には水分を通過できる塗料(透湿性)を使用するなど剥がれにくい塗料をお勧めします。
- サイデイング外壁のクリア仕上げは模様面に釘が撃ち込まれていることもあり、その釘頭が壁色にタッチアップされて変色しているので、その部分は予め補修して埋めておくかクリア仕上げした後に補修するか悩みますが、実際には最終的に透明を塗ると外壁の色も少し濃くなるなど変化するので先に色を調合してタッチアップ塗りをするのは難しいのではと思います。
- コーキング目地も同じで、きれいな状態になるように仕上げています。きれいな表面に仕上げるにはコーキングの癖「コーキングを出してからどのくらいで表面が乾いてくるのか?コーキング打設後に目地のマスキングテープはどのタイミングで取ったらいいのか。全ては早め早めに処理することが大事でコーキングをコントロールするには相当難しいのですが、今までの経験を生かしてどの季節でもきれいに仕上がるように調整して作業しています。
- コケの除去剤を実際に使用してみましたが、コケにかけてすぐに枯れるというものではなく数日間かけてゆっくり効いてくるみたいです。また、コケ以外にもカビの発生の多いので、塀など高圧洗浄で洗えるなら洗い流した方が早いと感じました。
- 塗装仕上げの基本は「速く均等に塗り広げる」事が重要で、樋の部分では繋ぎ目までを通しで塗り広げることで艶も均等な仕上がりとなるので、途中で手を止めないように気を付けて仕上げています。
- 弊社ではサイディング外壁も臭いの少ない水溶性塗料を使用することが多く耐久性に優れた塗膜と汚れにくい低汚染型の塗料(関西ペイント・トウペ)を使用しています。もちろん艶あり塗料と艶消し塗料があり、水弾き重視では艶あり塗料を推奨、和風の日本作りのお宅では艶消し塗料の落ち着いた空間作りなどお勧めしています。
- 古くなった屋根材(波板)は手で触ってみると分かりますがとても脆く少し手で押さえただけでもパリッとひび割れが出ることがあります。この場合は屋根の寿命なので台風が近づくこの季節は早めに取り換える事をお勧めします。強風で隣接お宅に飛んでいくとご迷惑おおかけしてしまう事もあるので早めの対応をお願いいたします。
- 厚膜塗装仕上げ通常よりも塗膜が分厚い分、施工単価も高くなりますが、耐久性が強いので車の駐車スペースやリフト走行などもできて硬い仕上がりとなります。
- 普段は雨の予想が出ている場合は塗装以外の養生(ビニール貼り)や清掃や下地処理など雨がいつ降っても大丈夫のように体制を整えてます。
- 屋根塗装の場合はある程度材料をまとめて練り合わせる(2液型塗料)ので、材料の効果反応を少しでも抑えるために材料は日陰に置くなど保管場所も考えて作業しています。